感想: 今回はウィルス感染し暴走しているドイツ艦のアドミラルシュペーとのバトルでしたが、スキッパーで接舷し白兵戦で鎮圧する展開でした
接舷作戦は上手くいけば艦をそのまま生け捕りできる利点がありますが、失敗すると乗り込んだ戦闘員が全員戦死か捕虜になってしまうなどリスクが高いのですが、よくこの決断をしましたね…
正直、岬艦長の作戦は、前回の座礁作戦同様、一歩間違えると死人が出るような作戦の連続で、はっきり言って同じ艦の乗組員にはなりたくないです(笑)
今回のシナリオはガルパンでもおなじみの鈴木貴昭さんでしたが、戦艦を扱うオリジナルということで、大砲でドンパチ以外に接舷作戦による白兵戦をしたかったんだろうなぁ…と思っちゃいました
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大砲だけだとなかなか個人の魅力が出ませんが、白兵戦だと個人の戦闘シーンも出せますからね!こういうところは大砲一辺倒にしない魅せ方が上手いと思いました
接舷作戦による白兵戦は、宮古湾海戦で旧幕府軍の回天が、新政府軍の軍艦・甲鉄に接舷して斬り込みを敢行するシーンが有名ですが、面白い題材なんですよね
ちなみに宮古湾海戦では甲鉄のガトリング銃で斬り込みをかけた旧幕府軍は多くの死者を出しましたが、それだけ危険な作戦なんですよね…
だからこそ斬り込みをかける先駆けの力量が重要ですが、先駆け1番乗りの野間マチコの活躍は凄かったですね
今回絵コンテは『祝浩司』さんでしたが、キャラの魅力の引き出し方が上手いです
祝さんの絵コンテは『咲』11話で久が牌を投げ上げてツモするシーンが有名ですが今回も良かったです
最後はドイツ艦を制圧し解放しましたが、ミーナが元の艦に戻ることになり別れになります
ミーナとココの『仁義なき戦い』みたいな広島弁の兄弟の会話がなくなってしまうのも寂しいですね…
盃返杯とかそういうセリフも、元々兄弟の仲だったこともラストでわかりました
さてそんな9話でしたが、ミーナがいなくなって寂しいところではありますが、何となくラストで晴風がピンチの時に助けに来てくれるような気もしますね
日本とドイツは戦時からも友好関係がありましたし、今後も友好シーンが描かれることを期待します
そして3DCGはガルパンでも力を発揮したグラフィニカですし、そういう意味でも期待です
ではまた!
おまけ
今回の白兵戦でやっとメイン級以外のキャラの活躍が見れましたが、基本戦艦なので今後どういう作戦をたてるのかも見ものです
特に武蔵との戦いでは正面からぶつかっても火力で薙ぎ払われてしまいますので、その作戦は面白そうですね
こういうところは『ガルパン』と同じく最弱が最強を倒す流れを楽しみたいです