慎也の『プロファイリング』
事件の舞台設定に『芸』が無い
今回の2件からは『歪んだユーモア』や『メッセージ性』も感じない
美しく悪魔的で芸術作品のようだが・・・何かが致命的に欠けている・・・
『オリジナリティ』
こんな手間をかけた殺しなのに・・・犯人の主張が薄い
少なくとも俺には感じられない
2012年秋アニメ私的注目度2位『PSYCHO-PASS サイコパス』
第8話『あとは、沈黙』レビュー!
『ノイタミナ枠』オリジナルアニメです!
製作スタッフ
総監督 : 本広克行
監督 : 塩谷直義
シリーズ構成・脚本 : 虚淵玄
シリーズ構成・脚本 : 虚淵玄
キャラ原案 : 天野明
制作 : プロダクション I.G
音楽 : 菅野祐悟
音楽 : 菅野祐悟
OP : abnormalize (凛として時雨)
ED : 名前のない怪物 (EGOIST)
ED : 名前のない怪物 (EGOIST)
キャスト
狡噛慎也 : 関智一
常守朱 : 花澤香菜
宜野座伸元 : 野島健児
征陸智己 : 有本欽隆
征陸智己 : 有本欽隆
縢秀星 : 石田彰
六合塚弥生 : 伊藤静
唐之杜志恩 : 沢城みゆき
唐之杜志恩 : 沢城みゆき
槙島聖護 : 櫻井孝宏
この作品は何といっても・・・
『踊る大捜査線』の『監督:本広克行・音楽:菅野祐悟』
『魔法少女まどか☆マギカ・Fate/Zero』の『脚本:虚淵玄』
『家庭教師ヒットマンREBORN!』の『作者:天野明』
と・・・『普通のアニメ』では組まないであろう異色のスタッフコラボに期待が高まります!
『攻殻機動隊』でおなじみのプロダクションIGが製作で、どんな展開になるのか楽しみにしてました
で、8話は慎也が『監視官』だった頃に起きた同僚の惨殺事件と類似する2つの事件の続きですが・・・
犯人の『瑠華子』が同じ学園の生徒を殺害した動機が明かされ・・・
『全寮制女子学校』の教育方針に不満を持っていたからのようです・・・
時代錯誤の『古き良き伝統』に縛りつけらる学校への『反抗』のようですね
その頃2つ続けて同じ学園での被害者が出たため、伸元達がは重点的に学園を調べることとなりますが・・・
待機を命じられている慎也は冒頭のように『プロファイリング』をして犯人を絞り込み・・・
犯罪指数の高い人が隔離されている施設で犯人の思考に近い人間に接触し、学園内の『瑠華子』を導き出します
深い洞察ですね・・・これで犯人が特定されました
そして瑠華子は警察に捕まらないように逃げますが・・・
最後は仲間に『トカゲの尻尾切り』のようにあっけなく『殺害』されてしまいます・・・
瑠華子に見切りをつける黒幕・・・
さて、8話は『瑠華子』が引き起こす事件の結末でしたが・・・
結局殺した『瑠華子』も殺されてしまい・・・真相は闇の中に消えてしまいました・・・
『サイコパス』システムの弊害と、それを利用して犯罪を起こされていることが描かれましたね
あと前回も書きましたが以前『虚淵玄さん特集』で・・・
『Fate/Zero』など『刺激物』として他のアニメとは一線を画す作品にしたかったといってましたが・・・今回の『サイコパス』も同じだと思いました!
虚淵さんらしい作品だと思いました
いろいろと考えさせられる内容でもあり・・・今後が気になる作品です!
最後は慎也が犯人の標的になったようですし・・・
オリジナル作品らしい『先の見えない展開』なので期待してます
ではまた!
おまけ
改めてやっぱりブッチーの脚本は面白いなぁ・・・
と改めて実感しました・・・現在にも通じる社会システムの『矛盾』が描かれてますね
終始引き込まれました・・・
放送前に参加した試写会では2話も見ましたが本広克行さんが総監督で参加しているだけあり・・・
『踊る大捜査線』でも描かれる『立場の違う人間との葛藤』がさらにキャラを引き立てます!
これが2クール続くと思うと・・・嬉しすぎます!
あと試写会では本広克行監督や脚本の虚淵さんや声優陣が出てきて『終始和やか』な中で作品を語ってくれましたが・・・
何といっても虚淵さんと本広総監督が語ってくれた『IGの金字塔』である『攻殻とパトレイバー』の良さは生かしつつ・・・
前者の作品にある激しいガンアクションは避けようという言葉が印象的でした!
そうした人気作品とは『違う角度』でアプローチしていくというのが面白いアイデアだと感心しました!
『踊る大捜査線』でもBGMを担当した菅野祐悟さんの曲も映像とマッチして良い曲ですし・・・
久々の『王道オリジナル作品』になりそうでワクワクしてます!
今後の展開もメチャクチャ楽しみです♪
リンク集
Mr.Tのツイッター
連続小説「Rush In!」
麻枝さん&「Angel Beats!」関連
Liaさん関連