絵麻への『後押し』
『才能』ってのは
チャンスを掴む握力と
失敗から学べる冷静さだと思う
絵の上手い下手はその次だ
僕は僕より上手い人が僅かな『自意識過剰』や
『つまらない遠慮』のせいで
チャンスを取りこぼしてきたのを何度も見た
惜しいと思うよ…未だにね
さて絵麻が最終話の作監補佐になることを躊躇っているときに…
杉江が『チャンスを掴むべき』と後押しする場面から始まりまりましたが…
SHIROBAKO 22話感想
キャスト
宮森あおい:木村珠莉
安原絵麻:佳村はるか
坂木しずか:千菅春香
藤堂美沙:野麻美
藤堂美沙:野麻美
今井みどり:大和田仁美
スタッフ
原作:武蔵野アニメーション
スタッフ
原作:武蔵野アニメーション
監督:水島努
シリーズ構成:横手美智子
キャラクター原案:ぽんかん⑧
キャラクター原案:ぽんかん⑧
キャラデザ:関口可奈味
アニメ制作:P.A.WORKS
アニメ制作:P.A.WORKS
『ガルパン』の水島努監督のオリジナル新作ですが、どのような内容になるのか楽しみです!
あと脚本陣も水島努監督をよく理解している方々ですのでそういう意味でも期待してます!
『Angel Beats』でも綺麗な作画を見せてくれた関口可奈味さんがキャラデザで期待です
さて22話ですが、瀬川が平岡を自分の担当から外すように宮森に伝えたことへの返事として…
宮森がデスクとして瀬川の要望にこたえるように平岡を説得したのでそのまま担当にさせてほしいと頼み込み、宮森の必死さに瀬川が折れて平岡の担当は存続することになりました
瀬川と宮森の信頼関係があるからこそだと思いますが、だからこそ信頼の積み重ねって大事なんですよね…
一方平岡はタローに連れられて居酒屋で飲みますが、そこで平岡はかつて『人間関係が最悪のアニメ会社』に勤めていたことにより…
夢を持ってアニメ業界に入ったものの、現場の軋轢により心が疲弊してしまったことが判明…
『夢と現実』のギャップに苦しんで『人を信じられなくなった平岡』と、『基本問題のある人間のいる業界』と知り、その特性を知って使いこなす矢野…こういうところでも平岡の不器用さが目立ってしまいますね…
ただ平岡がラッキーだったのはタローという悩みを聞いてくれて境遇を理解してくれる人がいたってことですね
その後、絵麻がこれまでのキャリアが認められ『作監補佐』というチャンスが巡ってきますがなかなか勇気がもてないときに…
冒頭の言葉にあるように、杉江が『後押し』をしてくれたことで絵麻は『作監補佐』を引き受けることに!
これも絵麻にとって自分を理解してくれる杉江がいてくれたからこそのチャンスですよね…
そして絵麻がチャンスを生かすために頑張っていくことで…
皆が『それぞれの道』を進んで成長していきます
まさに相乗効果ですね…ってかまったく一人で話せなかった久乃木が『これは下着ですか!』と言ったときには感動しちゃいました!
大人3人が久乃木に合わせてポーズをとるシーンもよかったですw
最後は最終回のアフレコも終わり三女も良い方向で終わるかと思いきや…
最終回でまた『原作リテイク』が入る展開に…
ここでまた山場を持ってくるとは…今回の脚本は横手美智子さんでしたが上手いですね
さてそんな22話でしたが、平岡の過去など非常に胸に響きました…
平岡は『認められてこなかった』ことで自信をなくし、仕事をしても『誰も評価してくれない』ことでやる気をなくした典型的な『ネガティブ社員』ですが、本人も悪いですが、こういう人間にした以前のアニメ会社にも責任があるんですよね…
『武蔵野アニメーション』のように人材を育てようとする会社もあれば、社員を『消耗品』としか思っていないような会社もある…だからこそ『会社選び』は大切なんですよね…
そして杉江の『チャンスの生かし方』については私も思うところがあったので納得しました…
どんなに才能がある人でも、チャンスを掴む準備ができていなければ逃してしまうんですよね…私も私より能力がある人が才能を生かしきれないで会社を辞める人がいるのを見ると本当に『惜しいなぁ…』と思っちゃいますし…
逆にいえば『チャンスを掴む能力』も合わせての『才能』なんだと再認識しました
次回も楽しみです!
ではまた
おまけ
それにしても吉田玲子さんといい、横手美智子さんといい、浦畑達彦さんといい、人気脚本家を揃えることができるこの作品はやっぱり凄いです!
そして2クール目に入ってどんどん面白くなるのはやっぱり水島努監督の力量だと思います!
キャラもどんどん良い味を出してくるのは2クールものの特権ですし、次回以降も楽しみです!
あと2月28日(土)に新宿ロフトプラスワンで『SHIROBAKOトークショー』に行ってきましたが、最終回まで楽しめる内容になっているとのことでしたので期待したいです
そして主役5人の中で、まだ陽の目を見ていないキャラにも見せ場があるとのことでしたので、そういう意味でも楽しみです
そして永谷Pが言われていたので印象的だったのが、今では多くのファンがいますが、放送開始前は注目度が高くなかったそうで…
スタッフ内では『作品の内容で評価してくれるはず』という信念で作品を作られていたとのことで、この話はまさに放送前にほとんど注目されていなかったものの、内容で評価されて人気になった『ガルパン』にも通じるところだと思いました!
ここは両作とも関わられている水島努監督の凄さだと思いますし、『戦車・アニメ業界』というアニメ業界では制作が大変で避けていた題材に、あえて切り込んで行ったスタッフを含めた総合力が生み出した作品だと改めて感じました
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