今回ヒロがゼロツーと乗ることで生まれる異常兆候に苦しむ話でしたが、ゼロツーと運命を共にする覚悟を決める流れなど、各キャラの心理描写の描き方が巧みでした
特に今回は高雄統子さんが絵コンテ・演出をされていましたが、感情が動く回を作らせたら超一流ですね
CLANNADなど京アニの第一線で活躍された高雄さんのセンスの良さが出ていたと思いました
特に高雄さんの特徴は『目の描き方』ですが、今回もよく表れていました
ゼロツーがイチゴに質問するシーンのゼロツーの凝視や、その後のイチゴの泣きのシーンの焦点が合わない目線は特に印象に残ります
キャラの感情を目線で視聴者に見せる構図になってました
実際『CLANNAD』などでも高雄回は印象に残るシーンが多いですが、特にキャラの感情を目で表現するのが上手い方です
Mr.Tが『ブログをはじめるきっかけ』となったのもCLANNADの高雄回の素晴らしさだったこともあり、人を惹きつける魅力があると思っています
アニメにも『意図がある』ことを高雄さんの描く回にはより感じることが出来ます
話の内容としては『結城友奈』のように体を捧げて戦うという展開と…
エヴァのように『人知の及ばない何か』を流用しないと生きていけない人の性が現れていく展開になるようで楽しみです
ではまた
おまけ
ちなみに前回はエヴァで絵コンテをしていた摩砂雪さんが参加されて、アクションシーンを前面にした回で面白かったですが、各話毎に力のあるアニメーターさんを起用できるこの作品は強いですね
いろいろな才能が集まって良い作品は生まれますし、これもA-1とトリガーがタッグを組む意欲作だからこそと感じました
今後もどんなアニメーターが参加されるのか楽しみです