緒花の『喜翆荘への想い』
みんな喜翆荘が大好きなんです!
その気持ちまで『まっさら』になんて出来ないですよ!
もう喜翆荘は女将さん達だけのものじゃないんです!
みんな喜翆荘で働きたいんだから!
喜翆荘が『みんなの夢』になるかもしれないんだから!
さて女将が喜翆荘を閉める理由を聞いて緒花が『喜翆荘の想い』を語る場面からはじまりましたが・・・
昨年Keyの麻枝さんが脚本を手がけた『Angel Beats!』を製作したP.A.WORKSの最新作です♪
しかも『P.A.WORKS 10周年作品』ということでかなり力が入ってます!
早速レビューですが今回は緒花が孝一と『偶然歩道橋で出会う』ところからで・・・
孝一が緒花に詰め寄ると緒花は涙を流してしまいます・・・
孝一に会えた嬉しさで・・・喜翆荘の閉鎖や今までのわだかまりが涙として出てくる緒花・・・
この後公園に場所を変え2人きりでベンチに座り・・・
ここで孝一は意を決して緒花に・・・
お前言ってたよな!
『東京の景色はつまらない』って!
俺、そんなこと思ったこともなかったんだ・・・
だけどお前がいなくなったら・・・
『つまらない景色』に見えた!
と、『空気が読めない』と自負する『緒花ですら気づくベタな告白』をしだしたところで・・・
緒花は『自分から言いたい!』と孝一の口を塞ぎ・・・『ぼんぼり祭りに来て欲しい』と伝えます!
『孝一の真っ直ぐさ』や『緒花の一途さ』がよく出ていて・・・印象的なシーンでした!これで孝一と緒花のすれ違いも解消されましたね!
さて孝一との関係も修復した緒花は喜翆荘に戻りますが・・・
緒花の母・皐月が書いた『喜翆荘を褒める記事』が話題となり旅館は盛況に!
『皐月の情け』ではありますが・・・喜翆荘に追い風が吹き始めます!
しかし女将はこの状況でも『喜翆荘を閉じる』意思を変えません・・・
女将の決意は相当固いようですね・・・
緒花を含め旅館の従業員達も困惑してしまいます・・・
さてそんなことがあった次の日、女将は『夫の墓参り』に緒花と一緒に来ますが・・・
ここで女将は緒花に『喜翆荘を閉める』のは『自分達の夢』に子供達や従業員を巻き込みたくないという思いからと伝えます・・・
女将は『旅館を飛び出した皐月』や『自分の夢を捨てて若旦那になった縁』を見て後悔し・・・
従業員に自分達の夢にとらわれず『まっさらな道』を歩んで欲しいと考えていたようです・・・
ただ緒花はその言葉に対し冒頭の言葉のように『喜翆荘の夢は既に従業員皆が共有している』ことを告げます!
女将は『女将の夢の終わり=閉鎖』と考えていますが、緒花達は『女将の夢の終わり=新しい旅館への旅立ち』と前向きに考えています!
ここは22話で女将自身が語っていた『若者の強み』でもあるんですけどね!
で、最後は『ぼんぼり祭り』に強制的に緒花が駆り出されるところで終了・・・
民子や菜子といった従業員と緒花が扉で別れるシーンが印象的でした・・・
ただ喜翆荘の従業員一同に『結束』が生まれているような感じでした!
これで24話終了ですが『緒花と孝一』の『すれ違いの決着』を見た回でしたね!
今回脚本は岡田麿里さんでしたが『女子高生の葛藤』を描かせたら強いです!
しかも女将のエピソードや従業員の想いなどを含めながら1話できっちりとまとめてくる手腕は凄いです!マリーさんも成長してますね!
そして、とうとう『花いろ』もクライマックスですね!
『喜翆荘』の将来はどうなるのか・・・
次回も楽しみです!
ではまた!
おまけ
今までも作画素晴らしかったですが・・・ぜんぜん作画レベルが落ちないPAの作画力は本当にすごいですね・・・
自分達の強みを知っているからこその『丁寧な作画』は好感が持てます!
細部まで綺麗で素晴らしいです!
それからお風呂シーンをきちんと出してくるところもさすがですね♪
特に『菜子ちがサービス満点』でした!(爆)
これが『最後のサービスシーン』っぽいですので・・・いつも以上に菜子ち頑張っててよかったです♪
あと以前お話しましたが・・・『キャラ☆メル Febri Vo.5』の『安藤真裕監督&脚本の岡田麿里さん』対談で・・・
『花咲くいろは』は『働く人へのメッセージがこもったアニメにしたい』と言われていたのを思い出しました!
なので最終回で『緒花・民子・菜子』たちが・・・
最後にどういう成長をするのか・・・楽しみです!