今回はBSフジで放送された『コンテンツビジネス最前線 ジャパコンTV』についてのお話を♪
特にその番組中のコーナーで『大手芸能事務所参入!どうなる声優・アニソンビジネス』の項目について気になったので特集してみました♪
今回は成長著しい『アニソン・声優』市場への他業種からの参入が話題となりました
さて内容としましては、まず今まで『声優・アニソン』に関して縁の遠かった大手『ホリプロ』が『アニメ業界に本格参入』との話からスタート!
大手芸能プロダクションがアニメ業界に参入とは・・・それだけ『今のアニメ市場』は他業種から見ても『魅力のある市場』ということなんだと思います
合わせて『J-POP』や『アイドル系』の閉塞感からの脱却の方法として・・・多角化を考えてのことなんでしょうね
次に『アニソン業界』に詳しい『志倉千代丸』さんが登場し『アニメ業界の魅力』について語ってくれましたが・・・
『アニソンの魅力』
・アニソンはJーPOPより歴史が浅い分、新しい技術に強い
・ネットの普及で音楽環境が『CDパッケージ』ではなく『ダウンロード』に進化していっているが『アンソンはその進化についていける知恵』を持っている
・作り手と消費者が一緒に成長していける
と『J-POP』がネット普及の流れについていけない弱みを・・・逆に『アニソンは強み』にしているのが実情のようですね!
これは『後発のアニソンの方が先発のJ-POPを見ながら時代に対応できる強み』でもあるんですけどね!
こういうことはアニメに限らずどのビジネスでも行われていることですけどね
ただ大手と言われる企業が本腰を入れて異業種のアニメ業界に入ってくるということは
『ネームバリュー』
『アニメ業界にはないノウハウの蓄積』
を持っている分、現行の声優プロダクションには脅威になるのではという話になるのですが・・・
ここで『先にアニメ業界に参入』をした代表として『平野綾』さんなどを擁する『スペースクラフト』の役員が登場してくれました!
繋がりがきちんとしているので面白いです
ここで『スペースクラフト』の森部長が話された『アニメ業界参入の理由』ですが・・・
・アニメ・ゲームを求めている層が多い
・時代背景を含めて必然的に参入していった
とホリプロと同じく『市場の魅力』と『多角化』を感じての参入だったようですね!
ただ新規参入したものの有力な声優さんが生まれるのは一朝一夕では成しえなかったとのことで・・・
『作品を理解しその作品にあった組み合わせのコラボが大切』と語られてました
次に『現在のアニソンをリード』しているアーティストとして・・・
『空の境界』や『魔法少女まどか☆マギカ』で作曲を担当した『梶浦由記』さんと『Kalafina』が登場してくれました!
『kalafina』は初めての『ロス公演』を開催するなど海外でも評価の高い実力派アーティストです!
そして『Kalafina』をプロデュースする『梶浦由記』さんに『海外ライブ』について聞いてみると
・『言葉の壁』という点で『音楽』は比較的越えやすい壁
・言葉だけで伝えるメディアではない
・メロディや演奏などいろいろな部分で伝える
・今は聞いてくれる人が努力してくれるので『海外の人』が聞くための音楽を作る気はない
・それよりも『Kakafinaらしさ』や『日本人らしさ』を前面に押し出した音楽をやりたい
と『自分達の強さ』を前面に押しだす梶浦さんの言葉が印象的でした!
どの業界でも『強み』を生かすことが『一番の魅力』になりますからね!
決してブレない梶浦さんの力強さを感じます!
そして最後に『スペースクラフト』の森部長が出てきまして・・・
『きちんとしたパフォーマンス』を忘れて『上辺で時代に乗っかっていく』だけでは自然消滅していくと・・・『業界の厳しさ』を語ってくれました
『時流だからとりあえず乗っておこう』的な新規参入なら『火傷して終わる』こともあることがこの話でわかります・・・
さて、そんな話でしたがMr.Tとして思ったのは
・ビジネスにおいて『アニソン・声優』業界は『シェアの拡大』が見込める魅力的な市場
・他業種の『多角化によるアニメ業界新規参入』はこれからも増えていく
・その中で『自分達の強み』を生かせる企業が生き残っていく
と、今以上に厳しい『市場競争』が今後も繰り広げられるんだろうなぁと思いました
ただ競争によって業界が盛り上がっていくことでレベルが上がっていくのであれば『一アニメファン』としては喜ばしいことですけどね
ではまた!
おまけ
今後もあらゆる市場から『アニソン・声優』が出てくると思いますが・・・
『今後も多くの有能な人材』が出てきて素晴らしいアニソンや声優の演技をしてくれることを願います!
アニソン・声優ファンとしてはそれが一番の願いです!