心の『復興』
昔、それは立派で素晴らしい結婚式が開かれたそうだ
村一番のカップルと評判の新郎新婦
豪華な式場、大勢の出席者
何もかもが素晴らしい結婚式だった
最後に花嫁が足を滑らせて、頭からケーキに突っ込んでしまった以外はな…
その後、式の話題となると、いつも出席者は『その失敗』ばかりを思い出したそうだ
特に花嫁の落ち込みは酷かった…
それまでうまくいっていた幸せな思い出はすっかり忘れて…
不思議なもんだよな
嬉しいことってのはすぐ慣れて当たり前になるのに
嫌なことはたった1つ起こっただけでも、ものすごく重く感じてしまう…
多分、人は自分自身で嫌なことを何倍も重くしているんだ
アニメ『ARIA The NATURAL』
24話『その 明日のウンディーネに…』
晃の言葉より抜粋
さてARIAの晃が『気持ちの持ち方』について語る場面から始まりましたが
今日で『東日本大震災』からちょうど三年が経過しました
各地で慰霊の行事が行われ、私の職場でも14時46分から黙祷しました
Mr.Tも当時を思い出すために当時のブログ記事に遡りましたが…
記事には地震の影響で電車も車も動かず、国から『職場待機』の命令があったので東京の事務所で一夜を過ごしたことが書かれてました
このときは余震が続く恐怖の中、初めて事務所で一晩過ごしました…
あとMr.Tは東京駅近くの事務所で地震に遭いましたが東京は『震度5強』で…
生まれて初めて『震度5強』を経験しましたが、Mr.Tの職場が『ビルの高層』にあるため揺れが尋常じゃなかったです…
立っていることができませんでしたし、正直『ビルが崩れて死んでしまうんじゃないか?』と『死を覚悟』をするくらいでした…
なので今でもビルにいる時に地震が起きるとその時のトラウマが残ってて怖いですが…
それ以上にあの大地震でも壊れなかった日本の建築技術の凄さを感じてます
これは日本の誇るべき技術だと思います
さて今後の被災者の心のケアですが、冒頭の晃の言葉を借りれば『人は悪いことに縛られる』ものですし…
震災でマイナスイメージになってしまった方々には『それまでの人生を否定』しないで欲しいと思います
震災前の幸せな気持ちを忘れている人には思い出してもらい、悲しみを乗り越え明るい気持ちになって『心の復興』をして欲しいと思います
そして東日本大震災を教訓にして、もしものための準備を今後行っていかなければなりませんし…
引き続き日本人の長所である『思いやり』『助け合い』『一致団結』の精神を発揮していかないといけないと考えます
私も自分のできることを見つけていきたいと思います!
ではまた!
追記
あと当時の記事を見て思い出しましたが、余震が続く中で職場で一夜を過ごしましたが『仲間がいる安心感』というのは災害時には『かけがいのないもの』ということを改めて感じました…
災害時で一人だと心細いですが、仲間がいるという安心感は救われますね…
普段はあまり感じませんが、緊急時には本当に身に染みましたし、今後も心のケアを大切にしていきたいと改めて思いました