今回有宇の兄・隼翼の能力『タイムリープ』と『超能力者達の組織』について明かされる核心回でしたが見応えがあって面白かったです!
今までの伏線が徐々に明かされる構成、そしてこれから有宇が『略奪』の能力でこの世界をどう動かしていくのか、先が気になる展開になりました
さすが麻枝さんですね!10話で一気に化けました!
私的注目度1位 :Charlotte 10話感想
キャスト
乙坂有宇:内山昂輝
友利奈緒:佐倉綾音
高城丈士朗:水島大宙
西森柚咲:内田真礼
西森柚咲:内田真礼
美砂:内田真礼
乙坂歩未:麻倉もも
スタッフ
原作・脚本:麻枝准
スタッフ
原作・脚本:麻枝准
キャラ原案:Na-Ga
キャラクターデザイン:関口可奈味
監督:浅井義之
音楽:ANANT-GARDE EYES、麻枝准
アニメ制作:P.A.WORKS
Keyの麻枝さん最新作のオリジナルアニメです
制作は『Angel Beats!』でも素晴らしい仕事をした『P.A.WORKS』&『関口可奈味』さんで相性もよさそうです
OPにLiaさん、EDに多田葵さん、劇中歌にガルデモのmarinaさん+内田真礼さん、そして劇伴は『ANANT-GARDE EYESさん&麻枝さん』と、音楽面でも楽しめそうです!
さて10話は有宇の兄『隼翼』が能力の『タイムリープ』を使い、科学者に捕まる3年前に戻り能力者を助ける方法を模索しますが…
既に熊耳が『能力者のコミュニティー』を作っていていました
目時など、既に能力を発症しているようです
そして隼翼は将来能力者が研究所で実験台にされることを熊耳達に伝え、科学者に対抗する手段を講じますがなかなか上手くいかず、失敗のたびに『タイムリープ』でやり直しますが…
最終的に資金を『能力で調達』した上で、思春期の時期のみに発症する能力者を外界から保護できる『学校』を用意するため、資金を使い既存の学校を買収することに成功します
これで能力者達を救う手段を獲得できましたが、その代償に隼翼は視力を徐々に失い失明してしまいます…
その後隼翼は表舞台から消えるため、仲間の能力で有宇と歩未から隼翼の記憶を消し去り…
熊耳には『星ノ海学園』のように、他にも『能力者を保護する学校』を作ることと、奈緒達のような能力者を探し出す『サポート』をするように依頼します
これで隼翼の描く『能力者を守る道筋』ができました…
熊耳がずぶ濡れで前髪を垂らして登場していた理由がここで分かりました
そうした過去の経過を隼翼が話した後に、今度は歩未を助けるミッションになりますが、有宇の能力『略奪』で兄・隼翼のタイムリープを奪うと歩未が能力を得た日に戻り…
歩未が眠っている時に『崩壊』の能力を略奪し、翌日の殺傷事件も事前に歩未を助けることで無事解決します
これで神にも近しい能力を獲得していく有宇、ただし『略奪の代償』もありそうな気がしますね…
最後はタイムリープ能力を持った有宇が熊耳達と合流し再び兄・隼翼と対面しにいくところで終了
数多くの能力を獲得した有宇が今後どういう運命を辿るのか気になります
さてそんな10話でしたが、有宇の兄・隼翼のタイムリープの能力を有宇が引継ぐ展開でしたが…
今までの伏線の意味が徐々に分かっていく内容で面白かったです
ループもそうですが、タイムリープという時間跳躍能力があると、時間軸が増え物語の幅が広がるのが面白いです
あとKey作品『AIR』との関連性ですが、AIRでは能力者は能力を代々受け継ぐという考え方でしたが、今回は『略奪』能力で、弟が兄から能力を受け継ぐというところは繋がりを感じましたし…
逆にAIRは能力を受け継ぐたびに『能力が低下』していきましが、今回は『略奪』により『能力を増大』させていく展開で、同じ麻枝さんシナリオで能力を扱う作品でもまったく逆の展開なのも面白いです
こうしたAIRとの関連性も含め、Charlotteでは麻枝さんが能力者にどのような結末を持たせるのか、そこの部分も気になります
そして能力を奪われる隼翼役は『AIR』の国崎往人役だった小野大輔さんですが、そういう意味でもキャスティングが絶妙な作品だと改めて思いました
ではまた!
おまけ
そういえばOPの歌詞で『かみ』『けもの』と言う言葉が出てきましたが、有宇の『略奪』の能力を指していると思われますが…
能力略奪(かみ)で有宇にどんな副作用(けもの)が出るのかも気になります
麻枝さんはOPの歌詞に作品の核心を入れてきますが、徐々にその内容が分かってくるのは面白いですし今後も楽しみです