宜野座が語る『朱の監督責任』
君がちゃんと狡噛をコントロールしていれば、
こんな事態にはならなかったんだ!
どうだ、自らの無能で・・・
『人が死ぬ』気分は!
2012年秋アニメ私的注目度2位『PSYCHO-PASS サイコパス』
第10話『メトセラの遊戯』レビュー!
『ノイタミナ枠』オリジナルアニメです!
製作スタッフ
総監督 : 本広克行
監督 : 塩谷直義
シリーズ構成・脚本 : 虚淵玄
シリーズ構成・脚本 : 虚淵玄
キャラ原案 : 天野明
制作 : プロダクション I.G
音楽 : 菅野祐悟
音楽 : 菅野祐悟
OP : abnormalize (凛として時雨)
ED : 名前のない怪物 (EGOIST)
ED : 名前のない怪物 (EGOIST)
キャスト
狡噛慎也 : 関智一
常守朱 : 花澤香菜
宜野座伸元 : 野島健児
征陸智己 : 有本欽隆
征陸智己 : 有本欽隆
縢秀星 : 石田彰
六合塚弥生 : 伊藤静
唐之杜志恩 : 沢城みゆき
唐之杜志恩 : 沢城みゆき
槙島聖護 : 櫻井孝宏
この作品は何といっても・・・
『踊る大捜査線』の『監督:本広克行・音楽:菅野祐悟』
『魔法少女まどか☆マギカ・Fate/Zero』の『脚本:虚淵玄』
『家庭教師ヒットマンREBORN!』の『作者:天野明』
と・・・『普通のアニメ』では組まないであろう異色のスタッフコラボに期待が高まります!
『攻殻機動隊』でおなじみのプロダクションIGが製作で、どんな展開になるのか楽しみにしてました
で、10話は朱の友人の船原ゆきが『公安の事件に関係する』ことで朱と秘密裏に連絡をとりたいとメールで連絡があり・・・
朱は狡噛を連れて船原に会いに行きますが・・・
狡噛が罠にハマり、地下鉄のような乗り物で連れ去られます・・・
朱が狙われていると思いきや、ターゲットは狡噛のようです
その地下鉄の車両には船原が乗っていましたが、そんなメールは出した覚えが無く、いつの間にか連れ去られたとのこと・・・
しかも降りるように仕組まれた場所で敵に『人間狩り』を開始させられます・・・
そんな状況でも船原を連れながら逃げる狡噛・・・
逃げる最中に、船原は朱がこういう大変なことに巻き込まれていることを知り心配しますが・・・
狡噛は朱の人物像に対し・・・
あいつは信念を持っている
刑事っていうのは、どういう仕事なのか直感的に理解している
世の中に本当に必要なのは・・・
ああいうタイプだと思う
と朱のことを褒めます
一緒に仕事をするうちに、朱の性格や考え方に好感を持ち始めている狡噛
その後、狡噛は途中で発見したトランシーバーの『バッテリー部分』を、機械式の猟犬の背中に貼り付けてあることを知り・・・
敵は『ワンサイド』ではなく『逃げ道』も用意していることを知ります
敵は狡噛を試しているようですね・・・
そして『熟慮』した狡噛は船原の下着が上下別であることで『誰かが意図的に下着を変えた』と判断し・・・
ブラジャーのパットの中からアンテナを発見!
こんな緊迫した場面でも冷静沈着な狡噛・・・
一方朱は伸元達に応援を頼みますが・・・
伸元は冒頭の言葉にあるようにもしもの時に『監督責任』になると朱を叱責します・・・
人に指示する立場だからこそ・・・朱の責任感に対し厳しく言う伸元・・・
最後はトランシーバー全キットがそろった狡噛から連絡があり・・・
急いで助けに行く公安メンバー!
どんな状況でも狡噛を信じていた公安メンバーは安堵します・・・
さて、10話は『狡噛』が狙われる事件の序盤でしたが・・・
心理戦や駆け引きを含めて面白かったです!
そして『サイコパス』システムの弊害と、それを利用して犯罪を起こされていることが描かれましたね
あと前回も書きましたが以前『虚淵玄さん特集』で・・・
『Fate/Zero』など『刺激物』として他のアニメとは一線を画す作品にしたかったといってましたが・・・今回の『サイコパス』も同じだと思いました!
虚淵さんらしい作品だと思いました
今後が気になる作品です!
慎也が犯人の標的になったようですし・・・
オリジナル作品らしい『先の見えない展開』なので期待してます
ではまた!
おまけ
改めてやっぱりブッチーの脚本は面白いなぁ・・・
と改めて実感しました・・・現在にも通じる社会システムの『矛盾』が描かれてますね
終始引き込まれました・・・
放送前に参加した試写会では2話も見ましたが本広克行さんが総監督で参加しているだけあり・・・
『踊る大捜査線』でも描かれる『立場の違う人間との葛藤』がさらにキャラを引き立てます!
これが2クール続くと思うと・・・嬉しすぎます!
あと試写会では本広克行監督や脚本の虚淵さんや声優陣が出てきて『終始和やか』な中で作品を語ってくれましたが・・・
何といっても虚淵さんと本広総監督が語ってくれた『IGの金字塔』である『攻殻とパトレイバー』の良さは生かしつつ・・・
前者の作品にある激しいガンアクションは避けようという言葉が印象的でした!
そうした人気作品とは『違う角度』でアプローチしていくというのが面白いアイデアだと感心しました!
『踊る大捜査線』でもBGMを担当した菅野祐悟さんの曲も映像とマッチして良い曲ですし・・・
久々の『王道オリジナル作品』になりそうでワクワクしてます!
今後の展開もメチャクチャ楽しみです♪
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