戦の化身
この人、馬鹿じゃない
全知全能が戦に特化してるんだ
さて、豊久が敵兵に『ドワーフが食事後攻め込んでくる』と脅しをかけるのを見て『豊久は戦の本質を理解している』ことを感じる場面から始まりましたが…
信長は『恐怖と利益』で敵を抑え込もうとしますが、豊久は『寛容と覚悟』で敵を降伏されるという、お互い違う戦い方をしているのが興味深かったです
信長は豊久の戦い方に呆れますが、戦わずして勝つは戦の鉄則ですし、豊久がただのアホではないことが良くわかる描写でした
ドリフターズ 9話感想
キャスト
キャスト
島津豊久:中村悠一
織田信長:内田直哉
那須与一:斎賀みつき
安倍晴明:櫻井孝宏
オルミーヌ:古城門志帆
カフェト:西田雅一
ジャンヌダルク:皆川純子
ジルドレ:乃村健次
アナスタシア:北西純子
ラスプーチン:田中正彦
織田信長:内田直哉
那須与一:斎賀みつき
安倍晴明:櫻井孝宏
オルミーヌ:古城門志帆
カフェト:西田雅一
ジャンヌダルク:皆川純子
ジルドレ:乃村健次
アナスタシア:北西純子
ラスプーチン:田中正彦
土方歳三:安元洋
貴紫:宮本充
スタッフ
原作:平野耕太
原作:平野耕太
監督:鈴木健一
シリーズ構成・脚本:倉田英之
脚本:黒田洋介
脚本:黒田洋介
キャラデザ・総作画監督:中森良治
音楽:石井妥師、松尾早人
アニメ制作:HOODS DRIFTERS STUDIO
ヤングキングアワーズで連載中の原作をアニメ化した作品ですが、原作から評判の高かった作品です
なのでどんな作品になるのか気になっていた作品でした
『HELLSING』もそうですが平野さんが描かれるキャラは生き生きしてて面白いんですよね
さて、9話はドワーフを解放するために豊久達が敵の城を攻めますが…
この戦いから信長が仕込んでいた『火薬』の威力が発揮されます
さすが鉄砲を導入して戦国時代の戦い方を変えた信長だけありますね
そしてオルミーヌは『石壁』を使って敵兵団を囲い込んだり、城の壁に階段を作ったりと、石壁を工夫することで、戦で活躍しだします
こういう見方を変えて既存の武器を使い応用する戦いは面白ですね
防御のために使っていた壁が、今や攻めにも使えるというのが便利ですね
一方、豊久はドワーフを解放しますが、ドワーフは『捕虜収容所』のようなところで尊厳を失っている状況でしたが…
まずドワーフに食事を与え尊厳を回復させ、その間に敵兵に『降伏』を促す話し合いをするなど、冒頭の言葉にあるように豊久が『戦に特化』した考えで戦場を動かします
豊久は何も考えない猪突猛進型かと思いきや、戦に関しては誰よりも勘が働くというのはさすがですね
最後は降伏してきた敵兵の大将に『切腹』をせようと言う豊久ですが、敵兵の大将は切腹と言う概念が分からないので、逃げようとするところ、豊久に切られますが…
戦に負けて降伏する大将が、なにも覚悟がないというのが豊久にとっては耐えられなかったようです
ここは武士という特殊な考え方について興味が持てる場面でした
そんな9話でしたが、豊久がドワーフを解放したり、信長は火薬を作り出しましたし、今後楽しくなりそうです
『もし偉人が生きていて同じ世界に集まったら…』というif設定は面白いです
伝承でも『真田幸村』『土方歳三』といった悲劇のヒーローが生き残っているという話もよくありますが、それだけ人気があるということですけどね
来週も楽しみです!
ではまた!
おまけ
それにしても、久しぶりに面白い作品に出会いました!
激しい戦闘シーンの間にコミカルな部分が入ってくるのも洒脱が効いてて面白いです
時間帯も東京MXは23時台で放送されており、新規顧客を増やすには絶好の放送時間です