松平 : 政(まつりごと)とは政を行う者のみに都合よく・・・
松平 : 万民はその下僕として生きるしかない!
島田 : たとえ、仕組みがそうであろうとも、下僕が下僕として刃向かうときがある。
島田 : 下が支えて、初めて上であることが、まだおわかりになりませぬか!
映画『十三人の刺客』
明石藩主『松平斉韶』と御目付『島田新左衛門化』の問答より
さて今回は『国のあり方』についての言葉から始まりましたが・・・
前回特集しました『TPP(環太平洋経済連携協定)』に対し『政府・マスコミ・経団連』がまったく本質を明かそうとしていないのでもう一度特集を組みました!
相変わらず『都合のいい理論』で突っ走っていこうとする民主党に呆れてしまいます・・・
Mr.Tとしての『TPPの問題や考え方』は前回特集しました記事を参照願います!(クリックするとその記事に飛びます)
相変わらずマスコミは『目先の農業の話』に終始する議論・・・
他にも金融、労働力、医療など・・・どれも日本に欠けてはならない『明らかにTPP参加が不利になる』ものをわざと外して議論しているマスコミの情報統制もアホらしいですね・・・
しかもその議論をすっ飛ばしたまま『TPP参加』だけを表明しようとしている民主党は『日本を背負っていく器』とはとても思えません・・・
じっくりと腰を下ろして国民と議論する気もないのに『日本のため』と拙速に結論だけ出そうとする民主党は・・・
『政治として一番やってはいけないこと』なんですけどね・・・
これって『日本のため』じゃなくて『民主党の自己保身のため』でしょ?
そんな政党いらないよ・・・
それに『いまさら日本が参加表明してもルール作りに参加させないよ!』とアメリカなど参加国に宣言されているようですね・・・
震災などで日本が被害を受けていた中で・・・そういう事情も勘案しない組織に日本が入る必要が本当にあるの?
しかも被災を受けた東北といえば『農業県』ですし・・・
日本に有利なルールは作れないけれど被災地の東北の農業は壊滅する『TPP参加』を本当に望むって・・・日本人としてどうなんですかね?
被災地のことを考えたら答えは一つしかないと思うんですけど・・・
あと冒頭の問答に繋がりますが『TPP参加』で利益を享受できるのは『一部の大企業』だけで・・・
その大企業の影で日本を支えている中小企業はデメリットが大きいんですよ・・・
大都市にしか事務所や工場がない経団連傘下の大企業や政府が存在できるのも、日本の細部にいたるまで存在する『中小企業や農業』などの『地域経済』あってこそなのを・・・なんで理解できないんですかね?
人間だって毛細血管まで血が届かなくなれば、いずれ死に至るんですよ・・・
その中小企業にデメリットが生じるこの『TPP交渉』で日本に残るものは何ですか?
もし『国に指導力』があればまた道はあるのでしょうが、今の民主党が世界相手に・・・何ができるんですかね?
国内ですら御せない民主党が世界に出て行ったら・・・日本は骨の髄までしゃぶられて終わっちゃいますよ・・・
いずれにしてもまったく国民に対し説明や議論もしてないのに勝手に『TPP参加』を決定するなら・・・
冒頭の島田の言葉のように
下僕が下僕として刃向かうとき
が来ているのかもしれないですね・・・
民主党が日本という国を瓦解させてまでTPP参加するのか・・・今後も国民は監視しないといけないですね
*思うままに書きましたので乱筆乱文お許しください・・・