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【アニメ聖地が集結】『第2回アニ玉祭(アニメ・マンガまつりin埼玉)』レビュー(物販やラッピングバスを見たり、『アニメ・マンガの聖地サミット』に参加したりと非常に有意義でした)

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今日は『第2回アニ玉祭(アニメ・マンガまつりin埼玉)』レビュー
 
11、12日と2日間さいたま市のソニックシティで行われます
  
地元でこうしたアニメのお祭りが開催されるのは嬉しいです!
 
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今回は物販やラッピングバスの展示が行われていまして、まずは『ヤマノススメ』ラッピングバスを見学!
 
特番でも井口さん達が乗っていましたがかなり凝っているのが直に感じられて良かったです!
 
車内も作品に関連する写真があったりとヤマノススメファンにはたまらないバスですね!
 
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その後は物販会場へ行きまして、アニメの舞台となった秩父や飯能のブースを見てきました!
 
各ブースとも作品にまつわる商品が販売されていました!
  
いろいろ見てみましたが各地域とも『アニメとのコラボ』が上手くいっているのが良く分かりました 
 
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絵馬にはキャストの方々のコメントが載っていました!
 
 
 
 
 
そして物販も終わり13時からは『アニメ・マンガの聖地サミット』に参加してきました
 
埼玉にゆかりのある作品紹介や、聖地として有名になった地域の方々の話を聞ける機会だったので楽しみにしてました
 
会場には大勢の方がいまして、関心の高さが伺えました
 
 
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さて13時になりまず第一部の『埼玉のゆかりのあるアニメ・マンガ作品』の紹介が始まりまして…
 
タレントの小新井さん、北海道大学の山村教授、神川町の島田副町長が、ランキング形式で各自発表します!
 
です
 
 
 
 
 
 
小新井さんのランキング
  
 
 
 
1位  らき☆すた(鷲宮)
2位  ジュエルペット・きらデコッ!(大宮)
3位  おおきく振りかぶって(浦和)
4位  クレヨンしんちゃん(春日部)
5位  トライブクルクル(埼玉)
 
 
 
 
と、やっぱりらき☆すたが1位でした!
 
3位のおお振りは放送後、モデルとなった浦和西高校の倍率が上がったとのことでアニメの影響が強いことが見えたようです(ちなみにエースをねらえ!も浦和西高校がモデルのようです)
 
あと『銀の匙』の影響で北海道の酪農高校の倍率も上がったようです
 
  
 
 
山村教授のランキング
 
 
1位  ルパン三世・カリオストロの城(埼玉)
2位  かってに改蔵(埼玉)
3位  となりのトトロ(狭山)
4位  翔んで埼玉(埼玉)
5位  枯野の宿(羽生)
 
 
 
 
と、カリオストロの城が一位!銭形警部の埼玉県警を率いていたのが印象的だったとのこと!
 
トトロは狭山丘陵がモデルとなっていますが宮崎駿監督『作品のモデルとなった場所を特定させる』のは珍しいとのことで、名前を特定することで狭山の自然を守りたいという願いがあったそうです
 
あと翔んで埼玉は『埼玉ネタ』が豊富のようで機会があれば見てみたいですw
(紹介された作中の『埼玉県民は西友に行け』というネタは笑えましたw
 
 
 
 
 
 
 
島田副町長のランキング
 
 
 
1位  あの花(秩父)
2位  クレヨンしんちゃん(春日部)
3位  ほしのこえ(埼玉)
4位  ルパン三世&ウルトラマン(埼玉)
5位  瀬戸の花嫁(埼玉)
 
 
 
 
 
とのことで、あの花が1位に!元々あの花の製作行政担当として関わっていたものの、放送直前に別部門へ異動になったことを悔しがっていました^^;
 
あとクレヨンしんちゃんは世界中で放送されていてスペインでも人気があり、スペインで日本の行きたい場所のランキングで『1位京都、2位東京、3位春日部』となったそうです
 
オバマ大統領よりしんちゃんのほうが世界では知名度が高いそうでワールドワイドですね!
 
