今回は『浦和レッズ』についてですが
ACLラウンド16第2戦『浦和レッズvs蔚山現代』戦がありました
第1戦を1-2で負けた浦和が、アウェイ第2戦で少なくとも2得点必要な試合でしたが…
その結果は
AFCチャンピオンズリーグ2019 ノックアウトステージ ラウンド16 第2戦
得点者 41分 興梠慎三、80分 興梠慎三、87分 エヴェルトン
入場者数 3,140人
※この結果、ノックアウトステージ 準々決勝進出が決定。
2019年6月26日(水)20:00キックオフ・蔚山文殊フットボールスタジアム
蔚山現代 0-3 浦和レッズ
入場者数 3,140人
※この結果、ノックアウトステージ 準々決勝進出が決定。
浦和はアウェイながら勇敢に攻めの姿勢を貫き、前半に興梠が先制点を奪うと…
後半守りに入った蔚山を攻め立て、途中交代で杉本を入れて前線の高さを強化、長澤を入れて4バックと、大槻組長が次々と戦術を繰り出し、最後は杉本の裏から抜け出した興梠が決めて2-0、そして杉本の落としにエヴェルトンが決め3-0で浦和の勝利!これでラウンド8へ進出決定です!
今日のスタメンはマウリシオを戻し、杉本に替えてファブリシオを入れてきました
今日の布陣
興梠
ファブリシオ 武藤
山中 宇賀神
エヴェルトン 青木
槙野 マウリシオ 岩波
西川
試合内容としては、浦和は2点を取るという明確な目標があり、逆に蔚山は攻めるのか守るのか中途半端な状況で、浦和が序盤から攻め立てると…
前半宇賀神のセンターリングに興梠が合わせて1-0で浦和がリードします
この時点では2試合合計で2-2、アウェイゴール差で蔚山が勝ち抜けですが、明らかに蔚山が混乱しだしていました
後半になると完全に腰が引き出した蔚山を浦和が攻め立て、蔚山の選手が時間稼ぎをしだした時点で蔚山に攻めの姿勢がないと大槻組長が見抜くと…
大槻監督は残り15分で杉本・長澤を入れ3バックから4バックに変更し『猛攻』のメッセージを浦和の選手に送ります
相手が引いたところで4バックに変更と、大槻組長が勝負に出ました
4バック時の布陣(4-4-2 興梠下がり気味)
杉本
興梠
武藤 長澤
エヴェルトン 青木
山中 槙野 マウリシオ 宇賀神
西川
そしてこのシステムチェンジが功を奏し、浦和の戦術変更についていけない蔚山がズルズルとラインを下げると、マウリシオが中盤まで上がることができ、そのセンターリングを杉本が囮となり、裏から走ってきた興梠が決め2-0とし、最後はエヴェルトンが決め3-0と浦和の完勝でした
繰り出す戦術すべて効果的で、蔚山を無力化することに成功した大槻組長…相当の策士ですね
そして状況に応じた戦術変更の意味を理解し、勝ち切った浦和の選手たちのプレーにも拍手を送りたいです
さて各種参戦お疲れ様でした
今日の試合はとにかく2点とって勝つことが絶対条件でしたし、きっちり完遂したことは浦和の選手を褒めてあげたいです
これでラウンド8進出ですが、浦和の底力があればどんな相手でも闘っていけますし、次の試合も楽しみです
ではまた
おまけ
それにしても杉本や山中がフィットしだし、ファブリシオも復帰と、浦和の戦力がどんどん上がってきていますね
リーグ戦と並行の戦いですが、大槻組長に代わり今まで控えの選手にチャンスが巡ってきて、しかも期待に応えそれをものにしている流れは素晴らしいですね
今日の途中出場の杉本も高さという武器を生かしていましたし、リーグ戦でもうまく選手を起用して大槻監督の力を存分に発揮してほしいです