今回は2011年7月放送開始アニメ『うさぎドロップ』1話『りんどうの女の子』レビュー♪
原作は宇仁田ゆみさんで『FEEL YOUNG』(祥伝社)という雑誌で連載されていたマンガです!
今期は私的にあまり聞いたことはない雑誌社が多いなぁ・・・勉強不足ですね^^;
この作品は30歳独身の主人公『河地大吉』が祖父の訃報で訪れた祖父の家で・・・
祖父の隠し子である『鹿賀りん』に出会うところから物語が始まります!
りんの母親も蒸発し、身寄りがいなくなってしまったりん・・・
そしてりんをどうするか検討した結果『施設』に送ることを決めた親族に対し・・・
大吉が『自分が育てる!』とりんを連れて帰ってきます・・・
これから『不器用な男』と『不遇な生まれのりん』の共同生活が始まります・・・
さて、この作品の良いところですが何といっても『りんの一つ一つの細かな描写』があると思います!
特に父である『宋一』に手向ける花を宋一の大好きだった『りんどうの花』を庭から取ってくる姿など・・・いとおしいです・・・
りんならではの父への愛情表現・・・言葉はいりませんよね・・・
そして『施設』に送ると決めた親族に対して・・・大吉の『無言の抗議』・・・
大吉だって育てていく自信なんて持っていなかったはずですが・・・最後に大吉を突き動かしたのは『人としての本能』だったんだと思います・・・
特に不器用な大吉には・・・他人への愛情表現の下手なりんが自分に重なって見えたんじゃないかなぁ・・・
あと最後の大吉とりんの質素な朝食時の『なにげない会話』に・・・なんだか涙が出てきました・・・
豪華な食事なんかなくても『大事な人と食事が出来ることの喜び』はかけがえのないものですよね・・・
こういう『何気ないところ』に本当の幸せって宿っているんだと思い
今後もこの2人の生活を見ていきたいと思います!
ではまた!
おまけ
やっぱりノイタミナはこうでなくっちゃですね!
『ファンタジー』や『女子高生モノ』も面白いですが・・・ノイタミナ枠でしかできないアニメですし貴重です!
こういう『社会に問いかける作品』がノイタミナの真骨頂だともいますので今後も期待してます!
それからEDの作風をどこかで見たなぁと思っていたら・・・
『まどか☆マギカ』の魔女空間設定等をされた『劇団イヌカレー』さんでした!
イヌカレーさんの描く作風ってどこか懐かしく温かみがあるもが作れるのが強みですね!
さてこれで夏アニメは1話をほぼ全て視聴しましたが・・・今後視聴していくアニメは・・・
『ロウきゅーぶ!』
『神様のメモ帳』
『セイクリッドセブン』
『異国迷路のクロワーゼ』
『ゆるゆり』
『神様ドォルズ』
『まよチキ!』
『THE IDOLM@STER』
『BLOOD-C』
『輪るピングドラム』
『うさぎドロップ』
と11本視聴になりました!
1話視聴後の時点でこれだけアニメが残っているのは初めてです!
某アニメ評論家が『アニメは終わった』とかいってましたが・・・
終わったどころか・・・夏アニメの充実を見て、これから『アニメの新しい文化』が花開いていくと確信できました!
各アニメとも『スタッフの本気』がみれますし・・・今後も楽しみにしてます!