良きドールとは、言葉の中から伝えたい本当の心を掬い上げること
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』3話感想
3話はバイオレットが代筆屋の専門学校へ通う回でしたが、良き友のルクリアに出会い、ヴァイオレットが相手の感情を初めて手紙にできた回でした
相手が言っている『表面上の言葉』から、感情を読み取って『文章にする』というのが『代筆屋という職業の本質』ですが、ヴァイオレットはルクリアと出会うことで、その第一歩を歩き出しました
ヴァイオレットは今まで言われたままの文章をそのまま記載していましたが、ルクリアの言葉から本当に言いたいことを掬い上げることができました
3話の絵コンテ・演出は『北之原孝将』さんでしたが『ヴァイオレットが感情を持つようになる流れ』を丁寧に描いてくれていて最高でした
『北之原孝将』さんは『CLANNAD AFTER』9話『坂道の途中』なども担当されています
丁寧な仕事をする方で、CLANNADで知って以来私的にファンですが、毎回担当される作品で本当に良い仕事しますね
この回は特に演出が素晴らしく何度も泣きました…
今後もヴァイオレットが人と出会うことで成長していく流れになっていくと思いますし
ヴァイオレットが変わっていくその過程を楽しみたいです
ではまた
おまけ
そういえば今回脚本は咲やARIAの脚本を書かれていたMr.Tが好きな『浦畑達彦さん』でしたが、京アニ作品で浦畑さんの脚本を見るのは新鮮でした
今回シリーズ構成は吉田玲子さんですが、まさに『ARIA』のような脚本メンバーになりましたね
ARIAも感動できる言葉の宝庫でしたが、今作品でも期待したいです