今回はミカが『ガンダム・バルバトス』を機動し仲間を助ける話でしたが…
『生命に関わることを承知』の上で『仲間の為に身命を賭して敵と戦う』シーンは胸が熱くなりました!
1話に続き非常に熱い展開で、今後の展開が気になる久しぶりに見応えのあるオリジナル作品になりました
スタッフ
企画:サンライズ
原作:矢立肇・富野由悠季
監督:長井龍雪、
シリーズ構成:岡田麿里
シリーズ構成:岡田麿里
キャラデザ原案:伊藤悠
キャラデザ:千葉道徳
音楽:横山克
製作:MBS・サンライズ
音楽:横山克
製作:MBS・サンライズ
何と言っても『長井龍雪×岡田麿里』の『あの花・ここさけ』コンビの作品ということで期待したい作品です
今まで『青春群像モノ』の作品を作られていた2人がガンダムでどのような作品を作るのか気になります!
ガンダムにどんな新風を吹き込んでくれるのか楽しみです
2話は火星都市クリュセを独立させようとする少女、クーデリア・藍那・バーンスタインの護衛任務を受けたミカ達が敵のモビルスーツと戦うことになり絶体絶命の中…
CGS基地の動力炉として安置・利用されていた厄祭戦時代のモビルスーツ「ガンダム・バルバトス」をミカが起動させ敵を破壊する展開に
バルバトスは『攻殻機動隊』のように、ガンダムの端末情報を神経に直接リンクする方法のようですが、情報量が多すぎると体に負担がかかるため人道に反する機体のようです
そして戦闘シーンですが非常にシャープでカッコいいですし、鳥肌モノでした!ここらへんのこだわりはさすがサンライズと思わせるものでした!
そして旧型ガンダムでの戦闘なものの、人道に反する『システムと神経の直リンク』故に動きが最新型の敵のモビルスーツより早く、性能の面では負けません
ただし、ミカの体への負担は大きく、結局敵が撤退すると同時に気を失うミカ…
一方、火星の子供達を守るために独立運動を起こしたクーデリアは、今回自分のせいで大勢の子供の死人を出したという矛盾に苦しみ後悔しますが…
正気に戻ったミカは、仲間は『お前のため死んだのではない』と、クーデリアの思いあがりに注文をつけます…
死はあくまで『個人の意思の結果』という考えのミカ…生きることの大事さを良く知るミカだからこその死に対しての深い言葉ですね…
さてそんな2話でしたが、1話同様絵コンテ・演出に長井監督が絡んでましたが魅せ方が上手かったですし…
そして脚本が『あの花・ここさけ』など人気作を作ってきた岡田麿里さんだけあって『視聴者を作品へ惹き込む技術』には参りました!
しかも1話から続くサンライズの丁寧な作画…良いマッチングですね!
そして注目の3話のタイトルが『散華』と、『結城友奈』にも出てきた言葉を使うあたり非常に気になりますし…
『散華』という言葉自体も『若者の死』という意味もありますし、一波乱ありそうですね
こういう『人間の根幹』に真正面から取り組みアニメってなかなかないですし、だからこそ期待したいです
来週も楽しみです!
ではまた!
おまけ
そういえば先日『アニメ業界のマーケティング』の話をしましたが、やっぱり骨太なオリジナルアニメは見るものを弾きつけますし面白いですね
そして時間帯も『多くの人が見る日5』というのは多くの新規アニメファンを取り込むのにベストですし、しっかりとした作品作りはアニメの価値を高めます!
今後もこうした取り組みを是非ともテレビ局と一緒にアニメ業界も作り上げて欲しいと思います