緒花の自信
どなたでも大丈夫です!
皆さんにちゃんと『おもてなし』をしたんですから!
昨年Keyの麻枝さんが脚本を手がけた『Angel Beats!』を製作したP.A.WORKSの最新作です♪
しかも『P.A.WORKS 10周年作品』ということでかなり力が入ってます!
早速レビューですが今回は前回8話の『走り出す』の続編になってまして・・・
『女将の病気』や『旅館の取材』という出来事に緒花や旅館の従業員が各自奮闘していく話になります!
物語を大きく動かしてきました!前回8話の内容はこちら
まずは前回の続きで緒花が休んでいる徹を見つけるために式場内を探すところから!
ただ式場内が広くなかなか見つかりません・・・
『ジェスチャー』などをして必死に徹を探す緒花・・・
徹が見つからず時間だけが過ぎ落ち込む緒花ですが・・・
そんなときに孝一から電話があり・・・緒花が今の方法でいいのかと『悩み』を相談すると・・・
孝一 : 上手くいくんじゃないか?
孝一 : だってお前ちゃんと物を考えて動いたことって・・・今まであったか?
孝一 : それでも今まで何とかなってきたろ?
孝一 : 緒花が『それが一番』だって信じてやったことなら何とかなるんだよ!
孝一 : これだってきっと!
と・・・緒花を長年見てきた孝一だからこその指摘と励ましで緒花を勇気付けます!
緒花を信じる言葉・・・いいですね・・・
この言葉に緒花は励まされ徹探しを再開します!
そしてやっと徹を見つけだした緒花ですが・・・
見つけた安心感で倒れかけます・・・
しっかりしていそうな緒花もまだ高校生ですからね・・・プレッシャーも相当なはずです・・・
その後、徹のバイクで旅館に戻ることになりますが・・・
『せっかくの友人の結婚式を途中で切り上げさせることになった』ことを緒花が徹に謝ると・・・
徹 : お前が『それが一番』だって思って俺のところに来たんだろ?ならいいさ・・・
徹 : お前が俺のことをそう思ったんなら・・・必ず上手く行かせてやるからさ!
と緒花が『自分を頼ってきてくれた』ことを喜んでいる徹!
それは前回緒花に頼まれて出勤してきた菜子も言ってましたが・・・『誰かに頼りにされる』って嬉しいことなんですよね!
あとこの徹の言葉って・・・実はその前に『孝一』が言っていることと一緒なんですよね!
そう考えると『菜子と徹』や『徹と孝一』という『繋がりと連続性のある脚本』は・・・さすが浦畑脚本だと思いました!
そして颯爽と喜翆荘に帰る徹と緒花と・・・
旅館が満員で緒花に会えずに帰ることになった孝一が擦れ違います・・・
この『擦れ違い』のシーンは構図が最高でしたし・・・挿入歌とも相まって鳥肌モノでした!PAやりますね!
緒花と徹が帰ってくると一気に遅れを取り返し・・・
緒花が前回掲げた『平等の対応』でもてなします!
緒花の想いが・・・皆を動かします!
さて、翌朝緒花は『母と娘の2人連れ』の部屋に宿泊御礼の挨拶に行くと・・・
実はノーマークだったこの2人が取材班だったことが判明!
しかし冒頭の言葉にあるように『誰もを平等にもてなす喜翆荘』を実践したことで好評価となります!
そして最後は『喜翆荘従業員全員』で退院した『女将』を皆で迎えます!
皆で『おかえりなさい!女将さん!』と言う言葉が・・・胸にグッときました・・・
これは反則ですね・・・感動で鳥肌が立ちました・・・
さてこれで9話終了ですが、8話とあわせて緒花の『葛藤と成長』が見えるストーリーで最高でした!
そして緒花だけでなく『喜翆荘』の人々が『変わっていく』姿も見せてくれた『浦畑達彦』さんの脚本はさすがの一言です・・・
『ARIA』『ストパン』『咲』『Aチャンネル』など数々の人気作品の脚本を経験されているだけあって・・・次の展開への『魅せ方』が本当に上手かったです!
あと今回の題名が『喜翆荘の一番長い日』でしたが・・・これって『さだまさし』さんの『親父の一番長い日』という曲に掛けていると思いました!
そう思ったのも『女将がいない喜翆荘』の長い一日というのもありますが・・・
『さだまさし』さんの『親父の一番長い日』の歌詞に
娘の選んだ男に 間違いはないと
信じていたのも やはり親父だった
という歌詞があるのですが・・・これは『孝一や徹』が『緒花が一番と思ったのならそれでいい』と信頼した部分とすごく似ているなぁと感じたからです・・・
『信じる』ことの大事さを・・・今回の『題名』と『さだまさしさんの曲』に掛けてきたのだと私的に思いました!
さて次回は『徹と緒花がいい感じ』になってきそうですし・・・先々気になります!
おでこで熱を計るとは・・・『徹×緒花』フラグ立ちまくりですねw(爆)
来週も楽しみです♪
ではまた!
おまけ
今までも作画素晴らしかったですが・・・ぜんぜん作画レベルが落ちないPAの作画力は本当にすごいですね・・・
自分達の強みを知っているからこその『丁寧な作画』は好感が持てます!
徹に『あ~ん』をして食べさせた民子の嬉しさや緒花に見られて驚きの場面とか・・・細かい描写も最高でしたw
あと緒花の目が『トロン』としている描写は色っぽいですねぇ・・・(遠い目)
これは緒花ファン歓喜ですよね♪(爆)
しかも眼に『徹がうっすら映ってる』んですよねぇ・・・こういうところもPAらしいです!
それからいわゆる『モブキャラ』のかわいさも・・・素晴らしいですね!
PA気合入れすぎwもちろんグッジョブです♪(爆)
モブにも愛情を込めるPAは尊敬です!
あとは孝一に熱い視線を向けるこの眼鏡っ子が・・・絶対にキーマンになりますよねw
ってか今後『緒花が孝一に会いに帰ってきたら・・・眼鏡っ子と孝一が・・・』の展開が見えるんですけどw
そうなると『ドロドロ展開』になりそうですし・・・『岡田マリーさんのフィールド』に入ってきそうですのでそれも楽しみです♪(爆)