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【人類の尊厳】『翠星のガルガンティア』10話『野望の島』感想(今回は『人類』と『ヒディアーズ』の違いについてレドとチェインバーの間で語られましたが、哲学的な話もあって惹き込まれました)

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チェインバーが語る『人類の尊厳』
 
 
 
 
マシンキャリバーは人類が人類たりうる『唯一の拠り所』
 
 
 
 
 
 
 
 
 
文明によって生み出された『純粋知性の結晶』
 
 
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そしてヒディアーズはその知性すら克服することで・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
生命体としてのひとつの『極服』に到達した
 
 
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故に、貴官は当機と共に『人類の尊厳』を懸けて戦わなければならない!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
根幹を同じくするものとの争いにおいて・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
『敗北』は、即『滅亡』を意味する!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さてレドがヒディアーズは『元々人間』だったことを知り、戦意喪失してしまうところで・・・
 
チェインバーが『知性を持った人間だからこそ自分が生み出された』と、自分の存在意義を語り、故に知性をもった人類の尊の重要性をレドに伝える・・・
 
『哲学的な考え方』が語られるシーンから始まりましたが・・・
 
 
 
 
 
 
 
私的注目度1位翠星のガルガンティア第10話『野望の島』レビュー!
 
『監督:村田和也×シリーズ構成:虚淵玄×製作:Production I.G』という豪華製作陣が魅力のアニメが始動!
 
製作スタッフ
 
原案 : 村田和也・虚淵玄(ニトロプラス)
監督 : 村田和也
シリーズ構成・脚本 : 虚淵玄
キャラクター原案 : 鳴子ハナハル
アニメーションキャラデザ・総作画監督 :  田代雅子
アニメーション制作 : Production I.G
音楽 : 岩代太郎
 
キャスト
 
レド : 石川界人
エイミー : 金元寿子
チェインバー : 杉田智和
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さて10話ですが、序盤は前回レドが大量のヒディアーズを倒し中心地の施設の中にある『過去の遺物』のデータを解析し・・・
 
『クジライカ=ヒディアーズ』は前人類が『氷河期』を乗り切るための『適用形態』となった姿だということを知ってしまった後が描かれます・・・
 
『敵』だと思っていたヒディアーズは、同じ『人間』・・・衝撃的な展開です
 
 
 
 
 
 
 
しかも、隠されていた事実を知り落ち込むレドの前に現れたヒディアーズに対し・・・
 
チェインバーは『敵』と認識し握りつぶしてしまうシーンをフラッシュバックするレド・・・
 
チェインバーの行動は『人類銀河同盟』上は正しいことですが、事実を知ったレドにとっては『人殺し』にしか見えなくなっている状況・・・辛いですね・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
そんなレドの心境の変化について知る由もないピニオン達は、『過去の遺産』をどんどん掘り起こし・・・
 
外部の船団に『遺産の領有』を宣言した上で、近づいてくる敵を『遺産の力』でなぎ払い、恭順するものは仲間に引き入れます!
 
チェインバーがある上に、遺産を活用し、ピニオンの船団はどんどん強力になって行きます
 
 
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一方戦意喪失のレドは『戦う意味』を見失ってしまいますが・・・
 
チェインバーは『知識を有し自分達を作り上げた文明を追求する人類』と、『文明を放棄して生命体としての極限を目指したヒディアーズ』との『生存戦略を懸けた戦い』であることをレドに伝えます・・・
 
とても分かりやすい表現でしたが、当然チェインバーにとって見れば『自分達の存在意義』を守るためにも、ヒディアーズ殲滅を目的にするしか方法がないですからね・・・
 
 
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ラストは1話で離れ離れになった友軍のクーゲル中佐のマシンキャリバーを乗せた船団が登場!
 
今度は『自軍』との戦いに巻き込まれるレド・・・
 
ますます難解な局面になっていきそうで、先の展開が読めない流れに惹き込まれます・・・
 
 
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さてこれで10話終了ですが、今回はチェインバーがレドに『戦う意味』を問うシーンが印象的でしたし・・・
 
『人類の尊厳』に関していろいろ考えさせられる内容でした・・・
 
人と機械の違うものの、チェインバーは感情がないので『戦う意味』を簡潔に理解しているのも優秀な支援プログラムだと感心しました
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それからMr.Tは『1,2話先行上映会』に参加しましたが、その中で『キャストトークショー』が行われまして杉田さんが言ってましたが・・・
 
監督から言われたのが、レドは戦闘しか知らない男だけれど、この船団に来てどう変わってくのかが主軸にあるとのことでたが・・・
 
まさに今回はレドの『戦う意味』が変わってくる展開ですので・・・来週以降のレドがどんな行動を取るのか気になりますし
 
そしてレドとチェインバーの関係もどうなるのか気になりますね
 
 
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オリジナルらしい『先の読めない展開』ですし・・・
 
次回もメチャクチャ楽しみです
 
 
 
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ではまた!
 
 
 
 
 
 
   おまけ   
 
 
 
 
 
 
あと本作品は『ラピュタ』『ナディア』と同じく『過去の遺物』が登場する話ですが・・・
 
前作品が『科学は使い方によっては有用にもなるし、破滅に繋がる』という戒めの考え方で展開されましたが・・・
 
ガルガンティアはそれ以前に『人類が知識を有するか放棄するかの生存戦略の違いの戦い』で展開されるのが興味深いです
 
今までの王道作品と扱うものは同じでも『視点が違う』というのが見てて新鮮な驚きですし、悩むレドに感情移入できて惹き込まれる魅力なんだと思います
 
 
 
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