今回は奈緒からの『全世界の能力者の力を全て奪う』という究極の提案を受け入れる有宇の覚悟が描かれましたが、有宇は一番厳しい道を選びましたね…
そして一度道を踏み外しそうになった自分を助けてくれた奈緒に対し告白する有宇と、能力を全て奪取するミッションを成功したら付き合うことを告げる奈緒のシーンは切なかったです…
能力を全て奪取した有宇は間違いなく正常ではいられなくなることが想像される中、それでも有宇なら無事に生還してくれることを信じている奈緒の有宇を思いやる優しさを感じました
私的注目度1位 :Charlotte 12話感想
キャスト
乙坂有宇:内山昂輝
友利奈緒:佐倉綾音
高城丈士朗:水島大宙
西森柚咲:内田真礼
西森柚咲:内田真礼
美砂:内田真礼
乙坂歩未:麻倉もも
スタッフ
原作・脚本:麻枝准
スタッフ
原作・脚本:麻枝准
キャラ原案:Na-Ga
キャラクターデザイン:関口可奈味
監督:浅井義之
音楽:ANANT-GARDE EYES、麻枝准
アニメ制作:P.A.WORKS
Keyの麻枝さん最新作のオリジナルアニメです
制作は『Angel Beats!』でも素晴らしい仕事をした『P.A.WORKS』&『関口可奈味』さんで相性もよさそうです
OPにLiaさん、EDに多田葵さん、劇中歌にガルデモのmarinaさん+内田真礼さん、そして劇伴は『ANANT-GARDE EYESさん&麻枝さん』と、音楽面でも楽しめそうです!
さて12話はテロ組織に襲われた有宇のリハビリが開始されますが…
テロの際に片目が使えなくなった有宇はタイムリープできなくなり、今までのやり方が制約され非常に厳しい状況に…
しかも親友の熊耳を失った隼翼は自分を責め続ける状況に…
その後、先に退院した奈緒から『能力者を救う道』の話しとなり、タイムリープが出来ない以上、有宇の略奪能力を使い『全世界の能力者の能力を奪い取る』ことが話として出ますが…
あまりに有宇に負担が大きすぎることで奈緒も提案を躊躇した内容でしたが、有宇は『運命』として能力者に会いに海外へ行くことを受け入れます…
これは多くの能力を持つ者の中でも、有宇にしかできないことですからね…
そして有宇はかつて自分を見失いかけていたときにずっと傍にいてくれた奈緒に告白すると…
有宇が全世界の能力者の能力を奪ってきて日本に戻ってきたら付き合うことを告げます…
ここのシーンがHPなどに出てくる『約束、帰ってくること。』に繋がってくるんですね…なんだか切ない展開です…
最後は再び出会えることを信じて仲間と別れる有宇と…
奈緒が最後に『英語の単語帳』を手渡しして有宇は海外へ旅立ちました
覚悟をもった有宇の闘いがはじまります
さてそんな12話でしたが、全てのリスクを背負い、能力者の救済に向かうことになった有宇の覚悟が描かれましたが切ない展開でした…
そして有宇にそうした究極の提案をした奈緒もまた、有宇を信じているからこその提案だったと思いますし、お互い思いやる気持ちが満ち溢れていたと思います
タイムリープという『飛び道具』がなくなった今、できることを探す2人の過酷な選択でしたが、こういう展開は胸に響きますね…
あとKey作品『AIR』との関連性ですが、AIRでは能力者は能力者の家系で代々受け継ぐという考え方でしたが、今回は『略奪』能力で能力を受け継ぐというところは繋がりを感じましたし…
逆にAIRは能力を受け継ぐたびに『能力が低下』していきましが、今回は『略奪』により『能力を増大』させていく展開で、同じ麻枝さんシナリオで能力を扱う作品でもまったく逆の展開なのも面白いです
こうしたAIRとの関連性も含め、Charlotteでは麻枝さんが能力者にどのような結末を持たせるのか、そこの部分も気になります
ではまた!
おまけ
そういえばOPの歌詞で『かみ』『けもの』と言う言葉が出てきましたが、有宇の『略奪』の能力を指していますが…
次週能力略奪(かみ)がどんな副作用(けもの)をもたらすのかも気になります
麻枝さんはOPの歌詞に作品の核心を入れてきますが、徐々にその内容が分かってくるのは面白いですし今後も楽しみです