今回は『第一次上田合戦』が描かれましたが、2千人と劣勢の真田軍が7千人の徳川軍を打ち破った『城下での攻防』の流れが良く分かる展開でした
特に城下町に柵をめぐらし出入りしにくくする工夫や、敵を徐々に引き入れ城下で迎え撃つゲリラ戦など、真田昌幸の『戦略家』としての一面を見れました
上田城の地形を存分に生かした戦い方は、まさに真田らしい戦でした
そして大河ドラマでは珍しい『城下での戦い』を今回描くことで、タイトルにもある大阪の陣で真田信繁が『真田丸』を作る流れも出来ましたし…
数的に劣勢でも『知恵と結束と覚悟』により、大きいものに対抗できるというのは見ていて気持ちが良いです
徳川が真田をナメていたことも影響しましたが、『桶狭間の戦い』同様、歴史が動くときは相手方の油断も関連しますね
戦闘は真田軍の圧倒的勝利で幕を閉じますが、結局梅が戦闘中に亡くなってしまいます…
ここは戦国時代の非情さを伝える場面ですが、信繁と梅の絆を感じるシーンが随所にあったので辛いですね…
梅役は黒木華さんでしたが、一本筋の通った役で素晴らしい演技だったと思いました
そんな13話でしたが、北条・上杉・徳川を巻き込み戦国時代らしく『乱世を生き抜く姿』が見れそうですし…
今後どんなキャストの方々が出てくるのかも含め期待しています
来週以降も楽しみです
ではまた!
おまけ
そして次回予告では新章突入とのことで大阪が舞台となるようです
新章には、石田三成役に『新撰組!』の土方歳三役だった山本耕史さんや、『王様のレストラン』の政子役だった鈴木京香さんも出るようで、歴代の三谷幸喜作品に出られていた方々が出演されるようで楽しみです!
こういう繋がりがあるのも三谷作品の良いところだと思いますし、新章も期待です!