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【秀吉の本性】大河ドラマ『真田丸』20話感想(寧役は鈴木京香さんですが、乱心の秀吉を諫めるシーンは思わず見入ってしまいましたし、本当に上手かったです)

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寧が語る秀吉の本性



明るく振る舞っているけど、実は冷たいお人

信長公よりずっと怖いお人

そうでなきゃ、天下など取れません

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さて、度を越えた処罰を行う秀吉を止めようと、秀吉の妻の寧に依頼する信繁に対し、秀吉の本性を語る寧の言葉から始まりましたが

明るく振る舞う秀吉は、実は人の噂にも怯え、力づくで抑え込もうとするほど冷酷な行動を取る人間だと寧が語るシーンは考えさせられました…

昔から秀吉を見てきた寧だからこそ知っている本性ですし、時に冷酷な行動を取れるような人間でないと天下はとれないんでしょうね







さて、今回はまず信幸に徳川家から稲がお輿入れしますが、政略結婚とはいえ信幸の前妻には非情ですね…

戦国時代の習わしではありますがこれで稲が信幸の正室になり、稲も徳川家の事情『内偵』も兼ねたお輿入れと、複雑な結婚になりました

紆余曲折ありながら、これで真田家は徳川家と新しい縁が生まれまし

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その頃、秀吉は茶々が自分の子供を身籠ったことを知り大喜びでした

秀吉が子供に恵まれなかったというのは有名ですが、茶々に子供が生まれたことで、秀吉の『この世の春』は加速します

信長の血を引く茶々に自分の子供が授かったということは秀吉にとって本当に嬉しいことなんでしょうね


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秀吉54歳…頑張りましたね…





しかし、この件で聚楽第の壁に『本当に秀吉の子供なのか』という風刺を込めた落書きを書かれたことが秀吉の逆鱗に触れ

犯人が見つからないという理由で門番を処刑し、それでも見つかない場合は、都の人間をくじで選び、1人ずつ殺していくという度を越えた処罰を言い出します

冒頭の寧の言葉にあるように、秀吉の冷酷な一面が見れる行動ですね…


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最終的には三成・信繁が腹をくくり、死んでしまった門番を犯とし、その人間を差し出すことで収めようとしますが…

秀吉の怒りは収まらず『犯人の一族郎党、家の周りの人間すべて根絶やしにすべし』という常識外れの処罰を言い出し、さすがに三成も諫めますが秀吉はいうことを聞きません…

ここは茶々に子供ができたということで、秀吉が徐々におかしくなってきていることを暗示しているシーンで見入ってしまいました…


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ただ、そんな乱心の秀吉を諫めることができたのが、秀吉の妻の寧でした…

ここは『阿吽の呼吸』ですね…家臣では抑えられない内容も、夫婦だからこそ解決できることってあるんですよね…

秀吉を怖い人と一番理解している寧だからこそ、秀吉の人間的な弱さを一番理解しているのがよくわかりました…

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寧役は鈴木京香さんですが、乱心の秀吉を諫めるシーンは思わず見入ってしまいましたし、本当に上手かったです



そんな20話でしたが、夫婦のいろいろな形が描かれていて面白かったですし…
 
今後どんなキャストの方々が出てくるのかも含め期待しています

来週以降も楽しみです
 




ではまた!
 
 


 
 
 
  おまけ  
 
 

今回信繁が落書きの犯人探しをするシーンですが、何だか『推理&三谷脚本』繋がりで『古畑任三郎』を思い出しちゃいました(笑)

あと秀吉の狂気ともいえる処罰への対応ですが、茶々が身籠った時の喜びようとの対比が凄かったです
 
秀吉役は小日向文世さんですが、最後の寧との『夫婦の語らい』の哀しい表情も含め、喜怒哀楽の表現が素晴らしいですし、今後の壊れゆく秀吉の演技も気になります
 

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