今回は浦和レッズサポーターが差別的表現の『JAPANESE ONLY』と書かれた横断幕を掲げた問題ですが…
浦和レッズ社長の淵田社長より横断幕を掲出したサポの意見を聴取した結果『浦和の応援を見たい海外の観光客』がゴール裏に来ると応援に統制が取れなくなるから掲出したという内容だったようです
確かに2007年に英国で制作された世界の主要10クラブを特集した『The Kings of Clubs』で浦和レッズが取り上げられ、一気に世界で浦和の認知度も上がり外国の観光客が増えているのも確かです
ただ今回は表現として『差別』に繋がる表現をしたのはもちろん『悪』ですが、今回のサポが言う『統制が取れなくなる』というのも実は問題ではあるんですよね…
実際仕事でも『皆が右』を向いて仕事ををしているのに、勝手に左を向いて仕事をする人がいると『組織』として成り立ちませんし、
『観光気分』でゴール裏に来る観光客と、必死に声を出して『応援』する人たちが同じスペースにいることはやっぱりおかしいと言えばおかしいんですよね…
そんな中で非常に『参考になる視点』のブログが2つありまして…
1つ目は『サポーター目線』の記事の『いろいろ所持雑感』さんと、2つ目は『一見さんお断り』の意味を教えてくれる『売れるをつくる販促デザインとブランディング』さんですが、今回の件に関していろいろ考えさせてくれました
ぜひとも記事を読んでいただければと思います
私的にこの2つの記事を読んで、今回の『横断幕』問題に繋がった理由を考えましたが、差別的な内容だったこともそうですが、もっと根本的には『全体の総意』ではないものが掲出され、クラブとしてもその意見を放置したからだと思いました
実際『ゴール裏』は『熱心にサポートする場所』だと私は今でも思いますし、そのスタンスは変わって欲しくないですし、
それ以上に『初めて訪れる外国人観光客の方』や『初めて応援』する方が、いきなりゴール裏の『コアな中心地』に行くことはいろんな意味で『危険』ですので…
なのでクラブとして『ゴール裏での観戦ルール』をきっちりサポと一緒に作り上げて『全体の総意』の基で動かなければいけないと思います!
『本気で応援』したい人はどんな人でもウェルカムですが、逆に応援が初めての人には『○○と言う理由でゴール裏の中心地は危険なので指定席やゴール裏でも端やアウェイ自由席など比較的穏やかなところで応援してください』とかの観戦アドバイスができる環境にしていかなければいけないと思います
『浦和の応援』を生で見たくて海外から来てくれる観光客がいることは『嬉しいこと』ですし…
『観光客の方』も『レッズサポ』も『クラブ』も皆がハッピーになれるような制度作りをして欲しいと思います!
今回の件で反省するところは反省し、その教訓をどう生かしていくのかが重要ですので、クラブにはその視点で動いて欲しいと思いますし、レッズサポも協力していって欲しいと思います