まひるの恍惚
あの時、匡平様がいなかったら・・・
私達は・・・みんな死んでた・・・
匡平様が『玖吼理の左手』を開かなかったら!
さて『まひるの匡平に対する恍惚の言葉』から始まりましたが2011年7月放送開始アニメ『神様ドォルズ』第10話『美姫、繚乱』レビュー♪
原作はやまむらはじめさんで『月刊サンデージェネックス』に連載中のマンガです!
監督は麻枝さん脚本の『Angel Beats!』の監督をされた岸誠二監督で、製作は『デュラララ!!』などを製作している『ブレインズ・ベース』と気鋭の製作陣です!
早速レビューですが冒頭は前回ラストで新キャラの『日向まひる』が登場した後のシーンから!
何故か匡平にだけは懐いているまひる・・・しかし他の者には容赦なく罵声を浴びせます・・・
同じ日向家でも兄の勾司朗や弟の桐生でも手に負えない気性の荒い娘です・・・
で、まひるは『枸雅家と日向家の協力体制』を荒らすだけ荒らして去り・・・
せっかく仲直りできそうだった詩緒と桐生との関係も今回の件でまた元に戻ってしまいます・・・
桐生にとってまひるは『恐ろしい姉』のようですね・・・
一方阿幾は空守村初の国会議員という『平城』に会い・・・
村の老人達を排除し、案山子を有効利用したいという平城の考えを知ります!
お互い『前時代的な空守村を壊したい』という思いは一緒・・・
そして阿幾を逃がしたのが平城で、まひるとも繋がっているのが分かります!
仲の悪いまひると阿幾・・・そして裏工作をしている平城・・・
詩緒達の知らないところでいろいろな物語が進行しています・・・
さて、匡平と勾司朗ですが日を改めて会い・・・
そこで謎に包まれていた『匡平の過去』が語られます!
『物語の核心』です!
ここから物語は匡平が『玖吼理の隻』だった子供の頃に戻り・・・
阿幾と匡平がまひると出会うところから始まります!
この時から阿幾とまひるは不仲・・・
で、阿幾は『謎の横穴』を見つけ匡平を連れて入っていくと『謎の案山子』を見つけますが・・・
その『謎の案山子』が急に動き出します!
かなり好戦的な謎の案山子で誰も操っていないのに動き出します!
ここで『匡平・阿幾・まひる』の3人で力を合わせて退治しようとしますが歯が立ちません・・・
何とか匡平が玖吼理を使って防戦しますがそれも限界に近づき3人に死が迫ります・・・
絶体絶命の3人・・・
ここで匡平の記憶は途切れ・・・気が付いたら村の大人達が謎の案山子をやっつけたという記憶になっていますが・・・
事実はまひるが冒頭の言葉で言うように『匡平が玖吼理の左手を開いて謎の案山子を倒した』ようです・・・
だからまひるは命の恩人の匡平を慕っているんですね・・・
さて、これで10話終了ですが『匡平の過去』が明かされましたし、まひるや平城など新キャラが物語を動かしていきそうです!
先に行くほどいろんな展開を見せるのはさすがです!
新キャラ登場で常に物語を動かす・・・魅せ方が上手いです♪
そして今回の戦闘シーンは気合が入ってましたね!
迫力のある戦闘シーンは見ていて惹きこまれます♪
クライマックスに近い10話でこういう本格的な戦闘シーンを描くのは現場的に大変だと思いますが・・・だからこそファンにとっては嬉しいです!
次回も楽しみです♪
ではまた!
おまけ
それにしてもまひる役の花澤香菜さんは『ノリノリ』でしたねw
『キレキャラ』の花澤さんを見るの初めてな気がするので・・・なんだか新鮮です!
そして花澤さんを起用する視聴者のツボを心得た岸監督はやっぱり上手ですね♪
あとOPEDにも『まひる』が登場してますね!
こういう『OPEDの変化』って『Angel Beats!』のOPEDでもありましたが岸監督の演出が生かされていて好感です!
見ている方も新鮮ですし・・・こういう『細かい所までこだわった演出』が岸監督の魅力だと思います!