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【フジテレビの『本気』】『信長協奏曲』9話感想(森可成の最期のシーンは久しぶりに泣けました…あとドラマとアニメの『異種交流』について)

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戦う『意味』
 
 
 
 
 
殿に仕えたことこそ…
 
 
 
 
 
それがし『最大の手柄』にござる!
 
 
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さて浅井3万の兵に500人で『必死』の防戦をした森可成が、死の間際で『自分を大切にしてくれた主に感謝』するシーンから始まりましたが…
 
 
 
 
 
 
2014年夏アニメ:信長協奏曲 第9話レビュー!
 
 
フジテレビ55周年記念作品として『アニメ・ドラマ・映画』と3つのコンテンツで動く大型プロジェクトの第一弾のアニメ化作品です
 
 
しかもアニメ制作会社ではなく『フジテレビCG事業部』がアニメ製作し、『ロトスコープ+CG』というハイブリッドなアニメ作りで『今までのアニメ製作の根底を覆す作品』になっています
 
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キャスト
  • サブロー:宮野真守
  • 織田信長:梶裕貴
  • 帰蝶:水樹奈々
  • 木下藤吉郎:中村悠一
  • お市:悠木碧
  • 池田恒興:興津和幸
  • 柴田勝家:小山力也
  • 前田利家:浅沼晋太郎
  • 佐々成政:三宅健太
  • 丹羽長秀:高橋伸也
  • 沢彦:緒方賢一
  • 徳川家康:福山潤
  • 竹中半兵衛:櫻井孝宏
  • 浅井長政:木村良平
  • 森可成:杉崎亮
  • 森長可:吉野裕行
  • 森蘭丸:村瀬歩
  • 足利義昭:杉田智和
  • 松永久秀:黒田崇矢
  • 織田信行:内山昂輝
  • 平手政秀:清川元夢
  • 斉藤道三:秋元羊介
  • ナレーション:小栗旬
スタッフ
  • 原作:石井あゆみ「信長協奏曲」(小学館「ゲッサン」連載中)
  • 監督:冨士川祐輔
  • 脚本:高橋ナツコ
  • 音楽:横山克
  • プロデュース:尾崎紀子
  • 主題歌:MY FIRST STORY「不可逆リプレイス」
  • 制作著作:フジテレビ
 
 
 
 
今回は浅井との戦闘に関する回でしたが、最前線の宇佐山城主『森可成』が浅井の奇襲を受け…
 
浅井の3万を超える奇襲に森軍は1,500人しかおらず、森可成率いる500人は城外で向かいうち、1,000人は篭城し信長の援軍がくるまで必死の防戦をします
 
ここを抜けられると一気に京都まで浅井軍が流れ込んでくるため、とにかく死守をしないといけない重要な城です
 
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そしてここが『自分の死に場所』と覚悟した森可成は迫り来る浅井軍を500人一丸で決死の足止めをし…
 
冒頭の言葉のように浪人だった自分を採用してもらい、家族ともども大切にしてくれた信長に感謝しながら戦死します…
 
森可成の奮戦もあり宇佐山城は信長到着まで守りきることに成功…
 
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この森可成の最期のシーンは久しぶりに泣けました…
 
今まで森可成が『人情があり息子想い』のシーンが数多くあったこともあり、非常に好きなキャラだったこともあって心が揺さぶられました…
 
森可成役の声優さんは杉崎亮さんですが、非常に上手い演技だったと思います
 
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そして自分の父が死んだことを息子達が知ると…
 
森蘭丸に『父の姿』が一瞬見えてそのまま消える描写が入ります…
 
子供達を大切にしてきた森可成の描写がこれまで何度も出てきたので、このシーンも胸にグッとくるシーンでした…
 
 
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そんな9話でしたが森可成の最期も含め、非常に心揺さぶられる回で素晴らしかったです!
 
そして演出でも『夕日や月』といった『自然の光』の使い方が上手いと思います
 
こういうところは『実写に近い』演出だと思いますし、アニメ制作会社ではなく『テレビ局で作るアニメ』らしい演出だと思いました
 
 
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今後もどんな展開になるのか楽しみです
 
そしてドラマはフジテレビの看板『月9』になるとのことですので、それも楽しみです!
 
アニメではナレーションを担当している小栗旬さんが主役ということですので、アニメの雰囲気も含めどういう演技をするのか期待してます
 
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ではまた!
 
 
 
 
 
 
 
 おまけ 
 
 
 
 
 
 
改めて『ロトスコープ+CG』という異色の組み合わせの面白さを感じる作品で『フジテレビの本気』を見れる作品と思います!
 
正直こういう実験的なアニメ作り『アニメ制作会社』では予算的にもほぼ不可能ですので、資本のあるテレビ局がこういう試みをしてくれるのは『アニメ業界のため』にもいいことだと思います
 
こういう前例が出来れば後に続くアニメ制作会社も選択の幅が広がりますし、ノイタミナを含め、フジテレビのアニメに関する『造詣の深さ』は感服するところです
 
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あとコミックナタリーのHP『冨士川祐輔監督』のインタビューが載っていますが『ドラマ畑』だった監督のアニメ製作の考え方が非常に面白いので是非見てください!
 
『踊る大捜査線』のタイトルバックを製作されていた冨士川監督のセンスがこのアニメでも良く出ていますし、こうした『アニメとドラマの異種交流』は良いことだと思います!
 
ドラマでもアニメでもこうした『異種交流』新しい発見もあるでしょうし、こういう試みは今後も続けて欲しいと思います
 
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そういえば元々『踊る大捜査線』の本広監督はアニメの『エヴァ』に影響を受けてますし…
 
そのドラマの『踊る大捜査線』のスタッフだった冨士川監督がアニメで面白い試みをするというのは『循環』していて面白いです!
 
アニメ信長協奏曲でも『踊る大捜査線』のようにOPがなく『タイトルバック』ですし、アニメでもドラマでも『いい所は認め合う』のは大切ですし、異文化交流によって新しい作品が生まれますので今後も期待してます
 
 
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