今回はNHKで放送された『新春TV放談 2013』の雑感です
『秋元康・テリー伊藤・関根勤・鈴木おさむ・小島慶子』などの面々がNHKだけでなく民放を含めテレビ番組を議論する番組でしたが・・・
- いろんな議論やエピソードも出て、久々に良い番組を見た気がしますまず2012年の『ドラマベスト10』ですが・・・民放のドラマが『不作』だったんだなぁ・・・と改めて感じる2012年ドラマランキングでした
- しかも民放で2位の『相棒』も『シリーズモノ』ですからね・・・民放の『新しいドラマ』が全然ダメだったのが良く分かります・・・
あと『テレビ60年間』で選んだバラエティベスト20も発表されましたが・・・
『1位×2位』『4位×5位』は『裏番組』だったのも面白いです!
あと3位の『アメトーーク!』は面白いですけど『今が旬』なだけに・・・
放送終わって10年経った時にはベスト10にはいないかな?^^;
それから私的に嬉しかったのは『キー局』がひしめく中・・・
17位:水曜どうでしょう(北海道テレビ)
が地方局のローカル番組で唯一入っていることでした!
いまや全国区での放送になりましたが、地方ローカル番組がテレビ60年間のベスト20の番組に入るのは『奇跡』に近いです!
それに関連しますが、このブログでは『水曜どうでしょう』について何度か取り上げてまして・・・
その中でも『水曜どうでしょう』の藤村Dが書かれた著書『けもの道』の『視聴者目線』について少しお話したいと思います!
この著書は以前特集しましたが今でも何度も読み返すくらい面白い目線なんですよねぇ・・・オススメです!
この著書の中で藤村Dが考える『視聴者目線』として・・・
テレビ製作をする上で『重要なキーワード』が書かれていたので抜粋しますと・・・
基本テレビの世界で具体的にお客さんの数字を把握するのはとても難しい
北海道だけでも400万人の人がいて、400万人すべてに番組を届けることができる
でも僕達にはグッズやDVD販売などで、番組を見るお客さんの数が3万人程度だと分かってしまった・・・
つまり『この3万人を満足』させることができればいいんだと
そこだけ見てやっていれば3万人の人たちが僕らに代わって勝手に広めてくれる
DVDが3万枚から10万枚に増えたように
僕らがやっていることは3万人の人を裏切らないこと
お客さんの数が見えない、顔が見えない
そんな中で商売をしていくのはとてもキツい
でも目の前にいる何人かを喜ばすことなら多分できる
という言葉はテレビだけでなく多くのものに共通する大事な考え方だと思います!
まあ当たり前ですが『視聴率100%』や『全員に好意を持たれる作品』なんて存在するわけがないですし・・・
その中で『この作品を楽しみに待っているファン』の心をいかに掴むかが大事なんだと改めて思いました・・・
この考え方って基本ですが、けっこう『忘れがち』になっちゃうんですよね
そんなことを思いながら今回NHKの番組を見てました
もし今回のNHKの番組や『水曜どうでしょう』を見ている方がいましたらコメントいただけると嬉しいです
ではまた!
おまけ
今回の藤村Dが語られていましたが良い作品なら『口コミ』でどんどん広がっていくんですよね!
なのでMr.Tとしては今後もテレビやアニメで面白い作品があればどんどんブログに掲載しますので・・・
ぜひとも皆さんもご覧になってほしいです!
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