『海老すくい』の数奇の真髄
ただ阿呆になって騒いでいるのが滑稽なのではなく・・・
余裕をひけらかさんと『命がけでへうげている』のが可笑しいのだ
この笑いの質は『斜め』に見ずば分からぬものだが、確かに俺の憤った心を和らげる効果はある・・・
宗匠!『数奇の真髄』とは・・・思わぬところに転がっておるものですな!
さて古田左介が感じた『数奇の真髄』から始まりましたが・・・
今回は『へうげもの』第16話『別離のつぶやき』レビュー♪
モーニングで連載中の山田芳裕さんの漫画のアニメ化です!
で、今まで1話からずっと見てきましたが、今回思わずレビューを載せたくなったのが・・・
酒井忠次が演じた『海老すくい』があまりにも素晴らしかったのと、それを見た左介の言葉が良かったからです!
この『海老すくい』はアニメならではの動きで最高でした!
内容としては左介が徳川家康へ和睦の使者として出向いた時に・・・
家畜のえさのような山盛りのご飯と、酒井忠次の人をバカにしたような『海老すくい』に憤る左介が御膳をひっくり返そうとするところで・・・
あまりにも使者に対する対応がなっていないことに怒る左介ですが・・・
冒頭の言葉のように左介が『海老すくいの真の意味』を理解していく流れでした!
『真っ直ぐ』見ればバカにしているようなものも『少し視点を変える』ことで数奇の真髄を感じることが出来た左介!
こういういろんな角度で物事が見れる左介の能力の高さも描かれていますね
そして今回披露された『海老すくい』について『ツイッター』で今回『総作画監督』だった『山下喜光』さんがつぶやいてましたが・・・
『現代に音楽や動きが伝わっていない海老すくい』をスタッフがアニメ用にアレンジして作ったと知って驚きました!
こういう『自分達で考えてアニメにする』というスタッフの積極性が本当に素晴らしいと思いました!まさにアニメは日本の誇る文化です!
こういう『センスが光る名作』に出会えるからアニメは面白いですし次回も楽しみです♪
ではまた!
おまけ