今回は『浦和レッズ』についてですが
Jリーグ2ndステージ第9節『浦和レッズvs横浜FM』戦がありました
新潟・湘南・仙台と3連勝で流れを掴んだ浦和が2ndステージ優勝をするためにアウェイでも勝ち点が欲しい試合でしたが…
その結果は
明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第9節
2015年8月29日(土)18:30キックオフ
日産スタジアム
横浜F・マリノス 4-0 浦和レッズ
得点者:
28分 中村俊輔(横浜FM)
33分 齋藤 学(横浜FM)
59分 齋藤 学(横浜FM)
64分 ファビオ(横浜FM)
入場者数:33,467人
中村俊輔のFKで先制されると、速攻で2点を奪われ、CKの1点をダメ押しで決められ、結局0-4と完敗でした…
中村俊輔のFKはどんなGKでも止められない凄いゴールでしたし、その後気持ちを切り替える必要がありましたが、浦和が負ける時のパターンとなっている『足の速い選手のケア不足』で横浜FMの斎藤に2点決められてしまいました
2ndの広島・名古屋戦の負けの反省が生かされていない…なんとも辛い負け方しでした…
さて今日の浦和のフォーメーションはいつもの『3-4-2-1』で…
関根が累積警告から復帰しいつものベストメンバーとました
関根が復帰し右サイドが再び浦和のストロングポイントとなりました
今日の布陣
興梠
武藤 梅崎
宇賀神 関根
阿部 柏木
槙野 那須 森脇
西川
さて試合開始ですが、ポゼッションで上回る浦和ですが横浜の堅い守りをなかなか崩せないでいると…
横浜FMの中村俊輔が得意のFKを決め横浜FMが先制し、その5分後に斉藤に決められ前半で0-2と横浜FMがリードし浦和にとって厳しい展開に…
中村俊輔のFKは文句のない凄いゴールでしたが、問題はその後浦和は試合を落ち着かせることが必要でしたが、斎藤をケアできなかったのが痛かったです
そうした厳しい状況で浦和のミシャ監督は後半頭からズラタンを投入し打開を図りますが引いてスペースを消す横浜FMにはあまり効果的ではなく…
その後速攻とCKを1点ずつ取られ0-4で試合終了し浦和の完敗となりました
ゴール前をきっちり固めらた時こそ『フリック』や『コンビネーション』で崩すか、ドリブラーを入れて相手の陣形を崩すなどの対策が必要でしたが、浦和は『正攻法』で攻め続けたことで横浜FMを助けてしまいました…
さて敗戦の時こそ課題をしっかり確認しないといけないですが、正直引いて守る相手にズラタンは生ないです
そして以前も書いていますがズラタンと興梠の同時期用はやめたほうがいいです!お互いスペースを消しあい、コンビネーションも希薄な中で、この2人を同時起用することは疑問です
しかも何度か横浜FMのDFの裏のスペースにズラタンが走りこんでもパスが出ないですし、もう少しズラタンの起用についてチームできっちり意思疎通したほうがよさそうです
あと試合終了後は意地の1点を取れなかったことと、年間王者を目指すチームが0-4の完敗をしたことへの不甲斐なさについてサポーターからブーイングが出ていましたが、Mr.Tは阿部ちゃんの意気消沈な姿を見た後ではブーイングは出来ませんでした…
さて各種参戦お疲れ様でした
1stのタイトルを取り、『1stステージ+2ndステージ+チャンピオンシップ優勝』の完全制覇を目指す2nd第9戦でしたが、今回の敗戦で2ndステージは8位、年間勝ち点は広島に抜かれました…
2ndの首位鹿島が勝ち点22で浦和は14ですので2nd優勝のためには次節以降勝って行かないといけない状況です
次節はナビスコカップ準々決勝1stレグの新潟戦が水曜にありますがベンチメンバーの奮起に期待したいですし…
ナビスコを含め、取れるタイトルを全て取る気持ちで試合に臨んでほしいです
2ndは残留争いも絡んできますし、優勝争いは団子状況になると思いますので、浦和はとにかく自分達のサッカーを2ndでも続けて『強さ』を見せ付けてほしいです
ではまた
おまけ
それにしても今回は浦和の悪い部分が全部出たような試合になりましたね…
パスは繋がらず、コンビネーションもなく、玉際に弱く、DFは間延びし、アイデアがない…そんな状況をあざ笑うかのように完全に横浜FMに遊ばれてしまいました…
選手達は悔しいでしょうし、もちろんサポーターも悔しい気持ちですが、この敗戦を生かすも殺すもミシャ監督と選手次第ですので、年間優勝に向けて再度『闘うチーム』になって欲しいと切に願います
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