ラニエリの教え
私は、君たちには仲間のためにプレーして欲しいんだ。
小さなチームだ。魂の全てを賭けて、ハートの全てを賭けて戦わなければならない。
対戦相手の名前は気にしない。私が求めるのは戦うことだけだ。
対戦相手の名前は気にしない。私が求めるのは戦うことだけだ。
相手の方が強ければ、それはOK、ありがたい話だ。彼らは我々より強いところを見せなければならないんだからね
さて、現在イングランド・プレミアリーグで首位を快走するレスターの監督のラニエリの言葉から始まりましたが…
イタリアサッカー連盟が海外で活躍する監督を表彰する『エンツォ・ベアルツォット賞』にラニエリを選出し、その受賞に際してのラニエリからの手紙がユーモアに溢れて素晴らしいということで今話題になっています!
冒頭の言葉もそうですが、すべての指導者の『手本』に、そして選手からすれば『モチベーション』になるような内容に溢れている手紙の内容でMr.Tも感動しました!
特にプレミアリーグはトップ4(マンU・マンC・・チェルシー・アーセナル)といったビッククラブが何十億円もかけて世界から優秀な指導者と選手を集めてくることで有名ですし…
レスターは昨年ギリギリでプレミアリーグに残留した『弱小チーム』でしたし、選手も3部や4部のチームから連れてきた選手ですし、今首位にいることは『おとぎ話』といっても過言ではない凄いことです!
そして岡崎がレスターにきたのもラニエリが言う『仲間のためにハードワークが出来る選手』だからこそですし、そういう意味では岡崎は監督と選手に恵まれて良かったと思いました
そして数年前まで8部リーグで選手をしながら工場で働いていたバーディが、今やイングランド代表にまで駆け上がったのは多くの人に夢を与えましたし…
バーディの快速ぶりはやっぱり『カウンターのチーム』だからこそ生きますし、そういう意味でもレスターでよかったと思いました
特にバーディとレスターの関係は、岡野と浦和の関係に似ていて、当時『Jのお荷物』と言われて弱小だった浦和に岡野が入り『岡野・福田・バイン』のカウンターサッカーで面白かったのを思い出します
岡野が走っているのを見るだけでスタジアムが沸いていましたからね!こういう特殊な選手が今のJリーグになかなか出てこないのはもったいないですけどね
さてそんなレスターですが、すでに4位以上確定で、昨年ギリギリ残留のチームがなんと『CL出場』が決定しましたし…
あと3勝で奇跡のプレミア優勝でもありますので本当に楽しみです
ではまた
おまけ
あとレスターといえば、浦和の阿部ちゃんも以前所属していましたね
当時阿部ちゃんが抜けるのは痛かったですが、レスターで活躍し、また浦和に戻ってきてくれて、次節は『100試合連続出場』という偉業を達成しそうです
阿部ちゃんはチームになくてはならない選手ですし、そう考えると岡崎もそうですが、レスターの選手獲得指針は素晴らしいと改めて思いました