今日ジブリの最新作『風立ちぬ』のBDを買ってきました
『ポニョ』などはまったく買う気が起きませんでしたが、久々にジブリの映画を買いました
久々に『大人向けのジブリ作品』が生まれたと思います
で、ジブリ作品を久々に買って思ったのが、昨今のアニメ作品は『初回限定版』『多くの特典』などを付けてプレミア感を演出しますがますが…
ジブリはそういう『付属物』がまったくないのがある意味新鮮でした…
『特典ではなく作品で勝負』という気概はさすがジブリと思いました
しかもTVアニメのBDは2話で6~8千円するものがある中で、ジブリのクオリティでそうしたTVアニメ2話分のBDと同等の値段かそれ以下で買えるんですから、やっぱり『割安感』があるのも魅力だと思います
さて内容としてはゼロ戦設計者の堀越二郎の10代から30代までを中心に物語が展開され・・・
実際のエピソードを下敷きにしつつ、菜穂子との恋愛シーンなどオリジナル要素を盛り込んだストーリーが展開される内容でした
そしてどう取り繕ってもゼロ戦という『戦争の道具』を作った内容ですので、結論も非常に難しい形になりました
ただ肝心の飛行機のシーンは、さすがジブリだけあってメチャクチャ作画が綺麗でした!
背景や美術レベルはやはり『世界のジブリ』だと感動しました
宮崎駿監督のこだわりを感じることが出来ます
ただ、扱う題材が前述したようにゼロ戦という『戦争道具』ですので、『メッセージ性』を求める方は正直見終わった後『モヤモヤ』するかもしれませんが…
普通の人もアニメ好きの方も見れる内容になっていますので一度見てみるのも良いかもしれません!
あと庵野監督の『こなれてない』演技(褒め言葉)も見てみるのも一興かもしれません
これから再度じっくり鑑賞したいと思います
BDで『クリア&綺麗』な映像ですので最高です
是非とも多くの方に購入していただき、この作品について考えて欲しいです!
ではまた!
おまけ
そうなると今後のジブリですが、ここからはあくまで私的な想像ですが、宮崎駿監督と『良い師弟関係』を見せた『エヴァ』の庵野監督がジブリに招聘され…
ジブリの後継者を息子の『宮崎吾郎』にして、庵野監督を『補佐役』にするのかなぁ…と考えちゃいます
息子に継がせることでお家騒動なく磐石な体制が築けますし、実力のある庵野監督が『実質的な牽引者』となるとバランスもよさそうです
(なんとなく劉備が孔明に劉禅を託すイメージに近いんですけどね^^;)
しかも庵野監督としてもラストを迎える新劇場版『エヴァ』の後に『スタジオカラー』のスタッフをジブリに引き連れていけば安定した仕事が続けられますし、面白い作品も出来そうですしね
いずれにしても今後ジブリはどこへ向かうのか気になります
今後の動向を見守っていきたいと思います