今回は乃々香と汐音が中心になりノエルと再会する話でしたが綺麗にまとめてきましたね
久弥さんの前作『sola』では『主人公とヒロインが最後に2人とも消える』展開でしたが、今回は『正統派』の締め方にするなど、展開によっていろんな引き出しをもっていることを証明しましたね
そして流れは前回も書きましたがCLANNADの風子編に似ていたような気がしましたが『人は昔の記憶を忘れてしまう』という切ない展開と『奇跡』を組み合わせた内容で最後まで久弥さんらしい展開でした
そしてループもので来たことはゲームシナリオらしいですし、Keyにいた久弥さんの面影を感じることが出来ました
天体のメソッド 最終回(13話)レビュー
キャスト
古宮乃々香:夏川椎菜
水坂柚季:豊崎愛生
椎原こはる:佳村はるか
戸川汐音:小松未可子
戸川汐音:小松未可子
ノエル:水瀬いのり
水坂湊太:石川界人
スタッフ
監督:迫井政行
監督:迫井政行
原案・脚本:久弥直樹
キャラ原案:QP:flapper
キャラデザ・総作監:秋谷有紀恵
キャラデザ・総作監:秋谷有紀恵
アニメ制作:Studio 3Hz
ゲーム会社『Key』のシナリオライターとして『麻枝准』さんと双璧をなした『久弥直樹』さんが『sola』以来の久しぶりにアニメ作品に参加されるということで期待の作品です!
Kanonなどの名作に関わった久弥さんですが、solaも非常に情緒的で良かったですし期待です!
麻枝さん、虚淵さん、田中ロミオさんとゲームシナリオライター出身者がアニメ作品で活躍されていますので久弥さんにも期待です
早速レビューですが、乃々香だけでなく汐音もノエルを覚えていたことで確信を取り戻した乃々香は再び『柚季・湊太・こはる』を連れてノエルを呼び出すこと決意します
そしてノエルを呼び出すために汐音も積極的になり乃々香を援護します
今まで何事にも批判的だった汐音ですが、ノエルと乃々香との出会いを通じて精神的に成長していったのが良く分かるシーンでした
その後、乃々香、汐音、柚季、湊太、こはるが再び手を取り合って円になり『円盤を呼ぶ儀式』を行うと一面の向日葵畑が現れ…
最後は風と共にノエルが登場し再会することができました…
非常に古典的な再会シーンですが、だからこそ胸に響きます…
さて今回は最終回でしたが、ループ後に再びノエルと会うゲームで言う『True End』になりましたね!
こういう展開はKeyの『Kanon』など『泣きゲーの先駆者』だった久弥さんらしいシナリオだと思いました
そして『あの花』のようなストレートな別れもいいですが、もう1つ山持ってきたところもまた久弥さんらしい展開だと思いました
作画も最後まで頑張って綺麗だったのも好感でしたし…
久弥さんの今後の活躍に期待してます
ではまた!
おまけ
今回改めて思いましたが、やっぱり久弥さんにはKeyの『泣きのDNA』が色濃く残っていると思いましたし…
今すぐではなくても、今後Keyに復帰してまた麻枝さん達とKey作品を作ってほしいなぁ…と思いました
『Keyの原点回帰』という意味でも非常に面白いと思いますし、お互いいろんな経験をして成長しましたし、その経験を生かして再び麻枝さんと久弥さんのタッグの作品をまた見てみたいと思いました