今日は『EAFF東アジアカップ2015 日本vs中国』の試合がありましたが1-1で引き分けでした…
完全アウェイで先制されるという厳しい状況の中、武藤が貴重な同点ゴールを決めて日本の選手達を鼓舞しました!
浦和で本当の才能を開花させ、日本代表でさらに進化し、東アジア杯得点王となった武藤…本当にすごい選手です!
年代別の日本代表に縁がなく、昨年まで仙台では控えメンバーだった選手が、いまや浦和レッズの得点源になり、日本代表にまで選出され、しかも即出場して初ゴールを決め、2試合連続ゴールで大会得点王…シンデレラストーリーです!
さて、今回浦和レッズから『西川・槙野・興梠』といった既にハリル監督に選出されていた3人と合わせて『武藤』が選ばれましたが…
第1戦に出場し得点を決めた武藤が先発でした
浦和の1st無敗優勝の立役者であり、日本代表でも貴重な得点源となっている武藤が第1戦同様トップ下で出場です
試合内容としましては、今日の日本代表のフォーメーションはいつもの『4-2-3-1』で…
トップに川又、左サイドに宇佐美、右サイドに永井、中央に武藤など、前節の韓国戦から7人先発を入れ替えてきました
ボランチは若い山口と今まで右サイド起用だった遠藤のコンビでした
今日のスタメン
川又
宇佐美 武藤 永井
山口 遠藤
米倉 槙野 森重 丹羽
東口
そして試合は中国が地元の声援の後押しもあり押し込む展開で先に中国が先制するものの…
前半の終了間際に槙野のスルーパスで米倉が裏に抜け出し、中央にグラウンダーでセンターリングをすると、武藤が走りこみダイレクトでシュートを決め同点!
『槙野ー米倉ー武藤』と非常に綺麗な流れで点が決まりましたが、武藤の得点への嗅覚は日本代表でも武器になることを証明しました!
世界レベルの武藤のゴールでした
後半は日本ペースになり、川又に替わり興梠が入ると、浦和でも見られる興梠と武藤のコンビで良い連携を見せ日本代表に勢いをもたらしますが…
武藤がフリーのシュートを外したり、他にもチャンスがありながら決められず1-1で終了
武藤はあれを決めていたらヒーローでしたが、相手GKのファインセーブでしたね…
さてこれで3試合を『2分1敗』と1勝も出来ずに日本代表は大会を終えましたが、収穫としては国内組の選手たちに経験値を積ませることができたことですかね
2分け1敗ですので、なかなか褒める部分が見当たらないのですが、急造チームとなってしまった中で変わっていくための過渡期と思うしかないですね
ただ今回『Jリーグの選手だけで構成』でしたので国内組の意地を見せて欲しかったのが事実です…
それからJリーグの試合の合間で東アジアカップになってしまい、日本代表での練習の時間がほとんどなかったのはハリル監督にとっては辛いところでしたね…
そんな厳しい条件でも結果を出した『武藤・遠藤・米倉・山口・槙野・森重・西川・東口』は引き続き選ばれると思います
宇佐美は時より輝くプレーがありますが、全体的に消えていた印象ですし、川又と永井はチャンスがありながら日本代表であまり存在感を示せませんでした
今回FWに点がなかったというのは課題でしたし、興梠も第2戦は前線で孤立するなど周りのフォローがなかったのが痛かったですね…
今後W杯予選も続きますし、今回良い働きをした選手には引き続き日本代表で活躍して欲しいと思います!
ではまた
おまけ
それにしても武藤が大活躍の東アジアカップでしたね!浦和に優勝をもたらし、日本代表にも決定力をもたらす武藤は、これで日本中に存在が知れ渡りました
武藤は浦和では2シャドーの一角ですが、日本代表ではトップ下としてスルーパスも出せて基点にもなれて点も取れるという『クラシカルな10番』も出来ることを見れて新しい発見でした!
武藤が浦和に良いイメージを持ち帰ってくれそうですし、武藤の存在が浦和でまた輝くことを期待したいです!
Mr.Tのツイッター