社長の『信念』
『監督』ってさ、どういう仕事だと思う?
目的地に向かって皆を導くのが監督なんだよね?
そこに辿り着けば『良い仕事をした!』という
『高揚感・満足感・誇り』が手に入るはずだ!
みんなそう信じて『惜しみなく』働いてくれる
人生の多くの時間を作品に捧げてる
監督の目指す場所は
作っている人も見ている人も
幸せになれる場所じゃないかな?
さて木下監督が原作者から最終話のリテイクを受けて、作品の方向性について悩んでいるときに…
社長が木下に『監督の仕事の意味』を示す場面から始まりまりましたが…
SHIROBAKO 23話感想
キャスト
宮森あおい:木村珠莉
安原絵麻:佳村はるか
坂木しずか:千菅春香
藤堂美沙:野麻美
藤堂美沙:野麻美
今井みどり:大和田仁美
スタッフ
原作:武蔵野アニメーション
スタッフ
原作:武蔵野アニメーション
監督:水島努
シリーズ構成:横手美智子
キャラクター原案:ぽんかん⑧
キャラクター原案:ぽんかん⑧
キャラデザ:関口可奈味
アニメ制作:P.A.WORKS
アニメ制作:P.A.WORKS
『ガルパン』の水島努監督のオリジナル新作ですが、どのような内容になるのか楽しみです!
あと脚本陣も水島努監督をよく理解している方々ですのでそういう意味でも期待してます!
『Angel Beats』でも綺麗な作画を見せてくれた関口可奈味さんがキャラデザで期待です
さて23話ですが、三女の最終回に対し、原作者が『ありあが再び飛ぶことはNG』というメールの文章が出る展開で木下監督は悩みますが…
社長が木下に冒頭の言葉で『監督の仕事の意味』を再認識させ、本田が『原作者のメールアドレス』を見つけ、三女の最終回について木下監督が直接原作者の野亀に聞くことに!
いろんな人の支えで木下監督が問題の突破口を見つけていく…こうしたトラブルは作品の総責任者の監督が決めないといけないですからね…
そして茶沢などの障害を跳ね除け原作者の野亀に会うことが出来た木下監督は『ありあが飛ぶのがダメ』なのではなく『ありあ本人が飛ぶことを決意する流れであれば問題ない』という流れになり…
キャサリンとの約束の『生まれたて子牛を見る』だけでは動機が弱いので『キャサリンの妹』という希望の光を出すことでお互い納得します!
直接話さなければ物別れになっていたかもしれませんが、直接原作者の意向を聞けたことで、木下監督と野亀はお互い分かり合えたんですね…良いシーンでした…
原作者とアニメ制作側が良好な関係は良作になりやすいですし、その理由が今回分かった気がしますし、逆に『監督とアニメ制作側』の間に障壁があればあるほど作品は悪くなることも良く分かりました…
そして、そのキャサリンの妹に『しずか』が抜擢されます!
ここでずかちゃんにチャンスが!今まで不遇だった分、何だか感慨深いです…
先週杉江が絵麻に言っていたように『チャンスを掴む』ことも能力の一つですので、しずかは本当に良かったです!
そして学生時代に誓った『将来5人一緒にアニメの仕事をする』夢が、しずかの参加で叶ったことで宮森は感極まって泣いてしまいます…
この『泣きのシーン』は今までの不遇だったしずかの流れも含めて凄く良かったです!
宮森が泣くシーンは『SHIROBAKO』の中で一番感動するシーンでした…
さてそんな23話でしたが、原作者と監督の和解としずかの抜擢で盛り上がりました!
特に『原作者は神』と言っていましたが、作品を良くしたいという思いはアニメ側にもありますし、こうした『原作者とアニメ制作側』の歩み寄りが良作を作るためには大切なんだと改めて感じました…
アニメ制作会社を『一段下』に見ている原作者側の茶沢の本心も見えましたし、原作者を守るという口実でアニメ制作側を苦しめた茶沢が最後に締められるのは胸がスカッとしました!
そして次回最終回ですが最後までハラハラするタイトルですし…
どんな最終回になるのか楽しみです
ではまた
おまけ
それにしても吉田玲子さんといい、横手美智子さんといい、浦畑達彦さんといい、人気脚本家を揃えることができるこの作品はやっぱり凄いです!
そして2クール目に入ってどんどん面白くなるのはやっぱり水島努監督の力量だと思います!
キャラもどんどん良い味を出してくるのは2クールものの特権ですし、次回以降も楽しみです!
あと2月28日(土)に新宿ロフトプラスワンで『SHIROBAKOトークショー』に行ってきましたが、最終回まで楽しめる内容になっているとのことでしたので期待したいです
主役5人の中で、陽の目を見ていなかったしずかに対して、『しずかを見とけ!』と川瀬Pが言われていた意味が今回分かって感動しました!
残り2話でどう持ってくるのかと思いましたが、こういう展開だったんですね!ずかちゃんは本当に救われて良かった…
そして永谷Pが言われていたので印象的だったのが、今では多くのファンがいますが、放送開始前は注目度が高くなかったそうで…
スタッフ内では『作品の内容で評価してくれるはず』という信念で作品を作られていたとのことで、この話はまさに放送前にほとんど注目されていなかったものの、内容で評価されて人気になった『ガルパン』にも通じるところだと思いました!
ここは両作とも関わられている水島努監督の凄さだと思いますし、『戦車・アニメ業界』というアニメ業界では制作が大変で避けていた題材に、あえて切り込んで行ったスタッフを含めた総合力が生み出した作品だと改めて感じました
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