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【プロセスより成果】『もしドラ』第7話『みなみは成果について考えた』レビュー♪(今回は『成果』についてのお話ですが、厳しいようでこれが『社会人として一番必要な考え』であり奥の深い言葉です)

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『プロセス』より『成果』
 
 
 
 
 
 
 
野球部のマネージャーとして『結果』を大切にしないといけないと思うの!
 
 
 
 
 
 
 
『マネジメント』にはこうあるの
 
 
 
 
 
 
 
組織の関心を『努力ではなく成果』に向けなければならない
 
 
 
 
 
 
 
『成果』こそすべての活動の目的である
 
 
 
 
 
 
 
『成果よりも努力が重要』であるかのごとき錯覚を生んではならない
 
 
 
 
 
 
 
仕事のためではなく成果のために働き
 
 
 
 
 
 
 
過去ではなく未来のために働く能力と意欲を生み出さなくてはならない
 
 
 
 
 
 
 
 
だから私にはやっぱり『成果よりも努力が重要』だと言うことはできない
 
 
 
 
 
 
 
 
私にはマネージャーとして『野球部に成果を上げさせる責任』があるわ!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
野球部を甲子園に連れて行って・・・感動を与えること・・・それが私の責任なの!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
その立場の人間が『結果ではなくプロセスを大事にする』というのは真摯さに欠けると思うの!
 
 
 
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さて、今回は『成果』についてのドラッカーの言葉から始まりましたが
 
『もしドラ』第7話『みなみは成果について考えた』レビュー!
 
 
 
 
 
 
『もしドラ』とは、平成23年4月現在で電子書籍合わせて販売部数250万部突破小説
 
 
 
 
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
 
 
 
 
という岩崎夏海さんが著書の作品の省略名です!
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さて今回のあらすじとしては、夕紀が今までのみなみの行動に感謝しながら・・・もし甲子園に行けなくてもみんなが頑張った『努力が大事という言葉に対し・・・
 
 
『成果が重要』と考えるみなみ! 
  
 
冒頭のドラッカーの言葉にあるように『努力自体が目的』という錯覚を避けたいようです
 
 
 
 
 
 
 
 
一方野球部は『ノーバント・ノーボール作戦』で快進撃!
 
 
高校野球にイノベーションを与えます!こうして『マネジメント』を使って野球部を改革していくみなみ!
 
 
ドラッカーの言葉をうまく応用してますね! 
 
 
 
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今回は準決勝進出で終了!
 
みなみの言う『プロセスより成果』の大切さがピックアップされた回でした!
 
 
『成果』という言葉自体厳しいようですが・・・実はこれが『社会人として一番必要な考え』なんですよね・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
というのも、例えばよくアニメやゲームで『売れなくても内容の良い作品』とか言われるのがありますが・・・
 
 
 
『会社から収入を得る社会人』が製したものが成果が出ず『努力して作ったけど売れませんでした』じゃ話にならないですよね・・・
 
 
 
成果が出なければ販売戦略が間違っていたとしか言えませんし・・・その会社の死活問題になりかねません・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
こう見るとドラッカーの言葉は『迷った人への指針』になってるんですよね
 
 
日本人の古き良き『温情』も大事ですが・・・『結果』という目標をきちんと示すのが会社の役割であり組織の考え方なんですよね!
 
 
これがグローバルな考え方なんですね・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さてMr.Tは既に『もしドラ』読んでますが・・・次回以降クライマックスになります!
 
 
未読の方は今回の夕紀とみなみの会話を覚えておいて欲しいと思います!
 
 
意味は次回以降に分かりますので!
 
 
 
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ではまた!
 
 
 
 
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  おまけ  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さて、以前も特集を組みましたが『もしドラ』の題材になったのは経営学者の『ピーター・ドラッカー』という方です! 
 
 
ご本人は2005年に亡くなられていますが、亡くなってなお経済界や産業界の重鎮をはじめとする世界中の多くの熱心なファン(ドラッカリアン)がいる経営学者です! 
 
