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【上杉景勝の義】大河ドラマ『真田丸』12話感想(今回は景勝と信繁の心の交流を見ることが出来た回でした)

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上杉景勝の



国づくりは民が安心して暮らせるようにすること
『民の心』を掴まなくて、何が国づくりじゃ

民の暮らしを守り、民の心を育てる

それが、ひいては『強い兵を作る・強い国を作る』ことになる


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さて、上杉景勝が語った『義を重んじる上杉家の家風』を表す言葉から始まりましたが

今回は景勝と信繁の心の交流を見ることが出来た回でした

景勝が信繁に『おぬしの様な子が欲しかった』と言っていましたが、2人が語り合うシーンは本当の親子のようで胸が熱くなりました…






そして信繁が上杉家に人質として来る事になった際に、信繁が景勝に『己の欲の為だけに生きると人はどうなるか?』と尋ねた際に、景勝が
 


織田信長の惨めな最期を思い出してみよ

死に様は、生き方を映す鏡

己に恥じぬ様に生きるのみじゃ




と、己の欲望だけで生きた人間の行く末について語っているシーンは考えさせられました…

ここは『人間の欲』に対する戒めにも似た言葉だと思いました

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このシーンで思い出したのは、同じく三谷脚本の『王様のレストラン』で、理想を相手に押し付け、従わないものを切り捨てた先代オーナーに対し、ギャルソンの千石が…

『たとえ一流と呼ばれている店でも、あなたに人を想う心の優しさがない限り、この店は三流以下だ』と言って、店を去った時の言葉に似ていると感じました…
  
どんな時代であれ、人が人を想いやる環境こそ大事という三谷作品に一貫した哲学を今回の真田丸にも感じました




王様のレストランでは10話でしずかが千石に大切なことを気づかせましたが、今回は信繁が景勝に気づかせているのも似ていますね





最後は真田が上杉と組むことで、昌幸を暗殺しようとした徳川と縁切り、徳川は意を決し真田を倒すため『自費で作った上田城』に攻めかかってくることとなりますが
 
上杉景勝が真田に援軍を出すシーンで、直江兼続が景勝の心を読んで予め援軍を手配していたシーンと、人質のはずの信繁を快く援軍に加えることを良しとした景勝のシーンは、見ていて清清しかったです!

兼続もさすが策士ですし、景勝の度量の良さも相まって、このシーンは上杉家の魅力がよく表われていました


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そんな12話でしたが、北条・上杉・徳川を巻き込み戦国時代らしく『乱世を生き抜く姿』が見れそうですし…
 
今後どんなキャストの方々が出てくるのかも含め期待しています

来週以降も楽しみです
 




ではまた!
 
 
 
 
 
 
  おまけ  
 
 


 
あと上杉景勝と直江兼続の関係性は微笑ましいですね

景勝が人質の信繁に昌幸の加勢に言っていいと言った時に、兼続が驚いて『声が裏返って』いたのも面白かったです
 
今回で上杉家に愛着が出る視聴者の方も大勢いると思いますし、そういうところも三谷脚本の良いところだと思いました
 
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