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【オリジナル作品の醍醐味】『結城友奈は勇者である』第11話感想(10,11話と神懸ってきました!今後の展開が気になる久しぶりに『熱いオリジナル作品』になりました)

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今回は東郷が自らが犠牲になりバーテックスを利用して『神樹を破壊』し皆を助けようとしますが、友奈が覚醒し、誰一人欠けることなく全員助けることを誓う話でしたが…
 
夏凜が大赦側の立場を捨て『体の機能を失うことを承知』の上で『仲間の為に身命を賭して敵と戦う』シーンは胸が熱くなりましたし、一気に盛り上がってきました
 
10,11話と神懸ってきました!今後の展開が気になる久しぶりに熱いオリジナル作品になりました
 
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キャスト
結城友奈:照井春佳
東郷美森:三森すずこ
犬吠埼風:内山夕実
犬吠埼樹:黒沢ともよ

スタッフ
原作:Project 2H
企画原案:タカヒロ、監督:岸誠二
シリーズ構成:上江洲誠
キャラデザ原案:BUNBUN
アニメキャラデザ・総作画監督:酒井孝裕
アニメ制作:Studio五組
 
 
『アカメが斬る!』原作のタカヒロさんのプロジェクトでオリジナルアニメです!
 
『AB!』『アルペジオ』『P4』の岸監督と岸監督を良く知るシリーズ構成・上江洲さん、制作会社は『咲』のStudio五組と魅力的なスタッフです
 
 
 
 
 
で、正直言いますと、この作品の10話を見るまでは『まどか☆マギカ』の二番煎じ作品と思ってて『studio五組&岸監督』なので継続して見ていましたが、10話で大化けして考えを改めました!良くできています!
 
『まどか☆マギカ』の虚淵さんの絶望の見せ方もあれば、こういう『絶望』の見せ方もあるんだと思い知らされました…
   
やっぱりゲームシナリオライターのオリジナルアニメはそれぞれに真似できない特徴があって面白いですね!
 
 
惜しむらくは『まどか☆マギカ』の3話ラストのマミのように、10話の種明かしをもっと前の話でしていたほうがもっと早く盛り上がったんじゃないかなぁ…と思ってます
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さて今回は『世界の真実』を目の当たりにした友奈達勇者部ですが、既に『鷲尾須美』として足の機能と記憶を失った東郷は、このままでは勇者部が闘えば皆が体の機能を失い、園子のように『生ける屍』になってしまうことを危惧し…
 
勇者システムを生み出す大赦の神樹自分を犠牲にしてバーテックスを利用して破壊させることで皆を助けようとします…
 
東郷は既に四国以外は世界は全滅の中で、友人を傷つけてまで自らを生かそうとする大赦の傲慢を赦せない状況…
 
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そんな状況で大赦側の立場だった夏凜は『勇者部との友情』に報いるため、大赦側の立場を捨て『体の機能を失う』ことを承知の上で『満開』と『散華』を繰り返して戦い…
 
バーテックスを倒すものの代償として『聴力・視力・右手・右足』の機能を失います…
 
私的にこういう劣勢と分かっていても自分の愛するものの為に『身命をを賭して闘う姿』に弱いので、胸に響くシーンです…
 
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そういえば序盤で風が新撰組の『近藤勇』を例に出していたシーンがありましたが、己の信念の為に身命を賭して闘うというところはこの作品に貫かれているテーマなんだろうと思いました
 
 
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そして同じく己の信念を貫く東郷もバーテックスを神樹の前へ誘き出し、バーテックスの砲撃を自分に向けさせ東郷の後ろの神樹もろとも破壊させようとするところで…
 
夏凜の『犠牲』を見た友奈が覚醒し、バーテックスの砲撃を跳ね返したところで『もう誰も傷つけない』ことを誓います
 
大赦に仕組まれて集まった『勇者部』でも友奈にとっては『かけがえのない仲間』がいる場所ですし、友奈の本当の信念が見えたシーンでした
 
 
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さてそんな11話でしたが、クライマックスに向けて本当に面白く、熱くなってきましたね!
 
一気にシナリオも熱くなりましたし、作画もさすがstudio五組というキレがありますし、音楽もMONACAの岡部さんらしい躍動感のあるものですし、良い感じに作品が出来上がってきました!
 
そしてこうしてオリジナルを盛り上げる能力のある岸監督は凄いと改めて思いました!
 
 
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ではまた
 
 
 
 
 
 
    おまけ    
 
 
 
 
 
 
 
あと今回の夏凜の剣術シーンがカッコいいなぁ…と思って今回の絵コンテ担当を見たら『東海林真一』さんでビックリしました!
 
それもそのはず、ちょうど今『WOWOW』で放送されているGONZOが2004年に製作したオリジナルアニメ『SAMURAI 7』4話の絵コンテをされていて…
 
『ガンベエとキュウゾウ』が一騎打ちをする回でしたが、素晴らしい対決シーンで今でも覚えていましたが、『結城友奈は勇者である』の剣術シーン連続の11話に東海林さんを持ってくるとはさすがですね!
 
そしてここで東海林さんを持ってくるあたりはstudio五組の出自と併せて『GONZOの歴史』を感じることが出来て感慨深かったです…   
 
 
 
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キュウゾウと夏凜の刀の構えを見ても、東海林さんが剣術の魅せ方をよく熟知している方だということが分かりますし、まさに今回は適任でしたね!
 
そして剣術シーンを華麗に見せることができるのは当時のGONZOも今のstudio五組もやっぱり凄いと思います
 
もし東海林さんの剣術シーンに興味がある方は、是非とも『SAMUIRAI 7』の4話の戦闘シーンも見てほしいです 
 
 
 
 
 
 
それから『結城友奈は勇者である』BD1巻が発売されています
 
Amazonでは人気もあり入荷が来週になっているようですが、私もそうですが『10話以降』に一気に盛り上がったことで購入に火がついたのかもですね
  
 BD1巻は本編1~2話オリジナルゲーム(みなみそふと版)+特製ブックレットイベント先行申込券となっています
 
 
 
 
 
 
改めてBDで1~2話を見ましたが、東郷が最初から精霊を3体持っていた理由が今ではよく分かりますし…
 
園子が21体の精霊を持っている恐ろしさは、今回の夏凜同様、代償としてはあまりに惨いですよね…10話で今までの話が繋がって背中がゾクゾクする感覚はまさに『まどか☆マギカ』以来です
 
 
虚淵さんシナリオの『まどか☆マギカ』ではQBが『希望と絶望の相転移』という言葉を使ってましたが、タカヒロ版だと何かを守るためには代償が必要ということなんでしょうね
 
 
 
 
 
 
 
 
あとはゲーム会社『みなとそふと』の代表を務めるタカヒロさんらしい『ゲーム版』があるのも面白いですね
 
そして『奈須きのこ・麻枝准・虚淵玄・田中ロミオ』以外にも今期の『久弥・タカヒロ』などまだまだゲームシナリオライター出身のシナリオライターが出てくるのは嬉しいです!
 
ゲーム業界とアニメ業界の垣根がなくなりつつなりますし、低迷が続くゲーム業界にとっては、オリジナル脚本が作れる人が少ないアニメ業界は新しい市場として魅力になっているのかもしれませんね
 
 
 
 
 
 
 
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