今回は乃々香が母の墓参りに行く回でしたが、乃々香は母から教わった『笑顔』がきっかけで柚季もこはるも汐音も繋がりが持てたんですね…
そしてその母を亡くした悲しみを忘れるために、幼少期の思い出を全て捨て去った乃々香ですが、その幼少期の友人だった柚季やこはるに支えられて『本当の意味で母との別れ』ができた…深いシナリオですね…
あと乃々香の母の存在が乃々香と汐音との関係修復の鍵になりそうですし、『物語に深み』を持たせるシナリオ作りはさすが久弥さんだと思いましたし胸にグッとくる話でした
私的注目度5位: 天体のメソッド 7話レビュー
キャスト
古宮乃々香:夏川椎菜
水坂柚季:豊崎愛生
椎原こはる:佳村はるか
戸川汐音:小松未可子
戸川汐音:小松未可子
ノエル:水瀬いのり
水坂湊太:石川界人
スタッフ
監督:迫井政行
監督:迫井政行
原案・脚本:久弥直樹
キャラ原案:QP:flapper
キャラデザ・総作監:秋谷有紀恵
キャラデザ・総作監:秋谷有紀恵
アニメ制作:Studio 3Hz
ゲーム会社『Key』のシナリオライターとして『麻枝准』さんと双璧をなした『久弥直樹』さんが『sola』以来の久しぶりにアニメ作品に参加されるということで期待の作品です!
Kanonなどの名作に関わった久弥さんですが、solaも非常に情緒的で良かったですし期待です!
麻枝さん、虚淵さん、田中ロミオさんとゲームシナリオライター出身者がアニメ作品で活躍されていますので久弥さんにも期待です
早速レビューですが前回ラストで乃々香が父に『お願い』をしましたが、それが『母のお墓参り』だったことが判明
そしてお墓参りは乃々香と柚季とこはるの3人で行くことに
ノエルは怪獣を壊したことで居残り、汐音は『別の用事』があり一緒に来ません
その後、乃々香の母が眠る墓に乃々香達が着きますが、乃々香が水を汲みに行く間、柚季とこはるは汐音が『乃々香の母の墓』に花を手向けているのを見かけ…
『昔みたいに乃々香と話をして見れば?』と乃々香との対話を促しますが何も言わずに去る汐音…
汐音はまだ乃々香を『赦せない』ようです…
一方入れ違いで戻ってきた乃々香は、去った汐音に大声で『今夜湖で星を見る』ことを伝え…
乃々香は柚季達に汐音とは幼少時『乃々香の母が繋いだ縁』で仲良くなったことを明かします…
だからその恩もあって汐音は乃々香の母の墓参りにきていたんですね…
汐音のように揺れ動く心を持つ少女を出して物語を展開させるのは久弥さんらしいですね
そして乃々香は『母を失った辛さ』を忘れるために『楽しかった幼少時の思い出を全て忘れる』ことで気持ちを整理たことを柚季達に伝え、そのことで『戻ってきたときに思いを伝えられなかった』ことを謝罪した上で…
今まで『母の死を受け止めること』から逃げていた乃々香はが、柚季とこはるの助けもあってやっと『本当の意味での母との別れ』をすることができました…
4話で柚季が乃々香に助けられて兄の湊太と仲直りできたこともあり『支えあう』気持ちが出ていて良かったです
最後は乃々香達が地元に戻りますが、壊れた怪獣を『湊太とノエル』が修復してくれたことに、怪獣に思いいれのあったこはるは感謝し…
乃々香は初めて汐音と会ったベンチに向かいますがはノエル経由で『一緒に流星群を見たかった』と汐音が言っていたことを知ったところで終了…
汐音が心を開きだす流れでしたが、それでもまだ壁がある状況…辛いですね…
そして特殊EDでしたが余韻があってよかったです
さて今回は乃々香と汐音達の出会いの話で、乃々香の母が皆との縁を作ったことが分かりましたが、だからこそ汐音の心の闇は深そうですね…
あと今回は前回に続き絵コンテに『島津裕行』さんが起用されましたが乃々香達の心情を上手く表していたと思います!さすがですね!
島津さんの絵コンテはキャラの動かし方に『独特なセンス』があって素晴らしいんですよね!今後も期待しています!
そしてこれで7話終了ですが、今後の流れとしては『汐音』との関係修復と、最後に控える『ノエルの立場』が気になります
今のところノエルの役回りは『乃々香と汐音のパイプ役』ですが、その役割が終わった後にどうなるんですかね
王道でいえば『あの花』のめんまや『sola』の四方茉莉のように『消える』んだと思いますが、そこを久弥さんがどういう風にまとめてくるのか興味深いです
ではまた!
おまけ
そうえいばED『星屑のインターリュード』が発売されています!
Mr.Tも買いましたが、TVサイズでも素晴らしいですが、フルで聞くとさらに良いですね!
fhanaの曲は本当にいいですね!歌詞も素晴らしいですし心に響きます…
ちなみにEDのアニメを作られた方は江畑諒真さんで…
ちょうどヤマノススメでも1人原画をしていましたが、この作品でも絵コンテ・演出・作画監督・原画とマルチな才能です!
特にノエルのこの笑顔は今年No.1のヒットと言っていいほど最高です!
島津さんにも江畑さんも共通することとしては『キャラの重心移動が見える』のが特徴的だと思います!だから『キャラが生き生きして実写のような動き』に見えるんですよね
あとfhanaですが『ウィッチクラフトワークス』のOPもそうでしたが良曲が多いですね!
やっぱり良作には良曲が欠かせないのを改めて感じました!
ヴォーカルはtowanaさんですが澄んだ声の中にも力強さがあって素晴らしい歌手ですね
ちなみにfhanaは来年2月4日に1stアルバムを出し…
3月1日にライブを開催するようで楽しみです!
CDには購入者特典としてライブ先行予約が出来るようですのでファンの方は是非とも買ってみてください!