さて今回は日本テレビ『金曜ロードSHOW!』で放送されたジブリ作品『コクリコ坂から』についてですが・・・
途中まで見てましたがあまりに退屈で見るのやめちゃいました・・・
今回初めて見るので楽しみにしてましたが・・・インパクトが全然無いですね・・・これが宮崎監督の息子の作品か・・・
この作品って『ALWAYS三丁目の夕日』のように『ノスタルジー』を売りにしたマーケティングで・・・
そのノスタルジーを恋しがる年配者を含め、ジブリブランドも活用した幅広い層をターゲットにしようとしているのがミエミエで逆に萎えるんですよね・・・
『昔は良かった・・・』という古臭さがどうしても出ているのが残念です・・・
ってか初期の『ナウシカ』や『トトロ』の方が面白いってどういうことなんですかね?
『ジブリ』というブランドがスタッフにとって『十字架』になっているように思えてなりません・・・
宮崎吾郎監督も本当にこんな作品作りたかったんですかね?ただ担がれただけなんですかね?
マーケティング目線ですと、当初日本テレビは『スタジオジブリ&宮崎駿』のアニメ作品を『一般人(特に子供づれの家族をターゲット)に浸透』させ『ブランド化』を行い・・・
『ブランド化』によりビジネスモデルとして『映画化→BD&DVD→テレビ放送』という循環形を確立してきました
ジブリも『ブランド化』により資金的にも安定的な製作体制が敷けるので時間をかけて作品を作れます
しかしジブリを牽引してきた『宮崎駿監督の高齢化』により昔の『ナウシカ・ラピュタ』のような印象に残る作品が徐々に減って行き・・・
ジブリの『ブランド力』に陰りが見え始めてきているものが今回の作品を見ても如実に現れてます・・・
しかもカリスマの宮崎駿監督がいなくなった時の『ジブリの後継者』等、どうなっていくのか不安要素があります・・・
今後ジブリはどこへ向かうんですかね?
今のまま『ジブリブランド』にすがり付いているだけだといずれ廃れますよ・・・ってか日本テレビに見捨てられますよ
今後の動向を見守っていきたいと思います
ではまた!
おまけ
今は『技術革新』でCGもどんどん良くなってますし・・・
近い将来、ジブリ並みの作画はフルCGで短期間に描けるようになるでしょう
その時にジブリは何を売りにするの?
他業種の『ソニー』『パナソニック』を見ればわかりますが・・・
『スマホ』『タブレットPC』など『技術革新』が起きるとそれまでの地位を一気に失うこともあるんですよ・・・
誰が『ソニーが基幹ビルを売るくらい厳しい経営状況』になると思ってましたか?
ジブリの『対岸の火事』だと思わないほうがいいと今回の作品を見て思いました・・・
私的にもしジブリが本気なら『ナウシカの続編』をぜひとも作って欲しいです!
話題性抜群ですし『宮崎アニメ』の原点ですからね!
もし宮崎吾郎さんがジブリの後継者なら・・・オヤジの作品を乗り越えるような作品を作って『誰もが認める後継者』になって欲しいです!
ジブリに頑張って欲しいと思っているので・・・守りに入らず『思い切ったこと』をして欲しいと思います