今回は綾乃となぎさの決勝の中盤まででしたが、試合のシーンや心理戦を含めて、7話に続き神懸っていました
強さによって自我を保っていた綾乃が、なぎさの全力プレーで劣勢になり、精神的に追い詰められ、魔王から弱さを見せる人間に戻る流れは秀逸でしたし
才能だけでは勝てないことを、なぎさの全力プレーで気づく綾乃と、1人で抱え込みがちだった綾乃が、会場の声援に勇気付けられる展開もよかったです
『はねバド!』12話感想
綾乃は試合を重ねるごとに『勝利至上主義』の強気なセリフを言うようになりましたが、そのセリフは負けた時の恐怖の裏返しであることが今回よくわかりましたし
綾乃は自分が弱いから母に捨てられたという苦しい経験があることから、勝ち続けることで自分のプライドを保っていたようです
そして精神的には追い付いたなぎさが優勢ですが、終盤に会場の声援を味方につけた綾乃の逆襲がはじまります
さてそんな12話でしたが、追い詰められた
綾乃がどうなっていくのか気になりますし…
次回以降も目が離せません
ではまた!
おまけ
ちなみに気弱なキャラが試合になると豹変し能力を発動する流れは『咲』にも似ているといわれていますがわかる気がします…
咲も本人はその気がなくても周りから見たら『バケモノ』の類の能力を持っていますし、そういうギャップがまた魅力なのかもしれませんね
本当に久しぶりに次回が楽しみな作品が出てきてくれて嬉しいです