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【アニメとマーケティング分析5回目】『交流サイト(SNS)ゲームの中のコンプガチャ』について(Yahoo!のトップページにあった『コンプガチャ違法の可能性』という記事から考察してみました)

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今回は『アニメとマーケティング分析』についてのお話の5回目です!
 
 
『マーケティング』はアニメの世界に限らず『その作品の人気を左右していく重要なファクター』ですので・・・Mr.Tなりに考察してみました!
 
 
『このブログならでは』の『マーケティング方式』を考えてみました!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さて5回目の今回は『交流サイト(SNS)ゲームの中のコンプガチャ』についてです!
 
 
いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの成長を見せる『グリー』や『DeNA(モバゲー)』といった携帯ソーシャルゲーム業界ですが・・・
 
 
その高収益を支えるのは『コンプガチャ』と言われる『課金システム』と言われています 
 
 
 
 
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さて、今回取り上げるきっかけになった経緯ですがYahoo!のトップページにあった『コンプガチャ違法の可能性』という記事を読んだからです!
 
 
内容としては消費者庁が『コンプガチャについては景品表示法で禁止されている手法にあたるのではないか』とということで・・・
 
問題は課金システムに依存している『ソーシャルゲーム会社の存亡』に直結している問題だからです
 
 
 
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『コンプガチャって何?と思われる方がいるかもしれませんが・・・
 
要は、『ガチャ』と呼ばれるゲーム内のくじ引きシステムで購入できるアイテムを複数そろえる(コンプリート)ことで希少なアイテムを獲得できる仕組みです
  
しかし消費者庁はこのシステムは『景品表示法』で禁じている『射幸心をあおり複数の異なる絵柄を集める見返りに懸賞を提供する手法(カード合わせ)』に抵触しているのではないかというのが問題のようです
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さて今回の件は2つの内容に分けられ
 
 
 
 
.『コンプガチャ問題』が発生した背景
 
 
 
2.『今後のソーシャルゲーム会社の収益』の動き
 
 
 
 
 
が考えられます。なのでこの2点を今回『マーケティングの目』で検証します
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最初に『1.コンプガチャ問題が発生した背景』ですが・・・ 
 
一番の問題は『資金力のない18歳未満』の利用者が『射幸心』により自力で支払えない高額利用を行い・・・
 
保護者がその高額な金額を支払うこと『行政を絡めた問題』になったのが大きくなったようですね・・・
 
『射幸心』という意味ではパチンコや競馬などがありますが、両方とも未成年は禁止ですし現金でしかできないですからある意味『規制』にはなってます
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なので『DeNA』や『グリー』は今回の件で『自主規制』を設け『18歳未満の使用を1万円以下』にするとのことですが・・・
 
これでは『課金するほど強くなる』ゲームでは『1万円しか使えない未成年』はおのずと『負け組』になるのは目に見えてますので・・・
 
この規制で『万事解決か?』というのには疑問ですけどね・・・
 
ゲームそのものの『システム見直し』がないと未成年だけバカを見ることになりますよね
 
 
 
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さてここからは2.『今後のソーシャルゲーム会社の収益』の動きですが・・・
 
まず『グリー』や『DeNA』が現在どれだけ利益を上げているかを決算で見てみようと思います!
 
決算はHPなどで見れます!分かりやすいように『ゲーム大手』のコナミと比べて見ましょう 
 
 
 
 
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これを見れば一目瞭然だと思いますが
 
 
売上
 
コナミ : 2,579億
 
DeNA : 1,127億
 
グリー :   641億
 
 
 
 
当期利益
 
コナミ :  129億
 
DeNA :  316億
 
グリー :  182億
 
 
 
 
売上に対する当期利益率『コナミ』に比べ『DeNA』や『グリー』が異常なほど高いのがわかりますし『利益を上げまくっている』のが見えます
 
 
考えられることは『ソーシャルゲームなので設備投資に他のゲーム業界と比べ費用がかからない』ことなどが上げられそうです。基本仮想世界で物を作ってないですからね・・・
 
 
 
逆に言うと投資する場所がないので『金が余って仕方がない』ので節税のためベイスターズを買っちゃうことも可能なんでしょうけどね^^;
 
 
 
あとこんな状況では真面目に『ウイイレ』とかゲーム作ってるコナミは面白くないのでソーシャルゲームに手を出し始めているのも良く分かりますw 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さてもちろんこの高収益を生み出しているのは『コンプガチャ』といわれる課金システムですが・・・
  
今後『消費者庁』に目を付けられた『DeNA』や『グリー』が今と同じやり方で順調に収益を上げるのは疑問です・・・
 
まずはこれほど会社が大きくなったのですから『ゲームそのものの見直し』をしていかなければならないでしょうね
 
まあ今まで貯めた内部留保があるでしょから今回の件ですぐに屋台骨が崩れることもないでしょうしね・・ベイスターズは手放すかもしれませんが・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そして『今回のコンプガチャ問題』で思い出したのが『株-Market-』というマンガでした!
 
発売されたのが2000年~2002年までで全5巻です!
 
数年前本屋でたまたまこのマンガが目に入って全巻買いましたが・・・今では愛読書になってます!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この作品の主人公ですが・・・アメリカ帰りの天才トレーダー『志摩 真』といい、マンガの内容も『株』に関する内容になっています!
 
 
ただいわゆる『株の専門書』ではなく、株式投資における『基本中の基本』をベースとし、ストーリーの展開の中で分かりやすく説明している株の初心者にも読みやすい作品です!
 
 
私は株の知識がほとんど無いですが・・・サクサク読める内容で面白いです!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そしてこの主人公『志摩 真』の『株と投資』に関する哲学ですが・・・
 
 
 
『株』とは『企業の夢を買う』こと
 
 
『投資』とは『その企業の夢を一緒に応援する』こと
 
 
 
と常に考え『本当の株式投資』を行えば『企業を変え・・・日本経済も変える力がある』という持論を持っています!
 
今回の問題で今『ソーシャルゲーム会社』本当の意味で『投資先』としての価値があるのかを投資家に確かめられている状況ですよね・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そして『社会的投資責任(SRI)』という項目があり・・・
 
ここではアメリカのアップル社が例に挙げられてますが・・・
 
投資家達がアップル社を愛しアップルの経営陣が投資家達の意見に従って業績を回復させたという内容が書かれていましたが・・・
 
今後『グリー』や『DeNA』が多くの人に期待され、支えられられる会社になるのか・・・動向を見守って生きたいと思います
 
 
 
 
 
 
 
 
 
他にもいろいろと読んでいてタメになる話がありますので是非ともご一読してただければと思います!
 
騙されたと思って読んで見てください!必ず何か心に残るものがあると思います!
 
あと・・・できればこういう作品をアニメ化してほしいんですけどね・・・
 
 
 
ではまた!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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