今日の『名言』
世の中には『本当に銀行の力を必要』としている人や企業がたくさんいます
彼らを裏切り続けるなら・・・
私達はもう『存在していないも同然』じゃないですか!
TBSドラマ『半沢直樹』より
さて取締役会で半沢が『銀行のあるべき姿』を語った言葉から始まりましたが、半沢直樹の最終回も最高に面白かったです!
そして半沢直樹役の堺雅人さんをはじめ、『魂の演技』を見せてくれた役者の皆さんの凄さに感服しました!さすがプロです!
『日本のドラマは死んでいなかった』ことを改めて感じさせてくれました!
また冒頭の言葉にあるように『銀行の本来のあるべき姿』を皆に問う半沢の言葉は胸に響く言葉でした・・・
半沢が言うように『国民のための銀行』という意識がメガバンクほど希薄になっているのが見えました
所詮銀行は『金貸し』なのに『特権階級』と勘違いしていることもありますし・・・
半沢直樹や漫画『株』でも描かれているように『将来を応援する融資』をすることこそ『銀行の本来あるべき姿』だと思いました
そして大和田常務役の香川照之さんが最後まで『悪役の本領を発揮』してくれました!
半沢と敵対する相手の演技が光るのもこの作品が面白い理由です!
半沢をギリギリまで追い詰める名演技・・・本当に良い役者が揃った作品です!
最後に、最後まで楽しませてくれて本当にありがとうございました!
今後も半沢直樹シリーズとして続編が放送されるのを楽しみにしてます!
ではまた
おまけ
あと半沢が同僚の近藤を許したシーンですが・・・
半沢が裏切ったことを謝罪し涙ぐむ近藤に対して言った
お前みたいに『なりたくもない病気』になっても・・・
周りのヤツらから『謝罪の一つ』もない
『なった人間が悪い』と言わんばかりに・・・
片道切符の『島流し』だ・・・
だがお前は『自力』で戻ってきた!
広報部は『お前の夢』だったんだろ?
それでいいじゃないか
誰だって生きていくためには『金も夢も必要』だ
と語る場面は今まさに『会社で苦しんでいる』方々を救ってくれる言葉じゃないかと思いました
特に『統合失調症』になるまで苦しんでいた近藤を知っている半沢だからこその言葉で、温かみを感じて涙が出ました・・・
こういう人を救う『金言の宝庫』だからこそ楽しめたのもあったのだと改めて作者の池井戸潤さんと脚本の素晴らしさを再認識しました