さて今回は2015年1月放送開始アニメ『艦これ』第一話レビューですが、好きな作品がアニメ化するとやっぱり嬉しいですね!
あと艦娘達の『実際の史実に基づいたセリフ』が出てくるのも特徴的だと思いました
そして私的に『戦艦に興味を持つ機会』を与えてくれたゲームですし、ゲームを知らない方にもそういう機会になるアニメになると期待してます
私的注目度1位:艦隊これくしょん -艦これ-
『戦艦を擬人化』したプラウザゲームとして多くのファンを持つ作品のアニメ化で…
これで『ストパン』『ガルパン』『艦これ』と陸海空全てのミリタリーアニメが誕生することになりました
スタッフ
原作:DMM.com/KADOKAWA GAMES
原案ストーリー/コンセプト:田中謙介
監督:草川啓造
監督:草川啓造
シリーズ構成:花田十輝
キャラデザ・総作画監督:井出直美、松本麻友子
キャラデザ・総作画監督:井出直美、松本麻友子
キャラデザ協力:しずまよしのり、しばふ、コニシ
CG制作:オレンジ
音楽:亀岡夏海
CG制作:オレンジ
音楽:亀岡夏海
音楽制作:フライングドッグ
アニメ制作:ディオメディア
キャスト
吹雪:上坂すみれ
島風:佐倉綾音
赤城:藤田咲
加賀:井口裕香
加賀:井口裕香
金剛:東山奈央
Mr.Tがこの作品を知ったのは2年前の夏で、当時は『コンプガチャ騒動』があり『課金を強要するゲーム』が多く辟易していましたが…
艦これは基本無料で『お金をかけなくてもレアカードが出てくる』『戦闘シーンや音楽が秀逸』『艦娘がかわいい』など、他のゲームとは一線を画す面白さでいつのまにはハマっていました
イベントが開催されるたびに『ファン同士の情報交換』も盛んに行われたり、運営が『大型建造は無理をしないで』と課金を控えるように言うなど『ファンと運営が一体となって作り上げている』という非常に特殊な盛り上がりを見せるゲームのアニメ化なのでどういう展開になるのか楽しみです
早速レビューですが、世界観としてはゲームと同じく謎の敵『深海棲艦(しんかいせいかん)』より制海権を奪還するべく戦艦を擬人化した『艦娘』が闘うストーリーで…
アニメ主人公で駆逐艦の『吹雪』が新しく鎮守府に編入するところから始まります
ゲームではいわゆる『主人公』というのはないのですが、アニメは分かりやすく吹雪目線で進める形になったようですね
あと海軍の敬礼は肘の位置が体に近く掌を相手に見せないのが特徴です
狭い船内でするためとか、ロープを使うので掌が汚れているので相手に見せないためとか諸説あるようです
そして1話冒頭では『五省』が入る構成になっているのも特徴的だと思います
『五省』とは旧大日本帝国海軍の士官学校である海軍兵学校において用いられた五つの訓戒ですが…
(意訳)
一、真心に反する点はなかったか
一、言行不一致な点はなかったか
一、精神力は十分であったか
一、十分に努力したか
一、最後まで十分に取り組んだか
というのは日本の戦艦を擬人化してアニメ化するという内容ですので、日本海軍の心得をきちんと入れてきたんだと思います
最初に五省が入ると引き締まります
その後吹雪が『第三水雷戦隊』に配属になると、同じ所属の睦月が鎮守府内を案内し、いろいろな艦娘達と出会いますが…
特に『第一航空戦隊(一航戦)』の赤城の正射姿を見た吹雪は、赤城を憧れるようになり『護衛したい』という思いを強く持ちます
やはり航空戦隊の花形である『一航戦』は魅力的ですね
そして翔鶴達『第四艦隊』が遠征中に鎮守府近海海域の『深海棲艦』の中心地を突き止めたため…
『第一機動部隊』『第二支援艦隊』『第三水雷戦隊』で強襲することになります
出撃シーンに『ロボアニメ』のような艤装シーンがあるのは面白いですしカッコよかったです
ただいきなり実践になった吹雪ですが『戦闘経験ゼロ』なことが判明し、いきなり撃沈のピンチとなりますが…
『一航戦』の赤城に助けられたことで、ますます赤城に憧れを持つことになる吹雪
『一航戦』が登場するシーンはカッコ良かったですし、そのときの切ない音楽もすごく良かったです
さて、これで1話終了ですが『艦これ』らしい1話だったと思います
あとキャストの実力が遺憾なく発揮されている作品だと改めて思いました!
キャストの皆さんは1人複数役を演じていますが、同じシーンで別のキャラの声を瞬時に使い分ける能力はさすがでした
そして『3DCGを駆使』したガルパンのような凄い作画でしたし…
今後も『楽しめる作品』だと思います!
あとはどのような構成にしていくのか脚本の花田さんの手腕に期待しています
ではまた!
おまけ
私的に戦艦に興味を持つ機会を与えてくれた艦これに感謝したいです
本当に戦艦一つ一つにドラマがあるのが良く分かりました
『雪風』のように最後まで死線をかいくぐって生き残った戦艦もいますし、本当に興味深いです
あと以前ガルパンの関係で訪問しました大洗では『てんりゅう』の艦内見学をしましたが・・・
普段自衛艦に乗ることがないので、貴重な経験でした!
自衛艦が日本を守ってくれていると思うと安心できますし、艦これで『戦艦』のファンが増えてきてますし、こういう機会をもっと増やしてほしいと思います