感想 : 今回は勇太と六花の『距離』がさらに近くなる重要な回でしたが・・・とても上手く仕上がっていたと思います
その重要な回の絵コンテ・演出を任されたのは新鋭の『太田里香』さんでしたが・・・
途中の『挿入歌』の入れ方や『電車の中の映りこみ』などにセンスの良さを感じました!
どことなく『高雄統子』さんに影響を受けている感じがしますし・・・京アニは良い演出家が育っているなぁと感心しました
私的注目度3位: 中二病でも恋がしたい! 第8話 『二人だけの…逃避行(エグザイル)』レビュー♪
『第1回京都アニメーション大賞奨励賞』を受賞した作品のアニメ化です
製作スタッフ
原作 : 虎虎
イラスト : 逢坂望美
監督 : 石原立也、
シリーズ構成 : 花田十輝
シリーズ構成 : 花田十輝
キャラデザ・総作画監督 : 池田和美
アニメーション制作 : 京都アニメーション
音楽 : 虹音
OP : Sparkling Daydream (ZAQ)
ED : INSIDE IDENTITY (Black Raison d’etre)
キャスト
富樫勇太 : 福山 潤
小鳥遊六花 : 内田真礼
丹生谷森夏 : 赤千夏
五月七日くみん : 浅倉杏美
五月七日くみん : 浅倉杏美
凸守早苗 : 上坂すみれ
さて今期京アニが選んだのは『自社が発掘した作品』となりました
製作陣は『石原監督&キャラデザ:池田和美さん』ってKey作品の『CLANNAD』と同じです
ちょうど『Keyのリトバス』が放送されてますので・・・いろんな意味で対比される作品ですw
さて、8話は『六花』が何故『中二病』になったかの秘密が明かされる回でしたが・・・
六花は家族の問題で『どうしても受け入れられない現実』を回避するために『自分の世界を作っていた』ようです・・・
大人の理屈で頭の中を整理できなかったが故に中二病・・・そういうことだったんですね・・・
そして六花は傷心のまま一人で家に帰ろうと電車に乗りますが・・・
勇太が追いかけて六花をなぐさめつつ、一緒に家に帰ります
二人の距離がさらに近くなっていく展開です
あとこの電車のシーンは『映りこみ』の使い方や『挿入歌』の入れ方など、上手い演出だなぁ・・・と感心しちゃいました
何となく『CLANNAD AFTER』の18話で朋也と汐が一緒に帰るシーンを思い出しちゃいました・・・
この時は『高雄統子』さんでしたが・・・京アニらしいセンスを感じる構図でした
その後『六花と勇太』二人で一夜を過ごす展開になりますが・・・
さらに意識するようになる二人の心理描写も秀逸でした
なんだか見てて感情移入できました
さて今回は『六花が中二病になった理由』と『六花と勇太の距離』がさらに近くなる重要な回でしたが・・・
その重要な回の絵コンテ・演出を任されたのは氷菓の20話で初『絵コンテ・演出』を経験された新鋭の『太田里香』さんでしたが・・・
任されるだけの力量があるのが今回良く分かりました!
京アニは高雄さんが抜けてどうなるかと思いましたが、優秀な後継者がどんどん育っているようですし・・・
そういう新鋭の方を積極的に起用していくのも京アニの良い所だと思いました
1クールだと残りあと3~4話なので・・・
そろそろクライマックスに突入ですね
最後はどんな展開になるのか楽しみです
ではまた!
おまけ
『京アニのスタッフ育成』という話の続きですが・・・4話の作画監督は1話も担当された『引山佳代』さんでしたし、『日常』以降京アニはどんどん新しい人を試してますね
優秀な人材を育てていくのはすごく難しいことだと思いますし・・・若手を積極的に起用する京アニの方針はやっぱり『アニメ業界の良い見本』になると思います
A-1やアニプレックスのように『完成されたレベルの高いアニメーター』を集める方式もありますが・・・京アニのように『自社で若手を育てる』ことも大事なのではと改めて思いました
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