今回は浦和レッズのお話ですが
明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップ決勝第2戦『浦和レッズvs鹿島アントラーズ』戦がありました
ルヴァンカップを優勝し10年ぶりの国内タイトルを獲り、年間勝ち点1位も獲得し、リーグタイトルを獲るべく、チャンピオンシップ第1戦をアウェイで1-0で勝利し、ホームで第2戦を迎えましたが…
結果ですが…
明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップ 決勝 第2戦
2016年12月3日(土)19:35キックオフ・埼玉スタジアム
2016年12月3日(土)19:35キックオフ・埼玉スタジアム
浦和レッズ 1-2鹿島アントラーズ
得点者:7分 興梠慎三、40分 金崎夢生(鹿島)、79分 金崎夢生(鹿島)
入場者数:59,837人
浦和は興梠が先制点を取るものの、速攻とミスが絡んで2失点し、2戦合計でアウェイゴール差で準優勝となりました
これで年間勝ち点1位は浦和だったものの、鹿島が優勝したため3位から1位になり、浦和が2位、川崎Fが3位と、それぞれ順位を落とすことになりました
3位のチームは失うものがなく、1位のチームはアドバンテージがほとんどない、リーグ戦年間勝ち点1位の価値をなくすCSというシステムが今シーズンで終わることだけが救いです
さて、負けたからこそ課題整理ですが、まず2点与えなければ浦和は優勝する状況で、何故バックラインを上げてリスクを冒して浦和が攻めていったのかが理解できません
1失点目は鹿島のロングボールに宇賀神が裏を取られ、森脇のカバーリングが遅れ金崎に決められましたが、そもそも裏を取られるほどバックラインを上げる必要はない試合でしたが、こういう部分の意思疎通がうまくできていませんでした
正直前半の鹿島は速攻しかいい形がない状況で、いつものように攻めの時に前線5枚を並べる必要性はなかったです
しかも2失点目は槙野が背後に鹿島の選手が走っていることを知らずにスルーしてしまって結果PKに…
セーフティファーストだったら槙野がクリアすべきでしたし、日本代表らしからぬ失態のプレーでしたなりました
ここも、本来DFラインを高く上げる必要がないですし、1失点目同様、鹿島の速攻で決められる最悪の展開でした
そして、大事な試合で点が取れない『背番号9』の存在も、厳しい意見ですが言わないといけません
ロスタイムのフリーのシュートを外したシーンは、昨年のCS準決勝のガンバ大阪戦を見たようでしたが、福田・永井・原口と『背番号9』は浦和の顔ですし、結果を出してほしかったです
残念ながら、現在の背番号9は、こういう重要な試合の経験値がまだ足りないということですかね
そんな形で、とにかく今日はミスが多くこれでは試合になりません
それもリーグ最終戦とCSの間隔が空きすぎて、試合勘を取り戻す前にCSが終わってしまった形になりました
来年はCSがなくなりますので、またリーグ戦で1位を取って、来年こそ優勝しましょう
ではまた
おまけ
これでリーグ戦勝ち点59で3位の鹿島が、リーグ戦勝ち点74の1位の浦和を逆転することになりましたが
鹿島はCSで優勝しただけであって、年間勝ち点1位になったわけではないです
勝ち点15差(5勝分)の差があったうえでのCSですし、勝ち点は実力で勝ち取ったものですので、浦和の選手は下を向く必要はないですし、来年度こそ年間1位で優勝しましょう