感想: 今回は真田昌幸が北条方についた後、調略により信濃から上杉・北条を追い出すことに成功した回でした、昌幸の老獪さが際立ちました
結局、実直な上杉景勝も若輩の北条氏直も、真田昌幸にしてみたら『考えが分かりやすい』から扱いやすいんですよね
だからこそ、最後に家康が昌幸の考えに気づくのが光りました
北条が真田をナメているのがよく分かりましたが、逆に北条を手玉に取る展開は痛快でした!
そして若き信繁も春日信達の調略に乗り気でしたが『昌幸・信尹』の真の目的を理解できなかったのもまだまだ『甘さ』があるのが見れました
前回昌幸が『勘・真面目さ』両方をバランスよく持つことが大切と伝える場面がありましたが、信繁はまさにそのバランス感覚が必要だと痛感する展開だったと思いました
昌幸は『信濃で独立国家を作る』ことが目的ですし、独立のためには北条が圧勝しても意味がないですからね…
そして上杉・北条を信濃から追い出し、北条を徳川にぶつけ、徳川が身動きをとれないようにしたところで昌幸は『国衆による信濃統治』という目標を掲げますが興味深い展開です
真田だけでは信濃を統治するだけの勢力がないこともありますが、旧武田家の領地に部外者が入ってこないように国衆が力を合わせて信濃を統治するというのは理にかなってます
何となく発想が孔明の『天下三分の計』みたいな、力がない国が強国と対抗するための柔軟な発想のようで面白いです
そんな8話でしたが、今度は北条・上杉・徳川を巻き込み戦国時代らしく『乱世を生き抜く姿』が見れそうですし…
今後どんなキャストの方々が出てくるのかも含め期待しています!
来週以降も楽しみです
ではまた!
おまけ
それにしても三谷脚本は本当に面白いですね!素晴らしい才能だと思います!
そして三谷脚本といえば、BSフジで月曜22時から『王様のレストラン』の再放送がされていますが、こちらも面白いです!
真田丸を楽しんでいる方には、是非とも『王様のレストラン』の再放送も見て欲しいと思います!