さて今回は2015年1月放送開始アニメ『ユリ熊嵐』第一話レビュー!
この作品はオリジナルアニメで2011年に放送された『輪るピングドラム』以来の幾原監督の作品です!
幾原監督の『斬新な構成』が大好きなMr.Tにとっては『待ってました!』の期待の作品です♪
私的注目度5位: ユリ熊嵐
『ウテナ』『ピングドラム』と独特な作品作りをする幾原監督のオリジナルアニメです
製作スタッフ
原作:ユリゴマモナカ
監督:幾原邦彦
シリーズ構成:幾原邦彦、伊神貴世
キャラ原案:森島明子
キャラデザ:住本悦子、
音楽:橋本由香利
音楽:橋本由香利
アニメ制作:SILVER LINK.
キャスト
百合城銀子:荒川美穂
百合ヶ崎るる:生田善子
椿輝紅羽:山根希美
ライフ・セクシー:諏訪部順一
ライフ・セクシー:諏訪部順一
ライフ・クール:斎賀みつき
ライフ・ビューティー:山本和臣
泉乃純花:小倉唯
泉乃純花:小倉唯
百合園蜜子:悠木碧
百合川このみ:小清水亜美
針島薫:日笠陽子
箱中ユリーカ:井上喜久子
椿輝澪愛:遠藤綾
今回のヒロインがピングドラムと同じく荒川美穂さんなのも幾原監督らしいですし…
ピングドラムのときの変身シーンのような度肝を抜くような演出を期待しています!
幾原ワールドを楽しみたいと思います
早速レビューですが、世界観としては宇宙に浮かぶ小惑星「クマリア」が爆発し、その破片が隕石となって地球に降り注ぎ、地球上の全てのクマが突然凶暴化しヒトを襲うようになり…
ヒトとクマの長い戦いが始まり、いつしかお互いへの憎しみから両者を隔てる「断絶の壁」が築かれるという流れです
いきなり特殊領域…これも『幾原監督ならでは』ですね!
そこへヒト側にある「嵐が丘学園」に百合城銀子と百合ヶ咲るるという2人の転校生がやってきますが、正体は「断絶の壁」を越え、ヒトに化けた「人食クマ」…
最初から正体を明かしてしまっているということはこの作品のメインテーマが2人の正体を明かすような流れではないということですね
前回の『ピングドラム』は謎解き要素が多かったですが、今回は既に正体を明かしているのも面白いです
そして1話は椿輝紅羽と泉乃純花がいわゆる『百合』の関係になるところから始まり、その様子を見た銀子とるるが『食べたくなる』という流れになり…
『謎の裁判』で承認されると、『ピングドラム』にもあった異空間が表われ、紅羽が食べられる描写と、ラストには現実世界で純花が食べられてしまう描写で終了
どうやら銀子とるるは『百合』なものを食べる属性があるようですね
さて、これで1話終了ですが『幾原ワールド全開』でしたね!
この『独特の感性』が幾原監督作品の魅力です!
他の人が真似できないオリジナリティのある作品です
あとはこの作品の『メインテーマ』が何かが気になるところですね
内容的には『好きという感情に壁はない』というところかと思いますが、もっと深いテーマもありそうですので期待してます
『生と死』を扱う作品ながら『ユーモア』もありますし、いろんなことを考えさせられる作品です!
今後の展開が気になる作品になりました!
先の見えないオリジナル作品…次回も楽しみです!
ではまた!
おまけ
そういえば前回の『ピングドラム』では『ピングドラム=冠葉が晶馬に分け与えたリンゴ=相手のことを思いやる心』というメインテーマがありました
今回はピングドラムのときのような重厚な作品ではなく、あくまでライトな作品になりそうですし、ピングドラムとの共通点と違いを見るのも面白そうです
この作品をより楽しむためにピングドラムを見ていない方はぜひとも見ることをオススメします