『クドへの声援』
どんなに目を背けても
クドはきっと『本当の気持ち』を消すことは出来ないよ
クドは心の底から『宇宙に憧れて』いるんだ!
お母さんみたいにならなくていいんだ!
ぎこちなくても・・・不器用でも・・・
クドは『自分の出来ること』を探せばいい!
クドはクドらしい歯車になって・・・
『宇宙の夢』を追い続ければいいんだよ
さて『宇宙飛行士で憧れの母』との想い出を捨てようとするクドに対して、理樹が『クドの本当の心』を呼び覚ます・・・
クドルートの分岐場面から始まりましたが・・・
リトルバスターズ! 22話『わたし、必ず戻ってきます』レビュー!
ゲームブランド『Key』のビックタイトルがとうとうテレビアニメ化!
製作スタッフ
原作:Key
キャラ原案:樋上いたる・Na-Ga
監督:山川吉樹
シリーズ構成:島田満
シリーズ構成:島田満
キャラデザ:飯塚晴子
アニメ制作:J.C.STAFF
アニメ制作:J.C.STAFF
音楽:折戸伸治・麻枝准・戸越まごめ・PMMK・三輪学
OP:Little Busters! (Rita)
ED:Alicemagic (Rita)
ED:Alicemagic (Rita)
- キャスト
直枝理樹 : 堀江由衣
棗 鈴 : たみやすともえ
棗 恭介 : 緑川光
井ノ原 真人 : 神奈延年
井ノ原 真人 : 神奈延年
宮沢 謙吾 : 織田優成
神北 小毬 : やなせなつみ
三枝 葉留佳 : すずきけいこ
三枝 葉留佳 : すずきけいこ
能美 クドリャフカ : 若林直美
来ヶ谷 唯湖 : 田中涼子
西園 美魚 : 巽悠衣子
西園 美魚 : 巽悠衣子
笹瀬川 佐々美 : 徳井青空
この作品は2007年7月ゲームで発売され、歴代のKey作品同様、当然京アニでのアニメ化を期待され続けましたが・・・
『京アニ』が多忙のためスケジュール予定を組めず・・・
最終的には『J.C.STAFF』がアニメ化を射止めました!
『Kanon』『AIR』『CLANNAD』と京アニ作品で作られましたが・・・今回とうとう違う製作会社に!
Key作品では『Angel Beats!』が『P.A.WORKS』で製作され大成功しましたし・・・
『J.C.STAFF』もかなりの意気込みで作ってくれているようですので楽しみにしてました!
『鍵っ子待望』のアニメ化です!
さて、22話はクドルート分岐回ですが、冒頭は前回の続きで、クドの母親が乗る『ロケット爆破』が語られ・・・
その後生存者の情報もなく、渡航も出来ない状況に・・・
ロケットが爆発する映像を見てショックで倒れこんだクドには辛い展開・・・
こんな状況に理樹は『なんで僕らにこんなに大きな問題が降りかかってくるんだ』と嘆きますが・・・
恭介は『どんなことだって起こりうる』と前置きをした上で・・・
起きるまでは誰もそんなことが起きるとは思いもしない・・
起こったことは『必ず起こる』ようにできているんだ
大切なのは悲惨な出来事に打ちのめされないことだ
いつか乗り越えられると信じ続けることだ
と意味深な言葉を皆に語る恭介・・・
ここはクドの事象だけでなく『リフレイン』へのつなぎの言葉にもなってますね
その後、クドが意識を取り戻し『全てを思い出した』と皆に言った後・・・
『牢獄にいた』と語ります・・・
皆はクドが悪い夢を見たと思っているようですが、これでクドが『ループし続けて記憶が残っている』ことが判明します
なのでクドが全て思い出した後日、恭介がクドを諭したり・・・
理樹が『葉留佳と美魚に電話しても繋がらない』といった日常に改変が起きだすことにも繋がります・・・
リトバス全体もクライマックスに向かっていくのがこの一連の表現で分かります
その後クドはテヴア大使館から極秘裏に帰国できるチケットをもらえることを告げられますが・・・
『母』と『今の境遇』を天秤にかけ、『帰るのが怖い』という理由で帰国を取り下げることに・・・
前へ進めないクド・・・
ただクドには他にも今でも後悔していることがあり・・・
それは『憧れの母と同じ宇宙飛行士』になるべく難関学校に行くものの落第し、学校から逃げてきたこと・・・
『母との思い出』も『夢』も全て捨てて逃げてきたクド・・・余計に辛さが増します・・・
そんな『母との夢を諦めようとしているクド』を見かねた理樹は・・・
冒頭の言葉でクドを励まし、勇気を持って前へ進む大事さを伝え・・・理解してもらいます!
理解してもらえたのもリトルバスターズで友情を育んだ仲間の理樹だからこそ・・・『クドの心の底』に訴えかけることができたんだと思います
最後はクドが旅立つシーンになりますが・・・
『別れ』ではなく『再び出会う』ことをミッションにする恭介とリトバスメンバー!
『戻る場所』があるからこそ、皆旅立てる・・・友情です!
さて22話はクドルート分岐回でしたが、クドルート上でもリトバス全体でもかなり濃い内容になってきましたね
原作ゲームの『クドルート』は『葉留佳ルート』同様、城桐央さんがシナリオですが、Mr.Tがプレイして『ラストのに向かっての濃いシナリオ』はかなり心に響いたのを思いだしました・・・
特に普段天真爛漫なクドのルートだけに、ラストに向けてのギャップに驚きましたからね・・・
あとBGMに麻枝さん作曲の『Song for Friends』のインストを流すなど、いい演出してましたね
Key作品の音楽は心に響きます・・・
あと流れる音楽で『場面の意味』が分かるのもいいですね
さて次回はとうとうクドルートクライマックス回ですね
次回以降の展開が楽しみです
ではまた
おまけ
今後、各キャラのシナリオに行く時に・・・
学園生活の『楽しさ』や『友情』が最後の支えになるので・・・今後も何気ない日常が重要な意味を持ちます
かなり丁寧に日常を描いてくれていて凄く良い構成だと思いますし今後も期待です!
あとここからは今後のクドルートのシナリオについて語りたいと思いますが・・・
来週まで知りたくない方はここまで!
ではまた!
次回予告を見ると、やっぱり牢獄シーンありのようですね
原作ゲームでは分岐シナリオの『行くor行かない』で内容がかなり変わるんですが、今回で『行かない』ルートはなくなりました
もちろん行かないとBADENDなんですけど・・・行かないを選択した後のシナリオが辛すぎなんですよね・・・
あと『行かないを選択したシナリオ』が、最近発生したアルジェリアの天然ガス関連施設で起きたテロ事件で・・・
人質となった日揮の邦人社員7人が死亡したと日本政府が発表したのと何だか重なってしまうんですよね・・・
亡くなられた邦人の方々の無念さを思うと胸が苦しくなりますが・・・ゲームで既に予言していたような気もします・・・
いくら日本が平和だといっても・・・
世界に目を向ければまだまだ『貧困・戦争・宗教』等の理由で不安定な国があることをもっと知らないといけないと感じましたし・・・
たぶんテレビでは描かれない『行かないルート』を、原作プレイをしていない人にはぜひともやってみてほしいと思いました・・・
あとは『行く』という選択した場合のクドルートラストを・・・
原作未プレイの方々がどう感じるのかも興味があります
クドルートラストは、ある意味一番『Keyらしい』展開だと私的に思っているので・・・そういう意味でも未プレイの方の反応が楽しみです
リンク集
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連続小説「Rush In!」
麻枝さん&「Angel Beats!」関連
Liaさん関連
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