今回はサッカーのお話ですが、サッカーのサポーターを題材とした高田桂さんの作品『あけがらすのランデブー』を買ってきました!
作者の高田桂さんは『サポルト!』の作者ですが、サポーター目線で描かれる斬新なサッカー漫画は本当に面白いです
この作品もなかなか購入できなかったので、やっと手に入れられて嬉しいです
話の内容としては、かつてJ1の強豪で、今はJ2に降格し、なかなか昇格できないチームのサポーターの兄と、サッカーとは無縁の妹の物語ですが、解釈や目線が面白ったです
特に妹が日本各地に応援に行く兄に『サポーターって楽しい?』と聞くシーンがありましたが、聞く気持ちもわかる気がしました
一般の人にとってみたら、何で日本各地に応援に行くのか理解できないですよね
あと胸に突き刺さるセリフとして、妹の問いに兄が『勝った試合のことはすぐに忘れるのに、負けたことはずっと覚えている』という因果なものであるというセリフは非常に気持ちがわかります
サポートしているチームが負けると、次の試合まで気分が落ち込みますし、私生活にも影響が出るんですよね…
これはサポーターにならないと分からない感情だと思いますし、しかもこのセリフの後の展開は題名にまつわる流れで面白かったです
今後も高田桂さんのサポーター目線の作品に期待したいです
ではまた
おまけ
ちなみに、作者の高田桂さんの漫画『サポルト!』の1シーンで『世界一アキらめの悪い場所、それがゴール裏だ!』という言葉は名言ですね
どんな場面でもゴール裏が諦めずにサポートするから、選手も諦めずに戦いますし、常に選手とサポーターは共闘体制でありたいですね
そして、ゴール裏の雰囲気がスタジアム全体に広がれば、強さは何倍にも増しますので、そういう応援をしていきたいですね