今回は『ツカサとアイラの同棲生活』が開始されましたが、人とアンドロイドの関係性は『イヴの時間』でも描かれてましたが深い題材ですね
そもそもロボット三原則である『人間への安全性、命令への服従、自己防衛』の考え方をアンドロイド(人造人間)にどこまで強いてどこまで許容するのかはその世界次第なんですよね…
この世界のアンドロイドは『時限装置のついた人間の従事者』になっていますが、そこに人とアンドロイドの『恋愛感情』が生まれることはモラル的なものにも繋がっていきますし、近い未来にこうした問題は実際に起きるだろうと思うと不思議な感覚です
早速レビューですが今回からツカサがアイラと『同棲』をすることになりますが、ただのロボットではなく『女性型アンドロイド(人造人間)』故に緊張してしまいます…
で、同僚からあてにならない(?)アドバイスをもらうツカサですが、結局上手くいきません…
ここらへんはコミカルな感じで見てて面白かったです
ってか普通の感覚なら『業務上、仕方なく人型ロボットと同居』という割り切り方ができますが、ツカサには無理みたいですね…
そんな時に上司のカヅキから良いアドバイスをもらったツカサは、休みの日にアイラと一緒に『お世話になった人にプレゼントをするものを一緒に選んでもらう』という名目で買い物に出かけますが…
試着室の着替えも上手くいかないアイラ…
真面目におかしなことをするアイラ…この描写は可愛くて最高でした
その後ハーブティのお店に行くなどコミュニケーションをとり、ツカサはアイラに『本当はアイラのためのプレゼント』だと伝え、もっと『思い出を作りたい』と言うと…
アイラの回線が『エラー』を出し、理由として『思い出や遊園地で遊ぶことのために作られたわけではない』とツカサに伝え家へ帰るアイラ…
このシーンではアンドロイドは『目的以外のことをしない』ことを予めプログラムに組み込まれていることが分かる描写で切なくなりました…
ただ最後はツカサが『おみやげ』のキーホルダーをアイラに渡すシーンと…
そのおみやげを見つめ何かを想うアイラの描写で終了…
アンドロイド故に『行動が規制』されることと、その想いに答えたいという気持ちに揺れるアイラ…
さて今回はツカサとアイラの同棲生活が描かれましたが、アンドロイドゆえの規制があることが分かる回でした
そして今後、人であるツカサとアンドロイドであるアイラの『恋と別れ』という王道展開になっていくと思いますが、切ない展開は確定ですね…
こういう展開は『STEINS;GATE』などを手がけたゲームシナリオライターの林直孝さんの十八番だと思いますし期待できそうです
ではまた!
おまけ
やっぱり私的にこういう作品が大好きなんだと再認識しました…
動画工房らしい丁寧な作画ですし、キャラもかわいいですし、音楽もいいですし、脚本もいいですし面白いですね
今後何処かのタイミングでアイラの過去が明かされると思いますし本当に楽しみです