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【『役割分担』の重要性】『SHIROBAKO 』第12話感想(新人の宮森、ベテランの杉江、大御所の菅野など、いろんな目線での話の展開が面白かったです)

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今回は宮森が担当する最終回を『総力戦』で乗り切った回でしたが、ベテランで一線を退いていた杉江が大活躍をするなど『役割分担の重要性』が良く分かる回でした
 
特にエヴァの『庵野監督』をモデルにしたと思われる菅野が自分は『ロボットモノ』では強いけれど、動物を扱うなら『杉江さんがいい』というのは、一流は一流を知るということですね
  
アニメ作りってサッカーと一緒で、例えば『メッシ11人』集めたところで勝てないですし、それぞれの役割分担あってこそ素晴らしい作品が出来ることを再認識できました
 
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SHIROBAKO 12話感想 

キャスト
宮森あおい:木村珠莉
安原絵麻:佳村はるか
坂木しずか:千菅春香
藤堂美沙:野麻美
今井みどり:大和田仁美

スタッフ
原作:武蔵野アニメーション
監督:水島努
シリーズ構成:横手美智子
キャラクター原案:ぽんかん⑧
キャラデザ:関口可奈味
アニメ制作:P.A.WORKS
 
 
『ガルパン』の水島努監督のオリジナル新作ですが、どのような内容になるのか楽しみです!
 
あと脚本陣も水島努監督をよく理解している方々ですのでそういう意味でも期待してます!
 
『Angel Beats』でも綺麗な作画を見せてくれた関口可奈味さんがキャラデザで期待です
 
 
 
 
 
 
さて12話ですが、最終回の原画マン不足に陥った状況で、製作進行の宮森が渡辺Pのツテで大御所の菅野に依頼しに行きますが…
 
菅野は宮森に『何故自分でないとダメなのか?』を問いかけ、さらに『同じ頼まれるなら菅野さんじゃないと出来ない仕事』といってもらったほうが嬉しいと素直に忠告します
 
原画マン不足で絵がうまい人ということだけで菅野に依頼したことを見透かされる宮森…
 
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『風立ちぬ&ナウシカ』かな?
 
 
 
 
そして菅野は宮森に『ロボ』を描くのではなく『馬』を描くのであれば『杉江さんが適任』と言い…
 
杉江が昔『動物アニメの素晴らしいOPを一人で作った伝説の人』だったことを宮森は知ります
 
今の杉江は『萌え絵が描けない』と言う理由で一線から退いていますが、実は大御所の菅野からも一目置かれている『動物アニメのプロ』だったことを知る…面白い展開ですね
 
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一方武蔵野アニメーションでは現行の馬のカットでは最終回が放送できなくなることが問題になり、内容に換えることを議論しますが… 
 
監督ではなく本田が『クライマックスで作画を落としたら臨場感が伝わらない』『最終回で逃げるなら今まで何のためにやってきたのか』と監督を擁護します
 
さんざん監督と喧嘩した本田ですが、監督の作品を好きだからこそこの場面でこの言葉を言ったのは胸が熱くなりました
 
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そんな状況で宮森は皆に菅野から『馬の描写なら杉江を推す』という話をし、宮森が杉江に依頼をしたところ杉江が引き受けてくれることになり『ラフ原画』を杉江が描き、他の原画マンが総出で補佐をする作業分担となり… 
 
納品ギリギリまで作業し何とか納得いく作品が完了し放送できることになりました…
 
萌え絵が描けない杉江を雇い続けた武蔵野アニメーションという会社の家族経営の良さと、そうしたベテランアニメーターを尊敬する下地がある原画スタッフの温かさが上手く融合したんだと思います
 
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もし実力主義で若手ばかりのスタジオだったらこうはならなかったでしょう
 
 
 
 
 
 
 
最後はクリスマスにスタッフ皆で作品完成打ち上げを行う描写と
 
出来上がったばかりの『白箱』を嬉しがる宮森の姿がありました!
 
最後は非常に感動的な展開でしたが、『モノを作る大変さと面白さ』が両方描かれていた回でよかったです
 
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さてそんな12話でしたが、主人公の宮森の最終回の制作進行を中心とした話でしたが『チームプレーの重要性』についていろいろ考えさせられる回でした
  
新人の宮森ベテランの杉江大御所の菅野などいろんな目線での話の展開も面白いと思いました
 
 
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次回も楽しみです
 
 
 
 
 
 
ではまた
 
 
 
 
 
 
 おまけ 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
そういえば本田が『最終回を妥協したくない』と言っていましたが、まさに水島努監督が『ガルパン』を作ったときに同じ思いだったんだと思います…
  
放送を落として総集編になるのはもちろん問題ですが、それ以上に『良い作品を最後で妥協して台無し』になったらそれまでの努力が報われないというのは分かる気がしました…
 
だからこそ批判覚悟で水島監督は最終回を延期しましたが、待った甲斐がある最終回になりましたし、いろいろ考えさせられました
 
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