 
以前週間ダイヤモンドドラッカー特集があったので買ってみたのですが表紙のドラッカーを見るとすごく愛嬌がありそうな人ですよね!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そのドラッカーの哲学ですが、『何故そんなにファンがいるのか?』が良く分かるものとして・・・
 
『ドラッカリアン』が選んだ名言というのがあるので『TOP5+α』をご紹介します!
 
早速1位からご紹介しますと・・・
 
 
 
 
 
 
1位 『企業の目的は顧客の創造』
 
 
・企業は社会の機関であり、目的は社会にある
 
 
これは企業として一番大事な『顧客の創造』です!客なくして商売なしですのでこれは基本ですね
 
 
 
 
 
 
 
2位 『我々の事業は何か』
 
企業の使命を考える時『出発点は顧客』しかない
顧客を満足させることこそ企業の使命である
 
これも商売の基本ですよね!顧客に幸せを売るのが企業ですからね
 
 
 
 
 
 
 
 
3位 『知りながら害をなすな』
 
・プロたるもの顧客に対して必ず良い結果をもたらすと約束することはできない
最善を尽くすことしか出来ない
・ただ知りながら害をなすことはしないとの約束をしなければならない
 
これは『損をすると知っていてお客に勧める』のはダメということですよね!2位と重なりますが『顧客の幸せ』が第1のドラッカーにとって『騙す』のは最も忌むべきものなんですよね・・・
 
 
 
 
 
 
 
4位 『自らの強みに集中する』
 
・不得手なことの改善にあまり時間を使ってはならない
無能を並の水準にするには、一流を超一流にするよりもはるかにエネルギーがかかる
 
 
これは『もしドラ』の根底に流れるものですね!
人それぞれの『強み』を生かすことが大きな力となるとドラッカーは言ってますね
 
 
 
 
 
 
 
 
5位 『明日のために昨日を捨てる』
 
・イノベーションを行う組織は昨日を守るために時間と資源を使わない
昨日を捨ててこそ、資源、特に人材という貴重な資源を新しいもののために解放できる
 
 
これは変化に対処するのではなく、自ら変化をつくりだせということですね。
 
 
 
 
7位 『まずは時間からスタートせよ』
 
・成果をあげる者は仕事からスタートしない。時間からスタートする
・計画からスタートしない。何に時間をとられているかを明らかにするところからスタートする。
・次に時間を管理するべく時間を奪う非生産的な要求を避ける
・最後に得られた自由な時間を大きくまとめる
 
 
時間管理術の名言ですね。時間を浪費していては自らの成長はできません
 
 
 
 
 
 
9位 『真摯さこそ不可欠』
 
仕事をする上で、スキルの向上や仕事の理解では補うことができない根本的な資質が必要である。それは真摯さである
 
ドラッカーは仕事に対しては真摯たれと言ってます。私もリーマンですが、真摯な人とは信頼関係が築けますよね
 
 
 
 
 
 
20位 『明日のために今日何をなすか』
 
不確実な明日のために今日何をすべきかが問題である
 
これは真実ながら耳が痛いですね^^;・・・不確実な明日ではなく今日できることをするということが大事なんですよね・・・
 
 
 
 
 
 
25位 『成果をあげるのは才能ではない』
 
・成果をあげる人とあげない人の差は才能ではない
いくつかの習慣的な姿勢と、基礎的な方法を身につけているかどうかの問題だ
 
 
ここではドラッカーは才能が成果をきめるのではないと言ってますね!私のような凡人には勇気づけられる言葉です!
 
 
 
 
 
 
 
など・・・他にもたくさんの名言がありますがこれらを見ていきますとドラッカーの哲学は・・・
 
 
『顧客の幸せ』
『仕事に対する真摯さ』
『自分の強みを生かす』
 
 
などごく身近で基本ながら『人の可能性』を大切にしている方なんだなぁと分かりますよね・・・
 
 
経営学者というと堅苦しい用語ばかり想像しますがドラッカーの言葉はひとつひとつが分かりやすく実践しやすいのが魅力ですよね!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そんなドラッカーを題材にした『もしドラ』のアニメ・・・楽しみですね!
 
NHKや製作会社のプロダクションIGがどのように料理してくるのか・・・期待してます!
 
 
 
ではまた!
 
 
 
 
 
  
 
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