あと『新海誠監督』は埼玉に住んでいたことがあるらしく、作品に埼玉の描写が出てくるのはその影響ではないかとのことです(秒速5センチでも埼玉出てましたね)
 
 
 
 
 
そんな感じで第一部終了!
 
3人が会場から退場すると会場から大きな拍手で起きました
 
普段聞けないような話題を聞けて新しい発見が出来ました
 
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そして第2部『アニメ舞台地の現状』として
 
 
 
茨城県大洗町・常盤さん: ガルパン(上野から特急を使い85分)
 
 
久喜市鷲宮・島田さん : らき☆すた(大宮から40分) 
 
 
富山県南砺市・山口さん : 恋旅・true tears(H27.3 北陸新幹線が開通後、東京から高岡経由で140分)
 
 
埼玉県秩父市・中島さん : あの花(池袋から特急を使い80分) 
 
 
 
という『大成功の聖地』から来た皆さんの作品作りの裏側を聞くことが出来ました
 
大洗の常盤さんはとんかつ屋さんと言ったほうが分かりやすいかな?
 
 
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まずは『放送後の街の反応』について4人が話しますが
 
 
 
南砺・山口さん : trur tears
 
富山でtrue tearsが放送されていなかったので、いきなり人が一杯来てビックリした。TV放送開始までP.A.WORKSが南砺にあることを知っている街の人は少なかった。
 
そして看板などを撮るアニメファンのマナーが良く地元の人たちに受け入れられたのも大きかった
 
 
 
大洗・常盤さん : ガルパン
 
放送が始まったとき放送局が『東京MX』で大洗で見れず、BS11やバンダイHPから見れるが年配の人が多く、見る手法が限られていたので街の反応を心配した。
 
ただ元々サーフィンの町で、商店街を水着で歩くような場所だったので、最初ガルパンファンは『軍服』の人もいたが、そうした水着の免疫があったので商店街の人は軍服でも普通に受け入れられる下地があった
 
戦車に目が行きがちのため、役所への説明も『戦車がボール』みたいなもので乙女が嗜むスポーツですと言って理解してもらった
 
 
 
秩父・中島さん : あの花
 
フジテレビ系列で全国ネットだったが、町の中心の年配の人は22時には寝てしまうのでノイタミナまで起きておらず、市民の反応はほとんどなかった。
 
ただ2011年の震災後に放送になったため、一般の観光客は震災後に秩父へ来ない状況の中、逆にあの花を見た若い人たちが秩父に来るようになったことで街の人たちが一目置くようになった
 
あと秩父は元々お祭りが盛んのため、イベントが受け入れられやすい下地があった
 
 
 
鷲宮・島田さん : らき☆すた
 
アニメの放送後に聖地巡礼が起きていることに地元の人がビックリした
 
まだ聖地巡礼というものがそれほど盛んではない状況で、アニメファンというと『いろいろ問題があるのではないか?』という誤解を持っている人たちがいた
 
ただ幸いにも町のお偉いさんがアニメに理解がある人だったことで、そういう誤解を解いて回ってくれたり、鷲宮に訪れるアニメファンのマナーが良いので地元の人たちの心象が変わって好意的になった
 
 
 
 
と、各地さまざまな反応があったようですが、4名共通することとしては『ファンのマナーが良かった』『放送後にこれほど反響が起きるとは思わなかった』というのが印象的でした
 
やっぱり最後は『人』ですので、アニメファンが聖地を大切にすることや、マナーが良いというのは聖地巡礼の成功と地元の方の理解のためには欠かせないことだと再認識しました
 
 
 
 
 
 
 
そして『潮目が変わった』こととして
 
 
秩父・中島さん : あの花
 
龍勢祭りに『あの花の龍勢』を上げようと実行委員会で話し合われたが、伝統ある龍勢祭りで特別扱いできないということで『上げる順番』をくじで決めたが、一番盛り上がる『13時』をあの花が奇跡的に引きあて、会場もファンが大勢来て盛り上がったことで、次年度は『あの花に13時の枠を取る』という話になった
 
8万人から11万人と3万人増えたのは『あの花効果』で、だからこファンとスタッフは『もちつもたれつ』の関係なんだと思う
 
 
 
