8月26日に公開された新海誠監督作品『君の名は。』を先ほど見てきましたが…
見終わった感想は『良くも悪くも無難にまとめてきたなぁ…』ということでした
新海誠作品特有の『透明な景色』は健在でしたが、ストーリーはどこかで見たことあるような『既視感』を感じずにはいられませんでした…
まあ、ここまで上映規模が大きくなると、博打はできないですし、手堅く作らざるを得なかったんだろうなぁ…と少し残念でした
ちなみにMr.Tは新海誠作品ファンですし、画像の美しさは新海作品ならではの魅力があります
特に『秒速5センチメートル』の映像としての完成度は現在でも通じるものがありますし、『ほしのこえ』『雲のむこう、約束の場所』はシナリオも秀逸でしたし、新海監督らしい作品に魅了されました
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そしていつしか新海誠監督は、細田守監督と同じく『ポストジブリ』候補となり、今回の『君の名は。』が公開されましたが…
監督・新海誠(『秒速5センチメートル』監督)、作画監督・安藤雅司(『千と千尋の神隠し』作画監督)、キャラデザ・田中将賀(『あの花』『ここさけ』キャラデザ)、という凄いメンバーが集まった豪華な作品となりました
ジブリから新海作品に移ってこられた作画の方も多いですし、そういう意味でもこれからどんどん伸びていく余地は大いにあります
で、肝心の作品内容ですが、まだ見ていない方もいるかと思いますのでここでは割愛ですが…
背景や美術レベルはやはり『世界の新海誠』だと感動しました
特に星がきらめく夜空のシーンは間違いなく映画館で見た方が良い作品だと強く思います
ただし、Mr.Tのようにこの作品に『新海誠作品らしさ』を求める方は正直、見終わった後『モヤモヤ』するかもしれませんが…
普通の人もアニメ好きの方も見れる内容になっていますので一度見てみるのも良いかもしれません
ではまた!
おまけ
ここからはネタバレ込みですのでまだ作品を見ていない方はここから下は見ないでください
正直、三葉が3年前の瀧に出会ったところがクライマックスで、その後の住民避難等は蛇足感でダレてしまったのは残念でした…
特に住民を避難させるために三葉たちが変電所に爆弾を仕掛けたりとか、犯罪行為を入れ込む必要が本当にあったのかなぁ…と疑問に思いました
こういうところは『宮崎ジブリ』の構成力を見習ってほしいと正直思いました
あと著名人が絶賛しているのを見ていますが、別に絶賛することは個人の自由ですが…
新海誠作品ファンとしては、新海誠の才能はまだまだこんなもんじゃないと思っていますし、この作品は『メジャーになるための通過点』として、今後の作品のステップになる作品になってほしいです
そして、次作はもっと『新海誠監督のやりたいこと』をふんだんに盛り込んだ作品にしてほしいです
リンク集
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