鷲宮・島田さん : らき☆すた
 
伝統の土師祭で、それまで見るものだったが、らき☆すた神輿で『参加するもの』に変わってから大きな盛り上がりを見せた。
 
最初は掛け声も恥ずかしそうにしていたが、掛け声が『らき☆すた風』になった瞬間に大変な盛り上がりになった
 
鷲宮のコンセプトはそうした祭りに参加することで『主役になれる街』
 
 
 
 
南砺・山口さん : trur tears、恋旅
 
true tearsは意図的に行政や街は参加していなかった。恋旅では『後編を見るために南砺に来てください』という形式になっていて、舞台を巡って楽しんでもらう趣向になっている。
 
見るだけでは『良い作品だったね』で終わってしまうが、実際に来てもらうことで実際に舞台を感じて欲しい。南砺は首都圏や京阪から遠いからこそ、来てくれたときに楽しんでもらうようにしたい
 
 
 
大洗・常盤さん : ガルパン 
 
放送前はどれくらいの規模になるのかわからないためコソコソ準備をやっていた。ただあんこう祭で大勢の人が集まったことで手ごたえを掴んだ。
 
町の人たちはキャラを良く知らないのでパネルをバンビジュにお願いして作ってもらい、お店において名前を知ってもらうところからスタートした。ただ店に来るガルパンファンがお店の人にキャラのことを説明してくれることも助かった
 
ほしいもを食べる会長のパネルのお店は水産店だが、キャラの影響でほしいもを置くようになったりと変化がでている
 
缶バッチは業者に頼んで大量生産するのではなく手作りで作っている。今や20万個製造しており、その収益をまた町に還元できるのも良い循環になっている
 
 
 
と、各地『手ごたえ』を掴んだのはいろいろな場面のようですが、秩父の話は非常に感動的でしたし、13時のくじを引いたのも『運命』だったのかもですね 
  
南砺の『遠いからこそできること』や大洗の『ファンとお店の人の親睦』でいろいろ変化が起きることも非常に興味深かったです
 
 
 
 
 
 
 
そして最後は『聖地に方程式なし』という言葉と『ファンの心を掴むための何かとは?』という最後の問いに対し…
  
南砺・山口さん : trur tears、恋旅
 
『地域が温かくファンを迎える体制作り、おもてなしの心』が大切で、ファンには地域を好きになってほしい
 
大洗・常盤さん : ガルパン 
 
『遊びの心』が大切だと思う。遊びとは楽しむことで、ファンも町の人も楽しむことが大事だと思う
 
 
秩父・中島さん : あの花
 
『ファン・制作会社・地元』という三角関係が大切でファンには秩父を好きになってほしいし、あの花スタッフで秩父を舞台にした新しいアニメを作ると言う話なので、また盛り上げていきたい
 
 
鷲宮・島田さん : らき☆すた
 
ファンと地元の『WINーWIN』の関係が大切。鷲宮に行けば充実した気分になれると思ってもらえると嬉しい
 
 
 
という『聖地が出来あがる上での大切な考え方』を皆さんが言われ、時間になり対談終了!
 
終了後は会場から大きな拍手で起きました
 
普段聞けないような話題を聞けて最高でした!
 
 
 
 
 
 
さて今回は皆さんの熱いトークが聞けて大満足でした!
 
非常に有意義な祭で最高でした!明日も開催されていますので是非とも多くの方に参加して欲しいです
 
今後もこういうイベントにどんどん参加したいと思います!
 
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ではまた!
 
 
 
 
おまけ
 
 
 
 
ちなみに今日の戦利品ですが、主にポスター類でした!
 
今回の祭りとコラボした秩父と飯能のポスターと飯能のヤマノススメのポスターは買えて良かったです!
 
埼玉とゆかりのある作品ですのでこれからも応援していきます!
 
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あと今日一番ビックリしたのが来年4月にテレ玉『浦和の調神社』にまつわるアニメを放送するとのことです!
 
『調神社』は狛犬ではなく狛兎がいることで有名ですがどんな作品になるのか気になります!
 
ツキが上がる神社としても有名ですので期待したいと思います
 
 
 
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